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大高 正雄 院長の独自取材記事

大高小児科醫院

(品川区/戸越銀座駅)

最終更新日:2025/07/28

大高正雄院長 大高小児科醫院 main

戸越銀座駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街にある「大高小児科醫院」。先代の時代から通い続ける家族も多い、地域に根差したクリニックだ。環境になじむスタイリッシュなたたずまいは、あえて小児科らしくせず、親をはじめとした大人が入りやすい配慮にもなっている。やわらかな雰囲気が印象的な院長の大高正雄先生は、順天堂大学医学部附属順天堂医院や関連病院にて小児循環器を中心に多くの研鑽を積んできた。その豊富な経験を生かし、小児科の一般的な症状から、外傷、循環器疾患まで幅広い診療を提供。日本小児科学会の小児科専門医でもある大高先生に、リニューアル開院から10年目を目前に控えた今、大切にしていることなどを聞いた。

(取材日2025年7月1日)

診察は迅速に、説明は丁寧にを心がけて

医院を引き継がれ、リニューアルしてから約10年になりますが、いかがでしょうか?

大高正雄院長 大高小児科醫院1

先代の父親から引き継ぎ、リニューアルオープンしてからもうすぐ10年になります。引き続き変わらず近隣の方々や、中には父の時代から世代を超えて来てくださっているご家族がいらっしゃり、多くの患者さんにお越しいただいています。診療の方針についてなどは特に変えていませんが、新型コロナウイルス流行時の感染対策措置として、時間帯で診察をコントロールすることで、一般の患者さんと発熱患者さんの診療のタイミングを分けたことなどは変えざるを得ない点でした。ですが、そのほうが患者さんにとっても良く、このシステムは今も継続しています。小児科は発熱を伴う症状のお子さんも多いので、患者さんの間での感染拡大防止のためにも、今の形に変えて良かったと思います。

クリニックの特徴を教えてください。

待合室で長く待つ時間がないよう、10分刻みで時間帯予約をできるようにしています。そのため、来院したら時間どおりにすぐ診察を受けていただけます。予約できる時間を細かく分けたのは、急にお子さんの体調が悪くなることも多く、当日予約が圧倒的に多いからです。お子さんご本人も親御さんも忙しい方が多いので、1日のスケジュールを立てやすくしていただける手伝いにもなると思います。また、クリニックの中は普通の家で診察を受けているかのようなくつろげる空間づくりを心がけ、待合室のスペースを広く取り、親御さんやごきょうだいも一緒にいやすい場にしました。父の代から続く医院でもあるので、レトロな雰囲気にして、院名に「醫院」という漢字を使うことで、クリニックの歴史を表現しました。

診療理念をお聞かせください。

大高正雄院長 大高小児科醫院2

EBM(Evidence-Based Medicine)、つまり科学的根拠のある医療を提供するよう努めています。薬を使用するかどうか決める際なども、科学的根拠に基づき判断するようにしています。子どもが本来持っている自然治癒力を生かすためにも、症状に合わせて処方するように心がけていますね。検査をせず、診断もつかないままむやみに抗生剤を使ったり、長期にわたって処方することはしないようにしています。そうなると、耐性菌の問題も出てきます。各種迅速診断キットを使ったり細菌培養検査を併用したりしていますが、細菌の培養検査には1週間ぐらいかかるため、その間に病気が治ってしまうことも多いのです。「熱が出たので抗生剤が欲しい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、時間を取ってご説明し、納得していだだけるように努めています。

患者本人も親も安心できるようにこだわった対応を

どんな患者さんに、相談に来てほしいと思いますか?

大高正雄院長 大高小児科醫院3

お子さんの様子を把握するのは難しいこともあるかと思いますが、少しでも普段と違う感じがしたら、すぐ相談にいらしてほしいです。例えば、顔色、呼吸、食欲や食の好みなどの何か小さなことでも良いです。些細な変化だと思っても受診を続けることで、親御さんが気づけるようになりますよ。こちらとしても、あまり我慢されすぎると、来ていただいた際に病状が進行していた場合、なかなか原因をたどれないので、ぜひちょっとの変化で来てほしいです。皮膚炎や喘息、鼻炎といった小児特有のアレルギー症状や皮膚トラブルの対応にも力を入れていて、喘息発作時の吸入療法やアレルギー検査も受けつけていますので、そのあたりも気になる場合はご相談ください。吸引器もありますので、鼻吸いだけの受診も可能です。また、セカンドオピニオン的にいらっしゃる親御さんも実際にいますので、他院で診ていただいた後のご相談などもぜひ気軽にいらしてください。

患者さんと向き合う際に気を配っていることはどんな点ですか?

どんな人でもまず受け入れる、ということでしょうか。ファーストタッチをとても大事にしています。人それぞれ感じ方も違いますので、体調不良までいかなくても、少しでも気になることがあれば気軽に相談しやすいよう気を配っています。また、何に困っているか、心配しているかをよく聞かせていただくようにも心がけ、極力、問診でご不安を取り除くようにします。併せて、当院にお越しいただいた時点で重症に近くなっていれば、すぐに地域の病院をご紹介するなどの迅速な対応にも気を配っています。

どんな患者さんが多いでしょうか?

大高正雄院長 大高小児科醫院4

やはり近隣にお住まいの、0歳児から小学生ぐらいまでのお子さんが多いかと思います。小児科を掲げていますが、耳鼻咽喉科や皮膚科の疾患、軽いものであれば擦り傷や打撲などの外傷も診させていただいています。あとは便秘のお子さんも多いです。便が出ないという相談に対しては食事と運動のアドバイスをします。便が出れば、本人はもちろん、お母さんも安心できるのではないでしょうか。食べ物は口から入って、1~2日ぐらいで肛門まで届くので、3~4日便が出なかったら、連れてきてほしいです。便秘ぐらいと思わず、気軽にお越しいただきたいですね。

検査や予防接種など、予防の大切さの啓発にも注力

注力していることや、診療でこだわっていることは何ですか?

大高正雄院長 大高小児科醫院5

しっかりと親御さんに説明することです。時に、患者さんが求めているものと違うものを提供することもあるため、丁寧にお話ししてご理解いただくよう努めています。急性期の初期対応だけでなく、予防医療の重要性をお伝えすることも大切にし、予防接種には特に力を入れています。定期接種以外のワクチンは任意ですが、お子さんの成長のために予防として勧めたいです。例えば、百日咳ワクチンは効果が薄れ始める年長さんのタイミングで追加接種を推奨しています。また、品川区では対象年齢の女性にHPVワクチンを無料で提供していることもあり、接種をお勧めしています。男性もウイルス感染の媒介者となる可能性があるため、男女問わず接種を推奨しています。情報が少なく、知らない親御さんも多いため、なぜ接種が必要か丁寧に説明するよう心がけています。お子さんの不調は親御さんの仕事や予定にも影響するので、予防の大切さを今後もお伝えしていきます。

今後どのようなクリニックをめざしたいですか?

「病気になったものをできるだけ早く見つけて困っている人を助ける」ことを当たり前にしつつ、お子さんがこれから困らないように日々の生活で親御さんができること、見てあげられることのお話もしっかりしていきます。検診やワクチンの説明などとともに、予防のために来院する患者さんのほうが増えているような状態をめざせたら良いですね。近隣の方へコツコツした診療を行うことで、小さなクリニックから社会貢献ができればと思っています。そのためにも、「検診やワクチン接種に行こう」と、もっと思っていただけるよう、入りやすく居心地の良いクリニックをめざしたいです。「あのクリニックの先生には気軽に話を聞いてもらえるよ」と言っていただけるよう、どんな相談でも乗れる人でありたいです。

読者の方にメッセージをお願いします。

大高正雄院長 大高小児科醫院6

当院では細かく時間を切って予約できるようにしているので、少しでもお子さんに気になることがあれば気軽にお越しください。予防接種に関しては、たいていの種類を扱っています。具合が悪くなるなどして接種予約がキャンセルになった場合のフォローもしっかり行うよう努めていますので、「治ってから来てもらう」ではなく、次の予定を明確に決めるようにもしています。現代のお子さんは特に、国際的な関わりを持つ子も多いため、幼い頃からあらゆる予防接種を受けておくことはお勧めしたいです。親御さんへの接種内容のご相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。帯状疱疹のワクチンなど大人も接種できるものもあるので、こちらも気になる方はお気軽にご相談ください。

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