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スタッフ全員でつくる
「地域医療のよりどころ」

マスカット整形外科医院

(赤磐市/瀬戸駅)

最終更新日:2025/09/18

マスカット整形外科医院 スタッフ全員でつくる 「地域医療のよりどころ」 マスカット整形外科医院 スタッフ全員でつくる 「地域医療のよりどころ」
  • 保険診療

気になる症状があったときに気軽に相談できるアットホームさがあり、急なけがでも予約なしで受診できる「マスカット整形外科医院」。同院には、渡辺雅仁院長を筆頭に作業療法士など各分野のベテランスタッフが集まり、地域医療を担う医院として、日々患者目線に立った診療を実践。すべてのスタッフが、患者が話しやすい雰囲気づくりに取り組んでいる。小さな子どもの患者には腰を落として話を聞き、リハビリテーションでは患者のメンタル面を支えることも忘れない。そんな同院がめざす診療の在り方を、渡辺院長、看護師の後藤さんと武政さん、作業療法士の笠石さん、理学療法士の剣持さん、診療放射線技師の岡さん、受付の當山さん、西岡さん、鶴見さんに話を聞いた。

(取材日2025年8月26日)

悩みを打ち明けやすい雰囲気を大切にし、多職種がワンチームとなって診療にあたる

Qこちらでは多職種が連携して診療を行っているそうですね。
A
マスカット整形外科医院 患者が不安なく相談できる環境づくりを行う

▲患者が不安なく相談できる環境づくりを行う

【渡辺院長】おっしゃるとおり、当院では看護師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、受付スタッフまで皆が協力し、患者さん目線に立った診療を行うよう努めています。どのスタッフも「自分がしてもらいたいと思ったことをする」よう心がけ、患者さんが不安なく診療に臨めるよう尽力してくれています。地域医療においては、患者さんがちょっとした疑問や不安を打ち明けやすい環境をつくることが重要です。小さな疑問を放置しないことが皆さんの健康をお守りすることにつながるからなんですね。当院ではスタッフ間で情報共有していますので、何かあれば医師に限らず身近なスタッフにお気軽にご相談ください。

Q看護師業務では、どのような点を大切にしていますか?
A
マスカット整形外科医院 主訴の痛みに寄り添い、その人に合わせた伝え方を大切にしている

▲主訴の痛みに寄り添い、その人に合わせた伝え方を大切にしている

【後藤さん】「ここのスタッフは話をよく聞いてくれる」と思っていただけるように、なんでも話しやすい雰囲気づくりを心がけています。お話ししていただくことで適切な治療方針の決定につながるだけでなく、不安の除去・信頼関係の構築にもつながります。また、多くの方が痛みを主訴にいらっしゃるので、その痛みに寄り添うようにしています。
【武政さん】できる限り専門用語を使わずにご説明するよう心がけています。疾患の理解度は患者さんによって異なるので、お一人お一人に合わせた伝え方が大切です。また、特にご年配の方など、ご家族の事情で頻繁に受診できない場合があるので、生活背景なども合わせて医師に伝えるようにしています。

Qリハビリテーションではどのようなサポートを心がけていますか?
A
マスカット整形外科医院 患者の満足感の向上につながるよう、前向きな声がけを重視

▲患者の満足感の向上につながるよう、前向きな声がけを重視

【笠石さん】リハビリテーションでは、痛みを感じたりくたびれたりすることがあります。でも、「苦しかった」ではなく、「よく頑張れたな」で終わることができるよう、少しの進歩でも喜んで差し上げ、前向きなお声がけをするようにしています。
【剣持さん】私たちは、患者さんが日常生活を十分に送れるようになることをめざして取り組んでいます。その方に合ったオーダーメイドなリハビリテーションにしていくためには、今何にお困りなのかをよくお伺いすることが重要です。経過に伴ってリハビリテーションの内容も少しずつ変わっていくので、その変化が実感となって患者さんの喜びや満足感の向上につながればうれしいですね。

Q診療放射線技師の取り組みについて教えてください。
A
マスカット整形外科医院 患者と目線を合わせ、丁寧なコミュニケーションを大切にする

▲患者と目線を合わせ、丁寧なコミュニケーションを大切にする

【岡さん】診療放射線技師の主な仕事は、骨密度の測定やエックス線撮影です。エックス線検査は撮る部位によってつらい体勢になることがありますし、そもそも痛みがあって受診している方が多いので、撮影時のポジショニングに配慮し、少しでも負担を軽くできるように工夫しています。よく誤解されますが、診療放射線技師は検査結果などを患者さんにお伝えする立場にはありません。とはいえ、患者さんに接する際には腰を落とし、目線の位置を合わせてお話しするように心がけています。患者さんの立場に立ち、皆さんが不安なく検査に臨めるよう、わずかな時間でもコミュニケーションを取ることを大切にしています。

Q受付において何か工夫していることはありますか?
A
マスカット整形外科医院 また来たいと思ってもらえる対応を常に心がけている

▲また来たいと思ってもらえる対応を常に心がけている

【當山さん】患者さんが多いので、スタッフ一同、待ち時間がなるべく少なくなるように努めています。ただ、そんな最中でもできる限り患者さんのお話には耳を傾け、真摯に対応することが大切だと考えています。
【西岡さん】ご高齢の方には大きな声でゆっくりとお話しし、次回の来院日についてもお伝えするようにしています。また、診察中に聞きそびれたことがあるという方には、受付のほうから医師や看護師に確認し、疑問を解消して気持ち良くお帰りいただけるよう配慮しています。
【鶴見さん】「またマスカット整形外科医院に来たい」と思っていただけるように、いつも穏やかに、丁寧にお話を伺うことを常に心がけています。

ドクターからのメッセージ

渡辺 雅仁院長

当院はとてもアットホームな医院です。大きな病院ではより専門的な検査や治療を受けることができますが、急に痛みが出たときや、整形外科の領域かどうかわからないが気になる症状があったときなど、なんでも気軽に相談できる医療機関であることが私たちのめざす医院像です。私に直接言いづらいことがあれば、スタッフの誰に伝えてもらっても構いません。受付から診療、リハビリテーション部門まで全スタッフがワンチームとなって対応し、「ここで診てもらって良かった」と皆さんに思っていただけるような診療につなげてまいります。かかりつけ医として地域の皆さんのよりどころとなり、地域医療に貢献できれば幸いです。

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