各線天王寺駅から歩いてすぐのビル6階にある「こいでクリニック」。小出誠司先生が院長を務める同院は、開業以来20年以上にわたり、精神科と心療内科の領域から患者のメンタル面をサポートし続けてきた。「ご自身に合った方法を選ぶのが一番大切です」と話す小出院長は、患者の選択肢を増やすために、服薬治療に加えて栄養指導、カウンセリングなどにも注力。どのように治療を進めていくかは患者自身が選ぶことを基本スタンスとして、患者の主体性を重視した診療を実施している。また、薬だけに頼らないアプローチ方法を用意するなど、今でも講習会や勉強会への参加などの勉強を続けている小出院長に、診療への想いや注力している栄養指導、今後の展望などについて話を聞いた。

（取材日2020年7月27日）