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中山 光三 院長、中山 真緒 先生、西郡 卓 先生の独自取材記事

中山内科クリニック

(小平市/一橋学園駅)

最終更新日:2025/12/29

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック main

樹齢を重ねたケヤキやイチョウに囲まれた小平団地の中で、長年地域の健康を守ってきた「中山内科クリニック」。寡黙だが温かな笑顔の中山光三院長を慕う近隣住民も少なくない。一昨年には全面リニューアルを行い、長女の中山真緒先生、昨年からは次男の西郡卓(にしごおり・すぐる)先生も診療に加わり、院内には歴史と若々しさが交差する得難い空気が漂っている。消化器外科出身で大腸内視鏡検査や肛門診療の研鑽も積んできた真緒先生、循環器内科を専門とする卓先生。ともに「地域医療に生涯を捧げてきた院長のように患者と丁寧に向き合いたい」と声をそろえる。家族ぐるみで地域医療に貢献する3人に、やわらかな雰囲気の院内で詳しく話を聞いた。

(取材日2025年10月24日)

家族で診療する、歴史ある団地の中の内科クリニック

まず、こちらのクリニックの歴史から伺います。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック1

【光三院長】まだ私が荻窪病院に勤務していてそろそろ独立をと考えていた時、小平団地で長く診療所をしていたご高齢の先生が後継者を探していると聞きました。小児科医の妻がすでにこの近くでクリニックを営んでいたこともあり、開業を決意したのは1995年のことです。以来、約30年にわたり地域医療に携わってきましたが、2023年には全面改装し、設備も先進の機器を導入しています。長女の真緒、次男の卓も手伝うようになってくれて、非常に頼もしく思っています。若い力が加わってDX化をスムーズに進められたのも助かりましたし、何よりも患者さんの利便性が向上したのは良かったです。

真緒先生も卓先生も、ご両親の姿を見て医師を志したのですか。

【真緒先生】どちらかというと自宅兼クリニックで働いていた小児科医であった母の影響が大きいです。母は子どもが大好きで、好きなことが仕事につながり幸せだと話していたのを、子どもながら印象に残っていました。母のクリニックは閉院しましたが、名物だった庭はオープンガーデンにしていて、バラの季節には今もかつての患者さんたちや近所の方々が見に来てくれます。
【卓先生】母が開業した時、僕はまだ4歳でクリニックとともに大きくなったようなものです。家族には小児科を継ぐことも期待されていましたが、父と同じ循環器内科に進みました。内科の中でもカテーテル手術など外科的な要素が強く、救急医療にも携わる機会も多いダイナミックな診療科であるところに魅力を感じたからです。

家族で診療するメリットはどのような点ですか。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック2

【卓先生】心理的な垣根がないので遠慮なく何でも話せるところでしょうか。内科一般に幅広く携わってきた父、消化器が専門の姉ともよく相談しながら、患者さんを総合的に診られるのは大きなメリットだと思います。
【真緒先生】お互いに長所も短所も熟知しているので、補い合うことも、信頼して任せることもできます。また、一緒に仕事をするようになって新たな発見もありました。例えば、卓先生の診療に一切の妥協がない姿勢。また、クールな印象の父が、内面は患者さんへの温かな思いであふれていることも知りました。患者さんたちの人柄、職業、家族構成などの背景も把握し、病気だけではなく「人」を診る姿勢は私たちの手本です。

循環器内科や女性医師による大腸内視鏡検査などに強み

地域の健康を支えるやりがいはどんな点ですか。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック3

【卓先生】患者さんとの距離が近いところでしょうか。「中山さんのところの末っ子」として子どもの頃から僕を見守ってくれていた方、同級生などが受診してくれることもあり、懐かしくうれしく思います。父の患者さんを引き継ぐ場合もあり、長年の信頼を裏切らないようにと身が引き締まりますね。
【真緒先生】私も弟も小平市立小学校の卒業生で、同級生がたくさん団地に住んでいたので、この辺りにはよく遊びに来ていました。慣れ親しんだ地元の方々が元気で長生きできるようお役に立てるのは、大きなやりがいです。健康を見守るには継続して通院していただくのが欠かせません。父の「厳しすぎず優しすぎない絶妙な対応」を見習い、磨きをかけていきたいです。

卓先生の循環器内科の診療について教えてください。

【卓先生】現在、大学病院から榊原記念病院に出向中で、こちらでは月に2回ほど診療にあたっています。主に何らかの心臓病を心配して受診する方を担当していますが、心筋梗塞、心不全、不整脈などが見つかることも考えられます。カテーテル治療が必要となる場合もあり、そうした病気が見つかった際には、適切なタイミングを見定めて高度医療機関を紹介します。僕が勤務先の病院で治療をして、施術後はこちらで経過観察するというように、心臓病をシームレスに診ていくことができるのも当院の強みです。
【真緒先生】生活習慣病の管理は私や父も行っていて、心疾患や脳疾患に至らないように注力しています。その中で、心疾患を疑う症状のある方や、残念ながら発症してしまった方、さらにその後に専門的な管理が必要な方などは、卓先生の診療で対応してもらうようにしています。

真緒先生は消化器外科の経験を生かして診療を行っているとか。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック4

【真緒先生】当院では先進の内視鏡システムを駆使して胃・大腸内視鏡検査を行っています。患者さんがご希望なら鎮静下での検査も可能ですが、鎮静剤にはリスクもあるので、未使用でも極力痛みが出ないように研鑽を積んできました。一方、痔の手術も院内で実施できる環境を整えています。プライバシーへの配慮にもこだわっているので、これまで恥ずかしさから痔の悩みを相談できないでいた方でも安心して受診していただけるのではないでしょうか。痔は薬で改善が望めることも多いので、まずは一度お立ち寄りください。現在、週に3日ほど当院で診療にあたっていますが、並行して総合病院などで内視鏡検査と痔の手術に関わり、さらなる技術向上をめざしています。

地域住民が元気で長生きできるよう末永く見守りたい

診療で大切にしていることは何ですか。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック5

【真緒先生】患者さんの希望や不安を正しく把握して、適切に対応することです。父が患者さん一人ひとりに合わせた対応をしている姿を目の当たりにして、以前にも増してそう思うようになりました。また、日々の診療の中で、大腸内視鏡検査、痔の手術などで「男性医師にかかりにくい」という女性は年齢問わず多いと実感しています。肛門診療の敷居を下げ、気楽に受診してもらえるようにしたいと思っています。
【卓先生】心臓病は一刻を争うケースもあるからこそ、わずかなサインもキャッチするようにしています。父もよく「ほとんどの患者さんはよくある病気だが、その中に潜む重大な疾患を見逃してはいけない」と言っていますが、それはプライマリケアの使命です。これからも、ますます大切にしていきたいと考えています。

今後の展望についてお聞かせください。

【真緒先生】一般的な内科診療、内視鏡検査、肛門診療を柱としながら、幅広い診療を深めていけたらと思っています。循環器診療に関しては、現在、卓先生による専門の外来は月に2日のみなので、対応出来る人数に限りはあるのですが、当院は高齢の患者さんも多く、できれば疾患ごとにクリニックをはしごするような負担はかけたくありません。それぞれの専門性を生かしながら、できるだけ院内で完結できるようにしたいと考えています。一方で、患者さんを抱え込むのではなく、より詳しい検査や高度な治療が必要と判断される場合は、スピーディーに適切な病院を紹介するようにしていきたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

中山光三院長、中山真緒先生、西郡卓先生 中山内科クリニック6

【真緒先生】私は月・火・土曜日に診療しているので、女性医師を希望する方は参考にしてください。診察室は2つあり二診体制の日も多いのですが、各診察室は鍵つきで、診療中の声が外に漏れないよう細かく配慮しています。内科全般のエキスパートである父、おなかやお尻の悩みは私に、循環器内科の診療技術について今も研鑽を積んでいる弟。3人で連携し幅広い診療をめざしておりますので、皆さんの困ったときの入り口としてご活用ください。
【卓先生】動悸、息切れなど少しでも心臓に関する心配があれば、遠慮なく早めに相談してください。また、姉はけがの応急処置や縫合、やけどへの対応、小外科手術なども得意としているので、お困りの時は当院を思い出していただければと思います。これからも家族で力を合わせて、地域の健康を末永く守っていきたいです。

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