脱毛には肌トラブルがつきもの?
痛みや赤みは医療機関に相談を
西本クリニック
(枚方市/枚方市駅)
最終更新日:2024/09/12


- 自由診療
近年は美容目的だけでなく、将来介護される側になった場合に備えて「脱毛」に注目が集まっている。市販の機器を使ったホームケアのほか、サロンや医療機関での脱毛など選択肢はさまざまだが、脱毛による肌トラブルに悩む人は多いだろう。腎臓内科や泌尿器科などさまざまな診療に対応している「西本クリニック」では皮膚科も標榜し、脱毛による肌トラブルの治療にも対応しており、患者の意向に寄り添った治療を提供。また同院でも肌への刺激の少ない脱毛機器を導入するなど、世間のニーズに沿った医療を展開している。自身も実際に医療脱毛を経験した上で、医療脱毛を提供しているという西本優大院長に、脱毛による肌トラブルとその治療、同院での皮膚科医療について話を聞いた。
(取材日2024年6月3日)
目次
脱毛による痛みや皮膚の赤みなどの肌トラブルは医療機関に相談を。負担を軽減した医療脱毛という選択肢も
- Q脱毛後の肌トラブルにはどのようなものがありますか?
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A
▲皮膚科も診療範囲としている
一般的には炎症による痛み・かゆみ・肌の赤みなどが考えられます。肌がヒリヒリと痛んだり、肌がカサカサした状態になったりするほか、突っ張るような感覚になる方もおられるかもしれません。また毛穴で炎症が起こり、ニキビの原因になることもあります。体毛の濃い人は脱毛器が反応しやすく、痛みが出やすい傾向にあるようです。脱毛は「カミソリ負けがひどい」「パーキンソン病で手が震えるため将来ヒゲ剃りで困らないように」など、美容面以外でも多くの人に関心を持たれている施術です。また、介護脱毛という言葉も一般的になりつつありますが、脱毛後、かえって皮膚トラブルに悩む方もいらっしゃいますね。
- Q脱毛後の肌トラブルに対する治療について教えてください。
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A
▲先進の設備が整っている
基本的には、塗り薬を用いて皮膚症状の改善をめざします。皮膚科の塗り薬はステロイド外用剤がメインとなりますが、患者さんの中にはステロイドの使用に否定的な方も少なくありません。治療がうまくいきやすいからという医師側の都合で一方的に処方するのではなく、メリット・デメリットを含めてきちんとご説明し、適正な使用であればリスクは低いことをお伝えするようにしています。
- Q脱毛方法によってはトラブルが起きにくいものがあるそうですね?
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A
▲脱毛後の肌トラブルまでしっかり診療
医療脱毛には、大きく分けて「レーザー脱毛」と「光脱毛」があります。当院では、光脱毛の中でも、「蓄熱式XLT医療脱毛機」を採用しております。光脱毛と聞けば威力がないなどの印象をお持ちの方も多いと思いますが、この「蓄熱式XLT医療脱毛機」は医療機器なので効力に関して期待できます。レーザー脱毛とは違うアプローチになります。レーザーも含め、複数の機器を私が実際に試して痛みや効果のレベルは自身で測定を行いました。あわせて脱毛後の肌トラブルまでしっかりと考慮した上で選択しました。
- Q脱毛を受ける際のクリニック選びのポイントを教えてください。
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A
▲スタッフも笑顔で対応してくれる
脱毛に限りませんが、メリットだけでなくリスクなどデメリットをきちんと説明するクリニックを選んでいただくことが大事だと思います。また医療脱毛は医療従事者による施術ですし、トラブル発生時には迅速に対応可能です。特にアトピー性皮膚炎のある方はセルフケアなどではなく医療脱毛を選択することをお勧めします。このほか複数回のセット料金、1回ごと都度料金と、支払い形態もクリニックによって異なるでしょう。どちらが良いかは人それぞれですが、ご自身に合ったクリニックを選ぶことが大切です。
- Qこちらのクリニックの特徴を教えてください。
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A
▲患者のためを第一に考えている
当院は皮膚科はもちろん、腎臓内科や人工透析科、泌尿器科も診療しており、幅広いお悩みに対応できるのが特徴です。皮膚科では、イボやアテロームといわれる皮下の粉瘤などの外科的処置は院内で行っております。ニキビ治療もニーズは高く、患者さんの数も多いですね。また、幅広い診療内容に対応していることもあってクリニック自体が広く、待ち時間なども快適に過ごせるのが特徴です。脱毛は個室にて女性看護師が行いますので、どなたでも安心して施術を受けていただけると思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは医療脱毛/3300円~