近鉄大阪線の河内山本駅ら徒歩7分、静かな住宅街の一画にたたずむ「京井クリニック」は、開院40余年、地域医療に根差したかかりつけ医として、地域住民に親しまれているクリニックだ。現在2代目院長として同クリニックを切り盛りするのは京井志織先生。医師である両親とともに過ごした場所へ戻って8年。患者一人ひとりを大切にしてきた両親のスタイルをしっかりと継承し、目を見てしっかり話す診療を大切にしている。「誰だって病院は嫌だし、病院なんか行きたくない。だからこそ、誰でも気軽に行ける場所にしないといけない」と話す京井院長からは、医師として患者を思う気持ちがあふれている。今回は、診療スタンスや地域の患者への思いなどざっくばらんに語ってもらった。

（取材日2019年6月18日）