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大腸がんの早期発見に役立つ
苦痛の少ない大腸内視鏡検査

深谷胃腸科外科

(豊明市/豊明駅)

最終更新日:2025/07/15

深谷胃腸科外科 大腸がんの早期発見に役立つ 苦痛の少ない大腸内視鏡検査 深谷胃腸科外科 大腸がんの早期発見に役立つ 苦痛の少ない大腸内視鏡検査
  • 保険診療

食事の欧米化もあり、近年、日本人に増加している大腸がん。初期段階では自覚症状がない場合が多く、早期発見につながりにくいがんでもある。「深谷胃腸科外科」の深谷良副院長によれば、大腸がんは50歳を過ぎた頃から罹患率が上昇するという。早期発見のためには、40歳ぐらいから定期的に大腸内視鏡検査を受けることが理想だ。「これならまた次も受けられると患者さんに思っていただけるような苦痛の少ない検査を心がけています」と深谷副院長。前処置をするための個室を4室用意する同院では、負担や痛みの少ない大腸内視鏡検査に努めている。大腸内視鏡検査の詳細と実際の流れについて、深谷副院長に詳しく聞いた。

(取材日2025年7月2日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸内視鏡検査ではどのような疾患が見つかりますか?
A

便潜血検査で陽性だった人のうち、頻度が多いのは大腸ポリープです。多数ではないですが、結腸がん、直腸がんも見つかります。その他、虚血性腸炎や炎症性腸疾患の潰瘍性大腸炎、大腸憩室が見つかります。そういったケースでは便潜血陽性というより、血便の症状があって検査をすることが多いです。大腸内視鏡検査は、目で確認することで多くの情報が得られますから、大腸がんの早期発見にはとても役立つ検査といえるでしょう。

Q腸が長く曲がりくねっている人でも内視鏡は入りますか?
A

大腸はくねくねはしていますがおなかの中で可動性がありますから、長い人でも寄せたり動かしたりすれば内視鏡は入るので、問題ありません。問題なのは、子宮全摘などおなかの手術歴のある人や子宮内膜症の人。腸が骨盤内で癒着していることがあるため、大腸内視鏡が入りにくいことがあります。こういったケースでは、経験値から慎重に内視鏡を進めていく必要があり、私も幾度もそういった方の検査を経験していますので、培った技術で検査を行います。癒着がある場合、便秘と下痢を繰り返すことが多いのですが、検査によって長年の症状への理解につながるでしょう。便がスムーズに下りてこない理由に納得してもらえると思います。

Q検査を受けるタイミングや負担軽減の工夫を教えてください。
A

大腸がんの多くが直腸がんやS状結腸がんで、便ができあがっている場所のため便潜血の反応が出やすいのですが、大腸の上のほうだと便が液体なので反応が出にくいということもあります。便潜血反応が出ていなくても、大腸の上部のがんの場合もありますから、便秘やおなかの張りがある方は、検査を受けたほうが良いです。大腸がんは、まれですが30歳代で発症することもあり、40歳以上の人は1度受けておくと安心でしょう。また、体重減少や血液検査で貧血を指摘された方も受けることをお勧めします。検査負担の軽減では、当院の場合、トイレつきの個室がありますから、朝から来ていただいて自分のペースで下剤を服用しながらの排便が可能です。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と検査説明
深谷胃腸科外科 問診と検査説明

大腸内視鏡検査を受ける人の多くは、便潜血検査で陽性だった人。便の状態や痔の症状があるかどうか、飲酒、喫煙、家族の大腸がんの既往歴などを問診で確認する。大腸ではなく痔などの肛門疾患の可能性もあり、疑われる場合は肛門鏡で確認する。大腸内視鏡検査を受けることが決まったら、医師より検査内容の説明がある。その後、看護師より検査までの注意事項の説明をされる。

2検査前々日から前日まで
深谷胃腸科外科 検査前々日から前日まで

検査の前々日から、海藻類やきのこ、こんにゃくなど消化の悪い食べ物は控える。前日の朝食からは、具の入っていないうどんやかゆなど便になりにくい食事と多めの水分摂取を心がける。水分は、麦茶、緑茶、コーヒー、スポーツドリンクなど何でも良いが、果肉入りのジュースなどは避けよう。前日は夕食を19時までに済ませ、250mlの下剤を1時間かけて少しずつ飲み、2時間後には錠剤の下剤を飲む。就寝まで水分を多く摂取。

3検査当日の前処置
深谷胃腸科外科 検査当日の前処置

検査当日の朝は絶食。9時までに来院し、2階の個室で大腸洗浄用の下剤を飲む。下剤480mlをコップ1杯ずつ、時間をかけて4回に分けて他の水分と交互に飲むが、便が水のように透明になればその後は飲まなくて良い。午後、検査室に移動し、点滴を受ける。点滴の中には、ふわっとした感覚で検査を受けるための鎮痛薬が入っているが、麻酔とは違って眠った状態ではないので、説明を聞いたり、体位を変えたりも可能だ。

4検査とリカバリー
深谷胃腸科外科 検査とリカバリー

検査は、盲腸まで内視鏡を挿入し、カメラを戻しながら医師が内部を観察していく。所要時間は約15分で、観察中のモニターで医師の説明を聞きながらリアルタイムに自分の腸内の様子を見ることができる。ポリープなどがあれば、その場で切除術や生検を行うことも可能で、その場合は約30分の所要時間。リカバリー用のベッドに移動し、点滴から鎮痛剤の中和薬剤を入れている間、15分ほど休む。

5検査結果の説明
深谷胃腸科外科 検査結果の説明

リカバリーベッドで休んでいる間、検査結果についてや帰宅後の注意事項について医師から説明を受ける。検査だけの人は食事や入浴は自由だが、ポリープ切除術を受けた場合の夕食は、便となりにくい食事にして禁酒する。ポリープ切除術や生検を行った場合は検体検査のため、10日後に結果説明となる。検査当日に万が一、出血した場合は受診が必要。特に問題がなくても内視鏡検査は定期的に受けることが理想だ。

ドクターからのメッセージ

深谷 良副院長

検査では9mmサイズの細めの内視鏡を使っているので、痛みはほとんどありません。慣れている方であれば、痛み止めの麻酔はなしで受けられるケースもあるでしょう。ポリープ切除術も粘膜上なので痛みの心配は少なく、患者さんも切除術の様子を見ることができるので、安心感があるのではないかと思います。自分で歩いてトイレに行ける人なら、基本的には高齢者でも可能な検査。皆さんが思い描くよりも負担の少ない検査ですし、CT検査に比べると組織の採取や切除術も行えるためメリットは大きいと思います。早期がんであれば内視鏡手術で処置できることもあるので、進行がんになる前に発見したいですね。

深谷 良副院長 深谷胃腸科外科
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