全国のドクター13,760人の想いを取材
クリニック・病院 156,870件の情報を掲載(2025年6月07日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 久留米市
  4. 津福駅
  5. 医療法人 近藤歯科医院
  6. 近藤 洋介 院長

近藤 洋介 院長の独自取材記事

近藤歯科医院

(久留米市/津福駅)

最終更新日:2025/01/15

近藤洋介院長 近藤歯科医院 main

西鉄天神大牟田線津福駅から歩いて約15分、40年以上にわたって地域の歯科医療に貢献してきた「近藤歯科医院」。2024年1月からは先代の後を継ぎ、近藤洋介院長が2代目として診療に取り組んでいる。歯周病治療をベースとしながら、保険診療で歯の欠損を補う歯牙移植に対応している他、良好な口腔環境を保つためのメンテナンスに注力。さまざまな角度から地域住民のお口の健康に寄与することをめざしている。またホワイトニングなどのケアもスタートし、幅広い世代の診療のきっかけづくりに努めている。「このクリニックに来ればなんとかなると思っていただけるような場所にしていきたい」と意気込む近藤院長に、これまでの経歴やめざすクリニック像、診療の特徴などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2024年12月19日)

父の後を継ぎ地域医療に貢献していく

先生のこれまでのご経歴について教えてください。

近藤洋介院長 近藤歯科医院1

歯科医師の父親の姿を見て育ってきたので、子どもの頃から漠然と歯科医師になるものだと思っていました。自分もいつか歯科医師になるんだろうなと。実際、大学に入ってから改めて歯科の面白さを実感し、今では仕事が趣味のような感じでのめり込んでいる状態です。福岡歯科大学医科歯科総合病院の歯周病科で研修をし、これまで一貫して歯周病治療の勉強には力を入れてきましたね。福岡市内や久留米市内の歯科クリニックで勤務し、子どもからご年配の方まで幅広く治療経験を積ませていただき、2024年1月に父の後を継いでクリニックを継承しました。

2代目として、どのようなクリニックしていきたいですか?

もともと自分でクリニックをつくるか、継承をするかで迷っていたのですが、父の病気をきっかけに後を継ぐことになりました。それから約1年が経ち、漠然と地域医療に対する想いは強くなっていったように感じます。患者さんに最適な治療を提供できるよう努め、予防にも力を入れながら患者さんの口の中の環境をより良くしていく。その輪がこのクリニックを中心に地域、そして久留米市に広がっていくように、どんどん波及していけばうれしいですね。継承し、義歯でお悩みの方や全身疾患を抱える患者さんがいらっしゃる中で、私自身成長を実感しているところです。

患者さんは地域の方が多いのでしょうか?

近藤洋介院長 近藤歯科医院2

そうですね。もちろん遠方から来られる方もいらっしゃいますが、父が開業したのが1977年。この地域で40年以上診療を続けてきましたから、ずっと来てくださる地域の患者さんも少なくありません。年齢層も高いのでかぶせ物が取れた、詰め物が取れた、義歯が合わないといった相談が中心です。一方、意外と定期検診を受けたいと、新たにご来院いただくことも多いんですよ。歯周病治療に力を入れてきましたし、ホワイトニングなどの相談にも対応できるようになりましたから、若い方や働き盛りの世代、お子さんや親御さんなどにもたくさん来ていただきたいですね。

歯牙移植や歯周病治療などに注力

得意な診療、今後注力していきたい診療についてお聞かせください。

近藤洋介院長 近藤歯科医院3

現在はインプラント治療を行っていないのですが、歯を失ってしまった際の選択肢として歯牙移植という治療には力を入れていきたいと考えています。歯牙移植という治療方法自体を知らない方も多いので、適用できる症例の場合には積極的にご提案していきたいと思います。また歯牙移植に限らずインプラント治療を受けられるという方も含め、すべての基盤となる歯周病治療は大切にしていきたいですね。それに付随する形で、歯周病の改善を図り、その状態を安定させ維持していくためのメンテナンスにもつなげていきたいという想いがあります。歯科に来るきっかけはたくさんあったほうが良いですし、ホワイトニングのようなケアにも注力していきたいと思います。

歯周病治療が歯科治療の土台になるとのことですが、その理由を教えてください。

例えば、どれだけ良い家を建てたとしても地盤がしっかりしていないと倒れてしまいますよね。それと同じようにお金をかけて良い治療をしたとしても、歯の土台となる歯茎や骨の状態が悪ければ意味がありません。ですから歯茎や骨に影響を及ぼす歯周病の安定を図るなど、土台を整えることが重要です。当クリニックではまず歯周病治療に取り組んでから、欠損を補うような治療、患者さんの望む治療などを行うようにしています。歯周病治療に関しては初期治療だけではなく、外科的なアプローチや骨の再生治療にも広く対応しています。

なかなか耳にしない歯牙移植とはどんな治療なのでしょうか?

近藤洋介院長 近藤歯科医院4

歯が折れてしまった、虫歯で歯を失ってしまった人に対して、ご自身の親知らずなどの過剰歯を移植する治療です。保険診療で対応できる他、ブリッジや入れ歯のように他の歯を削ったり、負担をかけたりしないというメリットがあります。また細菌に対する抵抗性が高いと考えられているため、歯周病予防の観点からも推奨しています。ただ歯牙移植は、歯周病で歯を失ってしまったケースには適用が難しくなります。歯牙移植が適用できる場合なら、歯牙移植を試してからインプラント治療を受けても良いのではないかというのが私の考えです。歯牙移植の治療方法は多くの方が「そんなことができるんですか?」と驚かれるかもしれません。移植後の満足度も高いと思うので、もっとたくさんの方に歯牙移植を知ってもらいたいですね。

治療の不安を払拭するため説明を大切に

患者さんと向き合う際に大切にしていることはありますか?

近藤洋介院長 近藤歯科医院5

やはり不安を与えないように治療していくことが大事だと思っているので、しっかりとお口の中の現状と治療方法を説明することを大切にしています。お子さんだと特に歯科は怖い所でしょうから、どれだけ不安を払拭できるかが鍵。歯科医師と患者さんというよりは、まずは友達になることを目標にしています。友達になってから、お口の中を見せてほしい、お口の中に手を入れさせてほしい、そしてやっと歯を触る。なので、歯磨きだけで終わって、治療はしない場合もあります。それは大人の患者さんも同じで、必要に応じて時間を取ってゆっくりとお話しすることを心がけていますね。

健康なお口をつくるために、メンテナンスにも取り組んでいらっしゃいますね。

メンテナンスは、単に歯石の除去を図ることや歯をきれいにすることが目的ではないのですよ。定期的にメンテナンスをしていただくことで、患者さんの口内の小さな変化に気づけたり、早期に対応することができたりすることにつながると考えています。そして、何よりその変化がなぜ起きてしまったのか、原因を追求することも大切にしています。また同じトラブルが起きないよう努めています。虫歯や歯周病、あるいは歯の欠損を治療し、その状態の口腔環境をいかにキープしていくかが、メンテナンスにかかっていると言っても過言ではありません。特に歯周病に関しては継続して診ていくことが重要ですから、治療後にはメンテンナンスのために通院していただくようお願いしています。

最後に今後の展望を含めて読者の皆さんにメッセージをお願いします。

近藤洋介院長 近藤歯科医院6

歯のことに関してはこのクリニックに来れば「なんとかなる」と思っていただけるような場所にしていきたいですね。そのためにはいろいろな治療に対応できるようになっていく必要があります。ですからインプラント治療はもちろん、矯正治療などにも応えられるようにしていきます。できるだけたくさんの人の治療に対応していきたいというのが私の身上なので、予約がいっぱいの場合でも気兼ねなくご相談ください。また基本的には1つの治療法だけではなく考え得る選択肢をご提案します。それぞれのメリット・デメリットをお伝えし、患者さんにご納得いただいてから治療を行うのが当クリニックのスタイルです。いきなり治療するということもありませんので、安心してご来院ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング(2回)/3万円〜、ホームホワイトニング/3万3000円〜

Access