大阪市北区中之島のビル18階フロアにある「加納内科」。院長の加納康至先生は、1992年に先代からクリニックを継承し、長きにわたり多くの患者の健康を支えてきた。ビジネス街であった近隣地域には、この数年でマンションが立ち並び、働き盛り世代が中心であった患者も最近はファミリーや高齢者層が増えたという。そんな移り変わりにも的確に対応し、特に認知症については専門的に研鑽を積むなど、日々患者のためのクリニック体制を整えている。いつでも診てもらえるという安心感を提供したいと、医療の窓口としての役割を大切にしている。患者本位の診療に努める加納院長に、診療への思いや医師会での活動などについて話を聞いた。

（取材日2019年9月2日／情報更新日2022年8月18日）