高槻市川添2丁目の住宅街の一角に位置する「川添丸山眼科」。1983年に開院して以来、40年以上にわたって地域住民の目の健康を守り続けてきた。院長の丸山耕一先生は、日本眼科学会眼科専門医であり、長年大学病院でぶどう膜炎の専門の外来を担当した経験を持つ。「目を診ることで全身の健康状態を知ることができる」と語る眼科医としての視点が印象的だ。加齢による視機能の衰え（アイフレイル）と子どもの近視という2つの課題に対する予防対策に力を入れており、人生100年時代の目の健康を包括的に支える同院の姿勢を象徴している。地域の内科医との連携や院外での啓発活動にも精力的に関わる丸山院長に、眼科医療に対する思いと地域医療への貢献について話を聞いた。

（取材日2025年3月24日）