ナラヤマレディースクリニック

ナラヤマレディースクリニック

黒須 不二男院長

57078

上尾駅東口から徒歩8分。上尾市役所前にある「ナラヤマレディースクリニック」は、この地に開業して50年以上たつ歴史あるクリニック。2004年に院長に就任した黒須不二男先生は長年、大学病院と総合病院で無痛分娩に携わり、その経験を生かしたいと同院でも開始。広く奥行のある待合室は、優しい色使いが印象的で、水槽を泳ぐ魚たちに心が癒やされる。出産には素晴らしい出産もあれば、自分の描いたイメージと異なることもある。「患者さまと、とりまくすべての方に幸せな記憶を残します」と話す院長は、その想いを込めた「しあわせお・さ・ん」をスローガンに掲げている。クリニックの統括者として日々診療にあたる黒須院長に話を聞いた。
(取材日2017年8月10日)

豊富な経験と徹底した管理の下で無痛分娩を実施

―地域に根差して五十余年、歴史のあるクリニックなのですね。

1964年、ナラヤマ産婦人科医院として父が開院しました。2004年に私が後を継いだのを機に改装し、現在の「ナラヤマレディースクリニック」としてスタートしました。産婦人科は、いつ起こるかわからないお産に対応しなければなりませんが、当院には私を含め4人の経験豊富な医師がいるので、皆身体的にも精神的にも万全の状態で患者さんと向き合うことができます。

―無痛分娩が大きな特徴とお聞きしています。

私が院長に就任した2004年から始めました。母校の大学病院や派遣先の横浜や東京の総合病院でも長く無痛分娩に関わり、その経験を踏まえ、当院でも導入しました。陣痛の痛みや不安感などのストレスを取り除くと、お母さんや赤ちゃんの疲労も少なくなります。日本ではまだ行っている施設が少ないのですが、理由の一つには、耐え忍ぶことが美徳という民族性があると思います。痛みを伴い、乗り越えてこそ母親であり、愛情も深まるというような意識が強いんですね。また医師側も母体と赤ちゃん2人の命を預かり、さらに痛みを取るとなると、高度な技術と経験が必要とされるため、そういった点も実施施設が少ない一因だと思います。

―日本でも希望者が増えているそうですが、対応できるドクターがまだ少ないのですね。

当院では4人の医師全員が無痛分娩に対応できます。とはいえ、十分な分娩監視が必要となるため、日中限定になります。24時間体制だと安全管理が難しく、4人の医師と多くの助産師、看護師がいても足りないのが現状です。全員の希望をかなえようと無理をすれば事故につながりかねません。また妊娠週数、胎児推定体重、骨盤内や子宮口の状態など施行条件があり、条件に合うまで待つことになりますが、夜間に陣痛が来て出産に至るなど希望してもできない場合もあります。結果的には、安全優先で判断すると4人に1人はできないのが現状です。

―こちらのクリニックでは希望者は多いですか?

2016年は1月~12月までに、800人強のお産がありましたが、無痛分娩の希望者は200人程度、そのうち実際に行えたのは150人程でした。月1回、説明会を行い、希望者には必ず参加してもらっています。その際、4人に1人はできないことや、メリット、デメリットも詳しくお伝えしています。当院のモットーは「しあわせ お・さ・ん」。無痛分娩は選択肢の一つで、一番大切なのは、元気なお母さんが、元気な赤ちゃんを抱っこすること。無痛分娩ができなくても、素晴らしいお産だったと満足してもらえるよう、スタッフみんなでサポートすることが重要だと思っています。



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