忙しい毎日でも無理なく受診できる
オンライン診療
医療法人 丹生医院
(大阪市西区/九条駅)
最終更新日:2026/02/13
- 保険診療
新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、一気に身近な存在となったオンライン診療。スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使って行う診療だが、「操作や接続が難しそう」「自分の症状で使って良いのかわからない」と、利用をためらっている人は今も少なくない。地域に根差した診療を行う「丹生医院」の丹生真理子院長は、そうした不安に丁寧に寄り添いながら、オンライン診療を、無理なく治療を継続するための選択肢の一つとして位置づけている。「定期的な受診が難しい人は想像以上に多いもの。最初はできるかな?と不安に思うかもしれませんが、そういう人にこそ便利に受診できるオンライン診療をお勧めしたいです」と笑顔で話す丹生院長に、オンライン診療の役割や活用のポイント、実際の診療の流れについて教えてもらった。
(取材日2026年2月4日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qオンライン診療とはどのような方が使えるのですか?
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A
当院のオンライン診療は、治療のために定期的な受診が必要であるものの、仕事や家事、学業などで通院の時間を確保することが難しい方を中心に提供しています。舌下免疫療法を継続されている方や、花粉症・アレルギー性鼻炎などの治療を続けている方で、症状が比較的安定している場合が主な対象です。また、男性に多い睡眠時無呼吸症候群の方もオンライン診療の対象。睡眠時無呼吸症候群の治療は原則3ヵ月に1回の対面診療が必要ですが、働き盛りの世代では受診が難しい場合も少なくありません。これらの疾患は「治療の継続」がとっても大切になりますので、スケジュールと相談しながら上手にオンライン診療を活用してもらえればと思います。
- Qオンライン診療では、どんなことができるのでしょうか?
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A
オンライン診療では、アプリのビデオ通話機能を使用して医師が現在の症状やこれまでの経過について聞き取り、リアルタイムに診察・処方を行います。対面のように直接的な触診や検査、処置などの治療行為は行えませんが、症状が安定している方の経過確認や薬の相談などに適しています。忙しい方はもちろんですが、長期出張や突然の転居など、当院への通院が難しい状況でも気軽に受診できるのも大きなメリット。また、「受診すべきか迷っている」「忙しくて通院が難しいが一度確認したい」といった方にも、安心してご利用いただけると思います。診察の結果、対面診療が必要な場合には適切にご案内します。ご自身の生活に合わせてご活用ください。
- Q費用や処方箋などが不安です。
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A
オンライン診療の費用は、要件を満たせば保険診療となり、診察内容に応じて自己負担額が決まります。当院では、これに加えてシステム利用料として700円をいただいています。診察後、医師が処方可能と判断した場合には処方箋が発行され、ご自身の都合の良い薬局でお薬を受け取るか、ご自宅への配送かを選ぶことができます。アプリ上で薬局を指定していただくと、当院から直接処方箋をFAXするため、薬局での手続きもスムーズなのでお勧めです。薬局の指定がない場合は、電子処方箋をご利用いただきます。なお、配送については水薬や当院で取り扱っていない薬など、対応できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1まず対面診療で医師に相談
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オンライン診療を安全に行うため、初回は原則として対面診療で医師が症状やこれまでの治療経過を確認。オンライン診療が適しているか、対象となるかを判断し、不安や疑問点があれば、この段階でしっかり相談する。オンライン診療の対象となる場合は、専用アプリの情報や再診コードが共有される。
- 2オンライン診療を予約
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専用アプリをダウンロードし、患者情報を登録した上でオンライン診療を予約する。マイナンバーカードがある場合は手元に用意しておくと、本人確認や保険情報の登録がスムーズだ。予約日時が近づくとスマートフォンに通知が届くので便利。
- 3オンライン診療を受診
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予約時間になったら、アプリのビデオ通話機能を使って診察がスタート。自宅や職場、車の中など場所は選ばないが、電波状況が良い場所、落ち着いて話せる環境を選びたい。診療時間は最大5分。診療時間を有効に使うために、特に聞きたいことがあれば事前にメモやお薬手帳などを準備しておきたい。
- 4会計や処方箋の受け取り
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診察後はオンラインで会計。アプリに登録したクレジットカードに請求されるので確認しよう。医師が処方可能と判断した場合は処方箋が発行され、薬局での受け取りか自宅への配送での対応となる。薬局での受け取りを希望の場合には、電子処方箋か指定した薬局へのFAXとなるため、診察時までに利用予定の薬局の名前、電話番号、FAX番号をアプリに登録しておくとスムーズだ。
- 5必要に応じて来院して検査や治療を行う
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オンライン診療のみで完結するケースもあるが、診察の結果、検査や処置が必要と判断された場合には、改めて受診することが重要だ。血液検査などの各種検査や治療は対面で行い、オンライン診療と上手に組み合わせることで、無理なく、より適切な治療の継続につなげていこう。

