心配りと温かいサポートで
患者の生活を支えるトータルケア
水谷クリニック
(守口市/大日駅)
最終更新日:2024/04/15
![水谷クリニック 心配りと温かいサポートで 患者の生活を支えるトータルケア](https://prod-df-public.s3.amazonaws.com/uploads/doctormt/img_title_url/12253/main_4_Z56829_20240307_14.jpg)
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- 保険診療
守口市八雲北町の閑静な住宅街にある「水谷クリニック」は、1988年の開院以来、地域に根差した診療を続けているクリニック。院長を務める水谷洋子先生は「地域の皆さんの役に立つことが、何よりも大切」だと優しくほほ笑む。内科、腎臓内科、泌尿器科、循環器内科、整形外科、呼吸器内科などを掲げ、さまざまな症状に対して専門的な診療が可能となっているだけでなく、得意とする人工透析治療では患者一人ひとりのデータを取り、適切な透析治療を行いながら、併発する糖尿病による足や目の症状を含めたトータルケアをめざす。3世代続けて通う家族も多くいるというクリニックがめざす医療とはどのようなものなのか、水谷院長に聞かせてもらった。
(取材日2024年4月5日)
目次
地域に根差し、地域の人々の心に寄り添いながら、包括的な医療を提供するクリニックをめざす
- Qこちらのクリニックではどのような診療が受けられますか?
-
A
▲幅広い診療を行う「水谷クリニック」
当院は地域に根差し、地域の皆さんのお役に立つことを何よりも大切に考えています。この辺りは駅からもちょっと距離がありますから、近所にすべての診療科がそろっているわけではありません。ですので、内科・腎臓内科以外にも、泌尿器科、循環器内科、整形外科、呼吸器内科の医師に来てもらい、地域の患者さんの悩みを一通り診られる環境を整えています。私たちが診ているのは「病気」ではなく「人」ですから、「この病気はうちだけど、他は知りません」というわけにはいきません。専門性の高い医療を提供することも大切ですが、困ったら「まずは水谷に相談してみよう」と思ってもらえるような包括的なクリニックをめざしています。
- Q外来だけではなく、人工透析も行っているのですね。
-
A
▲どのようなことが起きても落ち着いて対処できるよう設備を整える
当院では治療を受ける患者さんが「今」どんな状態なのか、その状態に対してどうアプローチするべきかを考え、お一人お一人に適した人工透析を提供することを大切にしています。一口に人工透析と言っても、膜素材や機器の種類、治療方法など、さまざまです。その組み合わせの一つ一つに意味がありますから、あの人もこの人も皆一緒で良いというわけではないんですよ。また、人工透析はずっと続いていくものですから、変化していく体の状態に合わせることがとても大切です。そこで当院では、時事検査やカウンセリングを行い、患者さんにとってより効果的で負担が少ない人工透析を行えるよう、常に検討しアップデートしています。
- Q透析だけでなく、全身の相談もできるのですか?
-
A
▲フットケアにも力を入れる
当院は人工透析専門ではありませんので、人工透析のついでにその他の不調についても受診していただけます。例えば、膝の調子が悪いとか、風邪気味だとか、最近眠りが浅いとか、気になることがあればなんでもご相談ください。適切な診療科につなぎますので、一度の受診で適切な検査・治療が受けられますよ。また、シャントの管理や末梢血管のケアなどにも注力しています。主に透析患者さんに多い不調の改善を図るもので、中でもフットケアに注力することで、歩行の妨げとなる巻き爪やたこ・うおのめの治療からインソールの製作、糖尿病による足の壊疽の予防や進行抑制をめざしています。
- Qどのようなタイミングでの受診が良いのでしょうか。
-
A
▲一人ひとりに向き合うことを大切にしている
医療機関はできれば行きたくないところだとは思うのですが、だからこそ「おかしいな」と思ったら早めの受診を心がけてもらいたいなと思っています。例えば、会社の健康診査で異常値を確認したら、一度は相談しておきましょう。病気には自覚症状がないまま進行し、気がついた時には取り返しがつかないことが多々あります。また、同じ病気でも必要な治療は人それぞれ。「今の自分には何が必要なのか」を知っておくことは、長い人生を健康に過ごすために必要なことです。最初は風邪など日常の不調で構いません。まずは気軽に受診する習慣を身につけて、相談できるかかりつけ医をつくることが、いざという時に自分の命を守ることにもつながります。
- Q診療において大切にされていることはありますか?
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A
▲家族のように温かく患者と会話する
病気で判断するのではなく、お一人お一人に必要な治療をすることです。体質も性格も病状も、一人として同じ人はいません。そんな当たり前のことを改めて大切にしながら、患者さんたちと向き合っていきたいと思っています。また、院内でそれぞれの診療科の医師が連携するのはもちろんのこと、近隣の医療機関とも連携し、当クリニックで対応できないと判断した場合には迅速にご紹介します。大切なのは「患者さんに元気で過ごしていただくこと」ですから、そのためにできることは惜しみなくしていくつもりです。医療機関である以上、地域の皆さんが安心して通えることが一番。ご自身のこと、ご家族のこと、なんでもご相談いただければと思います。