必要な検査を適切に見極め診断へ
迅速かつ効率的な治療の進め方
芦名医院
(神戸市兵庫区/新開地駅)
最終更新日:2026/02/13
- 保険診療
発熱やだるさ、風邪症状といった日常的な不調ほど「受診したほうが良いかな」など判断に迷うもの。「芦名医院」では、診療の基本方針として「まず検査をする」ことを大切にし、血液検査やアレルギー検査などの客観的データをもとに診断を行っている。検査の結果は迅速に患者に伝え、患者に負担の少ない体制を整えているのも特徴。今回は、同院の検査体制と検査の重要性について、院長の芦名謙介先生に話を聞いた。
(取材日2026年1月23日)
目次
「まず検査」から始める診療。客観的データに基づいた治療とは
- Qどのような症状のときに芦名医院を受診すると良いのでしょうか?
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A
▲原因不明の体調不良にも対応してくれる
当院は、特定の診療科に限定されない幅広い症状に対応しています。発熱やだるさなどの風邪症状、感染症などが疑われる場合をはじめ、原因がはっきりしない体調不良や慢性的な不調についても、最初に相談できる医療の窓口でありたいと考えています。明らかに整形外科や眼科などの症状と判断できる場合は別として、それ以外はどんなことでもご相談ください。咳が長引く、アレルギー症状が続くといった「いつものアレルギーかな」と自己判断しがちな不調であっても、40代以降では重篤な疾患が隠れている可能性も否定できません。どんな疾患であっても早期発見・早期対応が大事ですので、見逃しを防ぐために検査を重視した診療を行っています。
- Q先生が「まず検査」を大切にされているのはなぜですか?
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A
▲客観的データを重視した診療をしている
私はこれまで放射線・画像診断に長く携わってきたため、検査によって得られる客観的なデータの重要性をよく理解していますし、画像の読影・診断にも自信を持っています。問診や診察はもちろん丁寧に行いますが、患者さんの訴えや医師の勘・経験だけに頼った診断では、見落としが生じる可能性があります。私は医師として約40年診療を続けてきましたが、長くやっているからこそ、経験に頼らないようにしています。経験や勘で原因を決めつけるのではなく、まず検査を行い、客観的なデータに基づいて状態を確認する。その積み重ねが、正確な診断と適切な治療、そして患者さんの回復と安心につながると考えています。
- Qこちらでは、どのような検査機器をそろえているのですか?
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A
▲検査体制を整え、地域医療を支えている
一般的な心電図や超音波検査装置に加え、全自動血球計数器やCRP測定機器、アレルギー検査装置などをそろえ、幅広い検査が行える体制を整えています。加えて、血液検査や感染症の評価を適正に行い、素早く診断し、治療へつなげています。CTやMRIはありませんが、これらの画像検査が必要と判断した場合は、近隣の吉田病院で撮影を行い、医療用画像管理システムを通じて即日中に画像を共有できる体制を整えていますので、その画像をもとに、当院で読影・診断を行うことが可能です。一方で、生活習慣病などの慢性疾患については、必要以上の検査は行わず、患者さんの時間的・経済的な負担をできるだけ抑えることも大切にしています。
- Q血液検査も負担が少ない方法で行っているそうですね。
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A
▲子どもも安心して受られるような検査となっている
そうですね。血液検査は、指先に針を刺して微量の血液を採取する方法で行っています。指先は神経が少なく痛みを感じにくいため、特にお子さんとって適した検査方法だと思います。お子さんは、検査を痛いと感じてしまうとクリニックに来るのが嫌になってしまいますからね。検査結果もその場でわかるので、感染症や炎症の有無を客観的に評価でき、抗生物質を使用すべきかどうかの判断にも役立ちます。アレルギー検査も同じ方法で行っており、指先から1滴の微量採血で41種類のアレルゲンを約30分で調べることが可能です。ただし、アレルギー検査は予約が必要です。
- Q検査結果は、どのように治療に生かされているのでしょうか。
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A
▲血液検査で隠れた疾患を発見することもある
検査結果は、治療方針を決める上で重要な判断材料になります。例えば、白血球数が高く、好中球も増えている場合は細菌感染を疑って抗生物質の使用を検討しますが、それ以外の場合はウイルス感染と判断し、不要な抗生物質は使いません。また、風邪症状で来院されて血液検査をしたところ、貧血が見つかるというケースもあります。その場合は、数値の特徴から種類や原因を考え、必要な追加検査や治療方針を決めていきます。白血球が極端に少ない、あるいは多い場合には血液疾患を疑います。また、炎症反応についてはCRPの推移を確認し、経過を見ながら対応しています。

