阪神本線の芦屋駅より徒歩7分。大通りを入った芦屋の閑静な住宅街の中に「かわもり小児科」はある。院内は小児科としては落ち着いた雰囲気で、外国の絵本の挿絵を思わせる絵画が飾られているのが印象的だ。待合室には絵本がたくさん並び、来院した子どもたちは皆、好きなものを手に取って楽しんでいる。院長の河盛重造（じゅうぞう）先生は、開業してから26年にわたり芦屋の子どもたちの健康、そして住人のアレルギーと向き合い、一人ひとり丁寧に診療を行っている。落ち着いた語り口調の中にも、患者への思いや自身の方針への熱い思いを感じられる河盛院長に、現在取り組んでいる食物アレルギーへの指導や今後の展望などについて語ってもらった。

（取材日2019年9月10日）