名鉄本線の中京競馬場前駅から前後駅方面へ歩いて2分、国道1号線沿いに建つ「藤田外科」は、開院して50年以上になる地域に根差したクリニックだ。2代目にあたる藤田喜正院長は、血管外科が専門だが、「開業医であるからには、専門性を出す前に、なんでも幅広く診られる医者になりたい」と話す。確固たる信念を持って日々の診療にあたる藤田院長の言葉からは、地域住民の健康を守りたいという熱い思いがひしひしと伝わってきた。小さなことも大きなことも親身になって聞いてくれるのがこのクリニックの魅力かもしれない。患者の気持ちをしっかりと受け止めてくれそうな藤田院長に、日頃の診療の様子や医師としてのスタンスについて語ってもらった。

（取材日2016年6月15日）