三原台医療センターの一角に立つ「しまだ耳鼻咽喉科医院」。一歩入ると、かわいらしい水色のタイル壁の待合室に、せっけんの爽やかなアロマがほのかに漂う。診察室からは青々とした芝の上をチョウが飛び交う庭が見える。2010年にこの医院を引き継ぎ、患者が心安らぐ空間をつくってきたのが、院長の島田純先生だ。島田院長は、日々診察にあたるだけでなく、開業医同士がそれぞれの専門分野で協力する診診連携にも力を入れ、「地域全体でレベルの高い医療を提供する」ことをモットーとしているのだとか。大きな病院にかからずとも、患者が質の高い医療を受けられるための仕組みや、多趣味なプライベートの姿についてなど、島田院長に話を聞いた。

（取材日2019年7月3日）