全国のドクター14,120人の想いを取材
クリニック・病院 157,033件の情報を掲載(2026年3月26日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 安城市
  4. 堀内公園駅
  5. 彩愛内科クリニック
  6. 加藤 美穂 院長

加藤 美穂 院長の独自取材記事

彩愛内科クリニック

(安城市/堀内公園駅)

最終更新日:2026/03/09

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック main

多くの人でにぎわう堀内公園の北東、緑豊かな地域にある「彩愛内科クリニック」。穏やかな人柄と優しい笑顔が印象的な加藤美穂院長が、「女性を意識した」とこだわったピンクの看板が目印だ。同院は約40年にわたり地域住民の健康を支えてきた「岡田内科」を加藤院長が継承。クリニック名も新たに、2025年4月に新規開院した。加藤院長は、日本リウマチ学会リウマチ専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を有する膠原病や内視鏡のスペシャリスト。かかりつけ医として、一般内科をはじめ、幅広く専門的な医療を提供している。「単に病気を診るだけでなく、心が軽やかになるパートナーでありたいです」と、抱負を語る加藤院長に、クリニックの特徴や今後の展望などを聞いた。

(取材日2025年6月17日)

病気の治療だけでなく前向きな気持ちになる診療を

クリニックの歴史を教えてください。

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック1

当地では約40年間にわたり、岡田内科として岡田良三先生が地域医療に貢献されてきました。私は愛媛県出身で結婚を機に、愛知県内の他院に勤めていたのですが、出産により働き方を見つめ直していました。外来診療が好きだったので「いつか開業したい」と知り合いの医師に相談し、紹介していただいたのが、ここに来たきっかけです。2015年から副院長を務めさせていただきました。岡田先生は若い頃はとても厳しかったのですが、今はとても優しくて、「良いおじいちゃん」というタイプの先生です。患者さんにも慕われていますし、私も多くのことを学ばせていただきました。現在も週1回、当院で診療を継続していただいています。

新規開院までの経緯を教えてください。

赴任した当初から、岡田先生の後継者は不在でしたので、私が継承することが前提となっていました。一緒に診療する中で、医療への姿勢や患者さんへの思いにおいて、岡田先生と私には共通する部分が多く、自然な流れで継承させていただくこととなりました。そして、「彩愛内科クリニック」として新規開院しました。事前に岡田先生が院を引き継ぐことを、患者さんに伝えてくださっていたおかげで、スムーズに引き継ぐことができました。院長となった今、「患者さんの人生の最期までしっかり寄り添いたい」という想いが、これまで以上に強くなっています。病気を抱えながらの生活は、気分が落ち込み、心まで病んでしまうこともあります。だからこそ、当院に来ることで少しでも前向きな気持ちになり、彩りのある豊かな人生を歩んでいただきたい。そんな願いをクリニック名に込めました。

先生の診療方針を教えてください。

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック2

単に病気の治療だけでなく、患者さんと一緒に生活を見直しながら、前向きな気持ちになってもらえる診療を大切にしています。たとえ完全に治らない病気であっても、うまく付き合いながら前向きになってもらえたらうれしいですね。当院に来ることが楽しみになり、1ヵ月に1回や2ヵ月に1回の受診であっても、私やスタッフとお話しすることで心が少し軽くなる。そんなふうに、患者さんに寄り添い、ともに歩んでいけるクリニックをめざしています。これまでの診療に加えて、私の専門であるリウマチ科・膠原病内科・消化器内科も診療科目に加え、より幅広いお悩みに対応できる体制を整えています。

本音を感じ取るため、目を見てコミュニケーション

医師としてのモットーをお聞かせください。

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック3

「病気を診るのではなく、人を見る」。この想いを実現したくて臨床の道を選びました。診療の際に心がけているのは、患者さんの目をしっかり見て、「こんにちは」と、あいさつすることです。電子カルテを見ながらの診療では、患者さんの顔をついつい見なくなりがちです。でも、患者さんは医師に会いに来てくださっているのに、一度も目が合わないなんて、とても失礼なことだと思うんです。だから私は、医師と患者さんというよりも、人と人として向き合う姿勢を大切にしています。ご自身の思いをうまく言葉にできない方も多いので、「今、何を求めているのか」「どこに本音があるのか」を、目を見ながら感じ取れるように心がけています。若い頃は不愛想と言われたこともありましたが(笑)、今は少しでも話しやすい雰囲気をつくれるように意識しています。

先生は自己免疫疾患の専門家なのですね。

リウマチや膠原病は、かつては生命にも関わる難病とされていましたが、ここ10年ほどで生物学的製剤などの治療法が登場し、早期に診断・治療を行えば、生活の質を保ちながら過ごすことをめざせる時代になりました。ただし、診断が難しく、治療にも専門的な知識が必要なため、それらを専門とする医師の関与が必要となるケースが多いと感じます。私は自己免疫疾患の専門家として、一歩踏み込んだ診断を心がけています。早期診断のためにも、「これはリウマチ?」「膠原病かも?」と不安を感じた段階で、まずは当院にご相談いただければと思います。より専門的な検査や治療が必要な場合は、適切な医療機関にご紹介しています。痛みなどでつらい思いをされている患者さんに、少しでも寄り添い、支えていける存在でありたいです。

消化器内視鏡専門医の資格もお持ちですね。内視鏡検査時に心がけていることはありますか?

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック4

内視鏡検査に対して「怖い」「苦しそう」といった不安を抱える方は少なくありませんので、優しくソフトな検査を心がけています。緊張が不快感につながることも多いため、検査中はお声がけをしながら、リラックスしていただけるように努めています。当院では、より精度が高く、体への負担も少ない先進的な経鼻内視鏡も導入しました。私が「楽な検査」にこだわるのは、内視鏡検査のマイナスイメージが、受診のハードルを高くしていると思うからです。検査を先延ばしにして、いざ受診してみたらすでに病気が進行していたというケースをこれまで何人も見てきました。だからこそ、できる限り身体的にも精神的にも負担の少ない検査を提供したいんです。私は消化器内視鏡専門医として20年以上の経験があります。内視鏡検査に苦手意識がある方も、安心して来ていただけるとうれしいですね。

悩みや困り事があるとき最初に相談できる存在に

印象的な患者さんとのエピソードはありますか?

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック5

医師になって3年目の頃、私をすごくかわいがってくれて、患者さんというよりもお父さんのような存在の方がいました。血液の病気だったのですが、突発的に亡くなってしまって……。その時、「前日にもっとできることはなかったのか?」「あの処置をしておけば良かったのか?」などと、後悔しかありませんでした。その時の思いは、これまでずっと心の中に残っています。その日以来、「明日に延ばさず、できることは今日やる」ということを心がけています。患者さんも自分も後悔しないような治療をするという強い気持ちが芽生えたのは、その方がいたからこそ。私の医師人生に大きな影響を与えてくれました。

スタッフさんはどんな方が多いですか?

長年一緒に働いているので、私から細かく指示を出すことも、注意することもほとんどありません。チームワークも良く、お互いに気心が知れているので、私も安心して診療に集中できています。みんな裏表がなく、明るくて頼れる存在です。患者さんとの距離も近く、会話が弾むこともしばしば。「少しフレンドリーすぎるかな」と、思うこともありますが(笑)。院内の温かい雰囲気は、スタッフのおかげです。私がクリニックを継承した際、電子カルテやホームページの導入など、大変なこともありましたが、よく協力してくれました。みんなで苦労して導入したウェブ予約を活用していただけたらうれしいですね。まだまだ新米院長の私を、日々支えてくれているスタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

加藤美穂院長 彩愛内科クリニック6

まず、通院してくださっている、お一人お一人の方を、大切に丁寧に診療していきます。また、内視鏡検査など、診療の幅を広げましたので、より多くの方々のお力になれたらうれしいです。私は親族ではありませんが、岡田先生とご縁をいただき、当院を継承しました。私もいずれ引退する日がきた時には、「地域のかかりつけ医」への強い思いを持つ医師にバトンを渡し、当院が地域に根差し、続いていってほしいと願います。そして、「ちょっと気になる」「どこに相談したらいいかわからない」。そんなときに、ふと思い浮かべてもらえるような存在でありたいです。どんな些細なことでも構いませんので、気軽にお話しをしに来てくださいね。

Access