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近藤 英紀 院長、近藤 光 副院長の独自取材記事

近藤歯科医院

(鳥栖市/鳥栖駅)

最終更新日:2025/09/29

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院 main

鳥栖駅から車で約5分、のどかな田園風景の中にある「近藤歯科医院」は1987年の開業した歯科クリニックだ。地域住民を中心に虫歯や歯周病の治療はもちろん、セラミック治療、インプラント治療、マウスピース型装置を用いた矯正など、審美面をカバーした自由診療まで、さまざまな選択肢を提供し、生涯にわたって通い続けられる歯科クリニックをめざしている。診療するのは近藤英紀院長と息子の近藤光副院長。「コミュニケーションを大事に、何かあったらここに行きたいと思ってくれるような歯科クリニックに」と笑顔を見せる英紀院長と、「お口のトラブルがあれば少しでも手助けをしたい」と意気込む光副院長に、歯科クリニックの特徴や診療において大切にしていることなどについて詳しく話を聞いた。

(取材日2024年12月27日)

親子で地域住民の歯の健康を守る

開業から30年以上がたちますが、まずは英紀院長のご経歴を教えていただけますか?

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院1

【英紀院長】24歳で福岡歯科大学を卒業し、約5年間、門司歯科医院で勤務しました。当時は開業するのが当たり前の時代。大学に残るのは100人中十数人という時代だったんですよ。一般歯科の技術を磨き、1987年に地元の鳥栖市にこのクリニックをつくりました。2011年に移転をして今の形になりましたが、当院は田園に囲まれた地域のクリニックですから、ご高齢の方からお子さんまでさまざまな方にご来院いただきました。開業から30年以上がたちますが、今でも当時から来ていただいている患者さんもいらっしゃって、歴史を感じています。

光副院長は2022年からこちらに戻ってこられたそうですね。

【光副院長】父の姿を見てきたので、小さい頃から歯科医になるんだと思っていたようです。高校生の時にいよいよ進路を決めるところで、あらためて歯科医になろうと決意し父と同じ福岡歯科大学に入学しました。大学卒業後は福岡歯科大学医科歯科総合病院の小児歯科で技術を磨き、以降は一般歯科で研鑽を重ねました。幅広い診療ができるようにと保険診療を中心に学んできましたが、さらに患者さんの期待に応えるため、ここ5年ほどはインプラント治療や審美歯科など自由診療にも注力しています。2022年から近藤歯科医院で副院長を務めるようになりました。将来的にはクリニックを継承するため、診療だけではなくさまざまな経験を積んでいるところです。

診療においてお2人が大切にしていることを教えてください。

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院2

【英紀院長】どんな仕事でもそうですが、大切なのは人と人とのつながり。信頼関係が基本だと思っていますので、受診いただいた患者さんとは腹を割って話し、診療方針に納得いただいてから治療を行います。いらっしゃる方の多くは近隣の方たちですから難しい言葉は使わず、治療の説明をする時も方言を交えた親しみやすい言葉でお話ししています。気楽なコミュニケーションが大事だと思っているのです。
【光副院長】できるだけ患者さんの要望に応えられるように話をよく聞くことを大切にしています。時には対応が難しいケースもあるため、できないことはできない理由とともに「できませんよ」とはっきり伝えていくようにしています。あとはなるべく痛みのないように丁寧な治療を心がけていますよ。

保険診療から自由診療まで幅広くカバーしニーズに対応

今はどのような患者さんがいらっしゃっていますか?

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院3

【英紀院長】もともとは痛みや詰め物が取れたといった一般的な相談が多かったのですが、副院長が診療をするようになってからは歯並びなど審美的な相談も増え若い世代が多くなりました。開業当時から来ていただいている患者さんも多くいらっしゃいますよ。
【光副院長】これまでは保険診療がメインだったので、審美的なお悩みにも応えたり、インプラント治療にも取り組んでいったりしたいですね。比較的軽微な歯並びの矯正であれば、マウスピース型装置を用いた矯正にも対応しています。

さまざまな治療ができるクリニックですが、特に注力していきたい領域はありますか?

【光副院長】審美歯科の中でも、セラミック治療には力を入れていきたいです。保険診療でも白いかぶせ物はありますが、耐久性の面でセラミックは非常に優れています。自分の歯と同じ色で治療痕が目立ちにくく、審美歯科の領域だと思われる方も少なくありませんが、メリットは汚れがつきにくいこと。金属のかぶせ物と比べて虫歯や歯周病になりにくいという点を伝えていきたいですね。そのためには精密な治療が欠かせません。歯の削り方、かぶせ物の設計などは緻密に行っていますし、清掃性にも配慮して治療しています。単にきれいにするのではなく、長持ちさせることも大切ですから。インプラント治療やホワイトニング、ダイレクトボンディングなどもご相談ください。

痛みに配慮した治療にも取り組んでいらっしゃるそうですね。

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院4

【光副院長】患者さんが恐怖や不安を感じる最初の段階が麻酔なので、麻酔が痛くなければ「この先生に任せても大丈夫」という信頼関係につながるのではと考えています。麻酔を行う際には極力痛みを感じないように時間をかけてゆっくりと注射をするようにしています。麻酔に限らず、どんな治療でも時間をかけて丁寧に行うタイプです。
【英紀院長】やはり皆さん歯科は嫌いですよね。だから私は麻酔を打つ場合は「ちょっと痛いけどごめんね」と伝えて、精神的にできるだけ痛みを感じにくいよう声かけに努めています。

歯のことは何でも相談できるクリニックに

めざすクリニック像について教えてください。

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院5

【光副院長】地域密着型で皆さんに信頼いただけるクリニックにしていきたいですね。今後も診療の幅を広げながら、当クリニックでは対応できないワイヤー矯正や難しい外科処置などについては専門の歯科医師と連携するなど、どんなご相談でも対応できるようにしていきたいです。
【英紀院長】私自身、早い時期からお子さんのフッ素塗布を行うなど新しいものを取り入れてきました。ですからダイレクトボンディングなどさまざまな治療に挑戦していく副院長のスタイルを生かして、地域の皆さんに貢献できる歯科クリニックにしてもらいたいですね。

地域密着といえば、スポーツ選手のためにマウスガードを作製していらっしゃると伺いました。

【英紀院長】スポーツ選手のケガ防止のためにマウスガードを作っているのは、当クリニックの一つの特徴かもしれませんね。20年ほど前から取り組んでいるもので、サッカーや空手、野球、ラグビー、ボクシングなどのスポーツ選手を含め、さまざまな種目の選手向けにマウスガードを提供しています。地域貢献ではないですが、これからもこうした取り組みで皆さんを応援していきたいと思います。

最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

近藤英紀院長、近藤光副院長 近藤歯科医院6

【英紀院長】当クリニックはお口のことで何かあればすぐに相談できる場所。これまでどおりコミュニケーションを大事にしながら診療を続けていきますので、お気軽にご来院ください。
【光副院長】歯のことについては知らないことも多いでしょう。ちょっとでもおかしいなと感じたら、すぐにご来院いただき、皆さんの手助けができればと思っています。もちろんできること、できないことがありますが、専門の歯科医師へ紹介することもできますので何でもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万~60万円、セラミックを用いた補綴治療/5万~12万円、マウスピース型装置を用いた矯正/50万~80万円、ホワイトニング/3万円、ダイレクトボンディング/2万~3万円、スポーツ用マウスピース作製/2万円

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