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岡本 克彦 院長の独自取材記事

岡本歯科医院

(豊中市/庄内駅)

最終更新日:2026/03/10

岡本克彦院長 岡本歯科医院 main

1977年開業の「岡本歯科医院」は、阪急宝塚本線・庄内駅から徒歩3分。岡本克彦院長は70歳を超えてもなお、知識の習得に余念がなく第一線で地域の歯の健康を守り続けている。噛み合わせや歯周病は全身の健康に影響を及ぼすことから、患者の生活習慣に対してアドバイスも行っているという。これまで岡本院長が積み重ねてきた約半世紀への感謝、そして「相談できてよかった」と患者さんに思ってもらえる治療を実現するための歯科診療について話を聞いた。

(取材日2018年3月22日(記事変更日:2026年2月18日))

尽きぬ興味が支える半世紀の歯科診療

歯科医師をめざされたきっかけは?

岡本克彦院長 岡本歯科医院1

大学受験にあたって進学先は大阪大学と早い段階から決めていました。さまざまな進路に迷った時期もありましたが、最終的には歯学部に進むことを決めました。もともと機械作りをしたいと思っていたくらい手先を使う作業が好きだったのも理由の一つかもしれません。いろいろなことに興味があるのは学生時代も今も変わらないんですよ。

開業が1977年だそうですが、ここに開業するまでの経緯をお教えください。

大阪大学歯学部卒業後、5年ほど大学に残り、薬剤による痛みのコントロールについて研究していました。実験では思ったような結果が出なくて、臨床ならどうなのだろうかと疑問に思うようになったんです。当時、中之島に学舎があったので、通学・通勤途中にこの辺りをよく見ていて、たくさんのアパートがあってたくさんの人が住んでいるなと。万博があって大阪も盛り上がっている時期でしたから本当に活気がありましたね。知らない土地でもないですし、このビルの新築に合わせて開業しました。

これまでどんなことに興味を持って診療にあたってこられたのですか?

岡本克彦院長 岡本歯科医院2

さまざまなことに興味がありましたね。矯正も習いに行きましたし、子どもの歯がどんなふうに育っていくのかという研究もずいぶんしました。大学では補綴科に進んだので、入れ歯などその分野にも力を入れてきました。矯正での経験を積むにつれ今度は噛み合わせが重要ではないかと注力して学びましたし、また歯周病に関してもかなり勉強しました。インプラント治療が出てきた時も「よし、やってみよう!」と。月2回~3回、何かしらの講習会に行きまくっていました。そうやって少しずつ守備範囲を広げていきました。また糖尿病や透析の患者さんへの治療に関して注意すべき点、薬のセレクトなども昔から積極的に勉強していました。

噛み合わせと歯周病が及ぼす体への影響

特に注力してきた噛み合わせについてお教えください。

岡本克彦院長 岡本歯科医院3

正しい噛み合わせができていないことで起こる顎関節症は、無理に口を開けると周囲の筋肉を刺激して頭痛などが起こることもあります。当時は薬剤で痛みの緩和をめざすことしかできませんでした。20年以上前くらいから少しずつ試行錯誤してきて「こうすればこう動くようになる」と見えてきて、そのルーティンに従って進めれば口の開けやすさや痛みの緩和につながるとわかって、今はほとんど迷いなくできるようになりましたね。今では他の医療機関から「噛み合わせが原因かもしれないので診てほしい」と紹介で来られる方もいらっしゃいます。こうした痛みも、正しい噛み合わせにして軽やかに食べてもらえれば、痛みがかなり緩和すると思います。

体の不調の原因が歯や口にある可能性もあるのですね。その他にも原因となり得るものはありますか?

他に歯周病が挙げられます。アメリカから新しい歯周病治療法が入ってきて、いろいろと勉強しました。歯周病は口臭の原因となったり、歯がしみたり、噛むと歯が浮いたり。歯茎の色が悪くなり老けて見えることもあります。また、多くの患者さんを診察してきて、歯周病がある人は歯だけではなく全身的疾患が多い傾向があると思います。歯茎の毛細血管の中へ歯周病由来の影響因子が流れ出て、その影響が全身に及びます。ただでさえ血液循環に関しては気をつけなければなりませんが、歯がぐらついて痛いとなれば硬いものは避け、やわらかく血糖値が上がりやすいものを食べたくなる。そうして悪循環に陥るケースも多々ありますね。また、歯科衛生士さんの指導にも注力してやってきました。彼女たちのフォローがあるからこそ現在のように多くの方の歯周病治療が成立しているのですね。

歯やお口の健康は、全身と密接に関わっているのですね。

岡本克彦院長 岡本歯科医院4

体の健康のために、お口の健康を診てもらうこともお勧めしたいですね。一つ言えるのは、私たちは全員平等に年を取り、全身の筋肉も衰えるということです。でも食べるのだけは、毎食事のたびに300回から800回くらいは咀嚼して、顎の筋肉を鍛えているから衰えにくいのです。一方で骨や歯は確実にすり減り、割れ、弱ってきますよね。それをいかにバランス良く食べられるようにしてあげるかを考え工夫すべきだと考えています。もちろん歯と同様に内臓も弱りますから、成人病の具合によっても食べることの制限は発生します。車の両輪のように、歯が健康で何でも噛める、体が健康で制限なく食べられるのがベストですね。単に「食べる」だけではなくて、「食べられない体にならない」生活が重要なんです。

「相談できて良かった」と思える歯科医院になるために

先生とお話ししていると、ついつい健康相談をしたくなってしまいます。

岡本克彦院長 岡本歯科医院5

しゃべり出すと止まらなくなるんですよ。約50年やってきて、今はいくらでも話せるコンテンツがあります(笑)。メインとなる補綴の治療などが終わった後に、その後の食生活が安易な方向に進まないように、「こんな食事の仕方がありますよ」などのお話をさせてもらうこともありますね。興味のあることに何でも手を出してきましたが、すべて無駄ではなかったですね。また、一緒に働く歯科衛生士さんと患者さんとのお話し合いで、いろいろと要望が出てくることもあり、それに沿うべく、私も衛生士さんも努力し工夫し続けることで、患者さんに満足してもらえる治療ができればいいなと思って診療しています。

改めてこの約50年間についてお聞かせください。

振り返ってみると、これまでクリニックに関わってくださった皆さんには、本当に感謝しかないですね。一緒に長い間私のことを支えてくれた家族やスタッフはもちろんですが、患者さん一人ひとりとの出会いにも感謝しています。地域の患者さんだけでなく、患者さん同士の紹介で京都市内や舞鶴など、わざわざ遠方から通ってくださる方もおられました。そういったご縁に、ずっと支えられてきたんだなと実感します。一時期は閉院や継承なども考えていましたが、「岡本先生に診てほしい」と言ってくださる患者さんがいる限り、歯科医師の仕事は続けていきたいですね。今後もまだまだ目いっぱいやっていこうと思っています。歯科医師として、そして一人の地域の人間として、これまでに頂いたご縁に応えていきたいという気持ちは開業当初からまったく変わらないです。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

岡本克彦院長 岡本歯科医院6

「健康でいたい」と一言で言うけれど、どうしたら健康になれるか。私は何かに興味を持つ気持ちや「何かしよう」という気持ちをなくしたくない。生活態度全般、生き生きとやりたいなと思って生活しています。そのためには、何でも制限がなく食べられる体、何でも食べられる口の両方をもって毎日過ごすことが重要です。誰もが「不健康で長生き」はしたくないでしょう。実現のためには他の人に聞いたり、健康雑誌を見たりすることも良いのではと思います。とにかく塩分制限など、継続するということが大事だと思います。そして、私個人としては歯科医師として患者さんへできる限りの治療を続けていきたいです。難しい症例だからこそ、私が診ることで力になれる患者さんはたくさんいますし、「診てもらってよかった」と心から思ってもらえるような治療を、これからも提供していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科/11万円~、インプラント治療/44万5500円~
※治療内容や症例により金額が大きく異なりますので、まずは一度ご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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