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男女を問わず不安なく受けられる
日帰り手術を含む「痔」の治療

寺島クリニック

(京田辺市/新田辺駅)

最終更新日:2025/01/07

寺島クリニック 男女を問わず不安なく受けられる 日帰り手術を含む「痔」の治療 寺島クリニック 男女を問わず不安なく受けられる 日帰り手術を含む「痔」の治療
  • 保険診療

日本人の3人に1人が罹患しているといわれ、決して珍しくはない痔という病気。その一方で恥ずかしいという気持ちがどうしても先に立ち、クリニックや病院を受診する人が少ないことが問題となっている。お尻に問題を抱えたままだと生活上の支障や精神的なストレスにつながるばかりでなく、症状が悪化してますます深刻な事態を引き起こしかねない。こうした状況を重く見て、受診による早期改善を強く呼びかけるのが「寺島クリニック」の寺島隆平(てらしま・たかひら)院長。内科や外科診療とともに、日帰り手術を含む肛門疾患の治療に注力し、患者の悩みと症状の解消に努めている。痔とはどのような病気なのか、どのような流れで治療を行っていくのか、まだ受診したことのない人に向け、初歩的な疑問に答えてもらった。

(取材日2024年7月9日)

年齢や性別にかかわらず発症する肛門疾患は、恥ずかしがらずに早めに専門家に相談を

Qまずは痔の原因や症状について教えてください。
A
寺島クリニック 座り仕事やストレスから痔の発症は現役世代に多いと語る寺島院長

▲座り仕事やストレスから痔の発症は現役世代に多いと語る寺島院長

痔とは、肛門周辺に起こる病気の総称で、肛門の内外に静脈瘤ができて腫れる痔核(イボ痔)、肛門の皮膚が切れる裂肛(切れ痔)、肛門腺が化膿して炎症が起こる痔ろう(穴痔)の3つが代表です。中でも痔核と裂肛が大半を占め、いずれも痛みやかゆみ、腫れ、出血などを伴い、排便時や座った際に特に不便さを感じます。原因には排便時の怒責(どせき)と呼ばれる息み、長時間座った姿勢などによる肛門への負担が挙げられ、人によっては慢性的な下痢、アルコールや刺激物の摂取で腫れや炎症が悪化しているケースもあります。痔は老若男女に関係なく発症しますが、座り仕事やストレスの多い30〜50代の現役世代で特に多いと報告されています。

Qどのような症状があれば受診すべきでしょうか?
A
寺島クリニック 大きな病気が見つかる可能性あるため早めの受診を

▲大きな病気が見つかる可能性あるため早めの受診を

受診理由として一番多い症状は肛門付近からの出血で、あとは痛みや腫れで不安を感じて受診される方が多いようです。このような自覚症状があるにもかかわらず、恥ずかしいというのを理由になかなか受診せず、悪化させてしまうのは実に残念なこと。症状を感じたら、すぐにでも専門の医師にご相談いただきたいと思います。まずは市販薬を試してからという方もおられますが、症状が収まらなかったり出血が再発したりするようであれば、やはり医療機関を受診する必要があります。痔だと思っていたら、実は大腸がんや直腸がんだったという可能性もゼロではありません。大きな病気を見逃さないためにも、早めに受診したほうが安心といえるでしょう。

Q肛門外科外来の受診は、実は女性の患者さんが多いと聞きました。
A
寺島クリニック 痔の症状を調べるため検査機器も備える

▲痔の症状を調べるため検査機器も備える

現代は便秘がちな女性が多く、排便時に強く息んでしまって肛門が切れることがあります。また、妊娠や出産といった体調の変化によって痔が進行してしまう女性も結構おられます。出血が続くようであれば性別を問わず、恥ずかしいなどと考えずに早めに肛門外科を受診してください。ちなみに、内科や外科と一緒に肛門科を併科しているクリニックのほうが、肛門科を単独で診ているクリニックより受診のハードルは低く感じられるでしょう。そのため当院にも大勢の患者さんがお越しになりますが、診察室に入れば抵抗なくお話しくださる方がほとんどです。医師も看護師も診察には慣れていますから、症状があればためらわずにご相談ください。

Q受診経験がありません。どのような検査・治療を行うのですか?
A
寺島クリニック 他の患者に気づかれることのないよう配慮されている

▲他の患者に気づかれることのないよう配慮されている

初診の場合は診察室での問診のほか、肛門鏡という器具を使った検査を必ず行います。まずは診療台に膝を曲げて横たわるシムス位という姿勢を取ってもらいます。シムス位は妊婦さんが楽な寝方でもあり、妊娠経験のある女性ならご存じの方も多いでしょう。その姿勢のまま、タオルをかけた状態でお尻に肛門鏡を挿入。肛門や直腸の内部の様子を確認します。この検査でほとんどの診断がつきますので、痔であれば一般的には座薬を用いた薬物療法を続けていきます。中には手術が必要となるケースもありますが、たいていの場合は日帰り手術で対応可能。下半身麻酔が必要となる大きな痔であれば、入院手術が必要となるため専門の病院をご紹介します。

Qこちらでの日帰り手術について教えてください。
A
寺島クリニック 症状によっては日帰りの手術でも対応可能

▲症状によっては日帰りの手術でも対応可能

痔核は静脈瘤のようなものですから、結紮(けっさつ)といい、血管を縛って血流を遮断してから切除するのが一般的です。裂肛でも、出血を繰り返して組織が硬くなった部分は切除し新たな粘膜の再生を図ります。痔ろうの場合は化膿した部分の除去、あるいは抜去といった手術を行います。手術にかかる所要時間は、痔が一箇所であれば麻酔を含めて1時間以内が目安です。術中の痛み軽減を図るために局所麻酔の注射を行いますが、手術が終わればすぐにお帰りいただけます。当院は手術において、できる限りきれいに、かつ再発なく治すことに最大限注力しています。患者さんの心理的な部分にも最大限に配慮していますので、ぜひ安心してお任せください。

ドクターからのメッセージ

寺島 隆平院長

痔というのは体の大切な機能に関わる病気です。そのうち治るだろうと放置していると、日常生活の上で大きな支障を招いてしまいます。少しでも気になっているのであれば勇気を出して、とにかく早めに医療機関を受診していただければと思います。実際に診察をさせてもらい、その上で必要な検査や治療をご提案いたします。当院で治療や日帰り手術を長年行ってきましたが、「ずいぶん楽になった」「もっと早く受診すれば良かった」とおっしゃっていただけるよう、皆さんに安心して快適に過ごしてもらえるよう、私たちも最大限の配慮で対応させていただきます。まずは電話で気軽にお問い合わせください。

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