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入院設備のある身近なクリニックで受ける
白内障と緑内障の手術

たなけん脊椎・眼科クリニック

(一宮市/名鉄一宮駅)

最終更新日:2025/04/09

たなけん脊椎・眼科クリニック 入院設備のある身近なクリニックで受ける 白内障と緑内障の手術 たなけん脊椎・眼科クリニック 入院設備のある身近なクリニックで受ける 白内障と緑内障の手術
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加齢とともに罹患率も上がってくる白内障と緑内障。いずれも日帰り手術が可能とされるが、「たなけん脊椎・眼科クリニック」では入院設備があり、高齢の患者も多いことから入院を希望する人が少なくないという。「高齢の方が眼帯をして手術の翌朝も診察に来られるのは大変。一人暮らしの方も入院を望まれることが多いです」と話すのは、眼科を担当する田中陽子副院長だ。手術は、眼科専門病院と岐阜の総合病院にそれぞれ在籍する2人の医師が執刀する。陽子副院長いわく「手術に熟練したドクター」で、術前から術後まで情報共有し連携して患者を支える。そんな同院における、白内障、緑内障の治療について話を聞いた。

(取材日2025年2月5日)

通い慣れたクリニックで手術し入院。翌日の朝、通院の手間がないことがメリット。日帰り手術も選択可能

Q白内障について教えてください。
A
たなけん脊椎・眼科クリニック 初期症状がわかりづらいため少しの違和感でも検査を

▲初期症状がわかりづらいため少しの違和感でも検査を

白内障は加齢などにより目の水晶体が濁る病気です。見えにくい、夜間に光がまぶしいなどの症状を感じられる方が多いですね。手術では、濁った水晶体を砕いて吸い出し、人工の眼内レンズを挿入します。レンズの種類は主に2つ。手元や足元といった近く、あるいは遠くのどちらかに焦点を合わせる保険適応の単焦点レンズと、遠近の2点または3点に焦点を合わせる自費の多焦点レンズがあります。カウンセリングでは、患者さんの年齢や生活スタイル、ご趣味、ご要望などをくみ取ることが非常に大事で、よく相談をした上でレンズを決定します。当院では単焦点を選ばれる方が多いです。近視や遠視が強い方はそれも改善されることが期待できます。

Q緑内障についても教えてください。
A
たなけん脊椎・眼科クリニック 副院長は、特に緑内障について研鑽を積んできた

▲副院長は、特に緑内障について研鑽を積んできた

緑内障は、眼圧の上昇などにより目の奥にある視神経に障害が起こり、視野が狭くなっていく進行性の病気です。自分では気づきにくく、見にくいなどの症状が出た頃には進行していることが多いです。最近は、職場の健診に眼底検査が入っていてそれで受診される方が増えており、昔に比べて早期発見しやすくなったと感じています。治療は点眼薬による薬物療法、レーザー療法、手術の3つがあります。傷んだ神経は回復することはないため、治療は進行を緩やかにし現状維持に努めることが目標となります。悪化すると失明のリスクがありますが、むやみに恐れず、かといって楽観せず、きちんと定期通院を続けることが重要です。

Q白内障や緑内障の手術は日帰りでしょうか?
A
たなけん脊椎・眼科クリニック 多くの人が日帰り手術を選択する

▲多くの人が日帰り手術を選択する

白内障の手術は多くのクリニックで行われており、日帰りが可能です。実際、当院でも多くの方が日帰り手術を希望されます。ただ、当院には入院施設があり、ご高齢の患者さんが多いこともあって、入院を希望される方も多いです。翌朝の通院の手間がないため、ご本人にもご家族にもご負担が少なく安心もしていただけると思います。一人暮らしの方にも大変さが少ないのではないでしょうか。緑内障については、レーザー療法は日帰りで、手術も希望されれば日帰りは可能ですが、目の中の出血がある場合もあり、ほとんどの方が一泊入院を希望されます。大きな病院へ行かなくとも、身近なクリニックで入院できるということが当院の強みの一つです。

Q手術は熟練した医師が執刀してくださると伺いました。
A
たなけん脊椎・眼科クリニック 手術に精通した先生が執刀してくれるため安心

▲手術に精通した先生が執刀してくれるため安心

はい。眼科三宅病院院長の加地秀先生が白内障と緑内障、硝子体手術の一部を担当、岐阜赤十字病院眼科部長の吉田則彦先生が白内障の手術を担当してくださいます。お二人とも熟練した技術を持つ信頼できる先生方です。白内障に緑内障や硝子体疾患を併発しているなど難しい症例では術前に外来で診察を行っていただきます。そして、両先生と私とで連携し、患者さんにとってベストな治療方針を立てるようにしています。素晴らしい先生方に来ていただけていることに感謝しています。

Q検査や手術を受けるタイミングは?
A
たなけん脊椎・眼科クリニック 精密な検査とともに丁寧な説明を心がけている

▲精密な検査とともに丁寧な説明を心がけている

白内障は、見えにくいなど日常生活に支障が出ていると感じたら、その時に受診し、検査を経て手術に進むという流れになります。緑内障は、早期発見、早期治療が肝心です。先にお話ししたように、今は人間ドックや健診で眼底検査があることが多く、早期に見つけやすくなっています。点眼薬やレーザー療法で治療をしても眼圧のコントロールがうまくいかず、進行してしまう場合は手術が望ましいでしょう。手術の方法は複数ありますので、患者さんそれぞれに適した方法をご説明し、納得していただいてから手術に進むようにしています。

ドクターからのメッセージ

田中 陽子副院長

白内障も緑内障も手術の方式は確立されており、多くの方は日帰り手術を受けられるようになりました。当院は病床が19床あり、緑内障の手術はもちろん白内障の手術も、高齢の方や一人暮らしの方など入院を選ばれる方が多くいらっしゃいます。通い慣れたクリニックで安心して過ごしていただければと思います。白内障は、手術により見え方の改善が期待できますが、緑内障は定期通院が非常に重要です。10年20年と長いお付き合いになりますので、医師やクリニックとの相性や、通いやすさも大事ですね。早期発見、早期治療のため40歳を過ぎた方、強い近視の方や身内に緑内障患者さんがいる方は年に1度、眼科で検査を受けることをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ(片目)/27万円~※選定療養

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