1947年の開院以来、西尾市一色町で地域に密着した診療を行う「神谷内科整形外科」。待合室には大きな古時計があり、地域の人々を見守ってきた長い歴史がうかがえる。今回取材したのは、循環器内科を専門とする神谷仁孝院長。大学病院などで12年間、心臓カテーテル検査・治療や心不全治療に携わった経験をもとに、2013年から同院で診療を行うほか、校医として地域の小学校で予防医学についての授業も行っている。「患者さんが長く健康に過ごせるように、在宅医療にも力を入れています」と話す神谷院長からは、患者や地域住民に対する優しい想いがひしひしと伝わってきた。取材では、医師を志したきっかけや在宅医療に対する想い、患者とのエピソード、今後の展望について話を聞いた。

（取材日2018年7月19日）