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働く世代に起こる体の変化
悪化を避けたいのならばまず受診を

大川医院

(春日部市/武里駅)

最終更新日:2025/07/10

大川医院 働く世代に起こる体の変化 悪化を避けたいのならばまず受診を 大川医院 働く世代に起こる体の変化 悪化を避けたいのならばまず受診を
  • 保険診療

偏食やカロリーの取りすぎ、慢性的な運動不足、喫煙や多量の飲酒など、乱れた生活習慣が積もり積もって引き起こされる生活習慣病。このほか、出産や閉経などホルモンバランスの乱れから肥満につながったり、睡眠時無呼吸症候群の症状が血圧を上昇させたりすることもあるそうだ。「大川医院」の院長で、日本内科学会総合内科専門医でもある大川修先生は「若い頃とは体が変わってきていることを知ってほしい」と、働き世代に向けて呼びかけている。なぜなら糖尿病や高血圧は知らぬ間に進行して動脈硬化につながり、その先には脳梗塞や心筋梗塞といった重い病気が待ち構えているからだ。健康診断の結果にチェックがつくなど、少しでも気になる症状がある場合は、今回の大川院長の話を参考に早期発見・早期治療に意識を向けてほしい。

(取材日2025年6月13日)

初期の糖尿病や高血圧症は生活習慣の見直しが改善の鍵。まずは受診で状態を知ることから始めよう

Q働き世代になると生活習慣病が増えてくるのはなぜですか?
A
大川医院 かかりつけ医として地域の患者を支える大川先生

▲かかりつけ医として地域の患者を支える大川先生

糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症といった「生活習慣病」は、長きに渡る乱れた生活が引き金となって発症することが多いです。例えば、偏食やカロリーの取りすぎ、慢性的な運動不足、喫煙や多量の飲酒がそれにあたります。初期の自覚症状はほぼありませんが知らぬ間に進行し、会社の健康診断で異常を指摘されて気づく方も多いですね。働き世代の方は「まだまだ自分は病気とは無縁」と思っているかもしれませんが、やはり20代の頃とは体が変わってきていることを知ってほしいと思います。

Q生活習慣病を放置するリスクを教えてください。
A
大川医院 早めの受診が今後の人生の安心につながる

▲早めの受診が今後の人生の安心につながる

生活習慣病が進行している間、体内では血管がダメージを受け続けており、いずれ動脈硬化につながります。さらに放置が続くと、動脈硬化によって脆くなった血管内に血栓が蓄積して、脳梗塞や心筋梗塞といった重い病気を引き起こすこともあるのです。また、内臓脂肪の蓄積に加えて、生活習慣病に関連するとされる血圧・血糖・血中脂質のうち2つ以上が基準値を超えた場合に「メタボリック症候群」と判定されます。内臓脂肪がたまる主な原因は、カロリーの取りすぎや運動不足です。この状態が続くと高い確率で生活習慣病を発症させるだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞など重い病気を引き起こす確率も高くなります。

Q悪化させたくない場合、どうすれば良いのでしょう。
A
大川医院 さまざまな検査に対応し必要があれば適切な医療機関へ紹介も

▲さまざまな検査に対応し必要があれば適切な医療機関へ紹介も

働き盛りの世代の方が生活習慣病やその兆候に気づくきっかけとなるのは、やはり健康診断です。異常を指摘されたら放置せずに受診してください。もちろん、ただ受診するだけでは何も変わりません。現実問題として一度検査に引っかかった方は翌年もまた引っかかることが多く、治療もせずご本人の意識も変わらなければ何年も同じことの繰り返しです。当院では患者さんの希望があれば定期的に管理栄養士による栄養指導を取り入れて、生活習慣や意識の改善をサポートしています。「悪化させたくない」とお考えならば、医師の指導のもと、できるだけ早く生活習慣や意識改革に取り組みましょう。

Q睡眠時無呼吸症候群も生活習慣病と関連があるのですか?
A
大川医院 治療や検査については丁寧に説明をしてくれる

▲治療や検査については丁寧に説明をしてくれる

睡眠時無呼吸症候群は高血圧や糖尿病、肥満などとも関係があります。生活習慣病を治療すると、睡眠時無呼吸症候群の症状の改善にもつながります。逆に、睡眠時無呼吸症候群の治療をすることで不眠の軽減につながれば、高血圧、糖尿病、肥満など生活習慣病の改善にもつながっていきます。当院では疑わしい場合に睡眠時無呼吸症候群の検査を行い、程度によってはCPAP療法を行います。初期の生活習慣病は、それ以上の悪化を防ぎ、薬を使わずに過ごしたいならば、食事や運動といった生活習慣を変えることが重要。睡眠時無呼吸症候群も、さらに重症化する前に適切な治療を行い、無呼吸による生活習慣病の悪化のリスクを抑えてほしいと思います。

Qクリニック選びのポイントを教えてください。
A
大川医院 充実の院内設備によりさまざまな検査が可能

▲充実の院内設備によりさまざまな検査が可能

初めて受診する場合には専門医がいるかどうかが一つのポイントになるかと思います。専門医の取得には知識と経験が必要で、指定された環境で数年間にわたって診療に関する知識を深め、専門の試験に合格しなければ取得できません。あとは院内設備もクリニック選びのポイントになるでしょう。当院では、臨床検査技師によるエコー検査では頸動脈の状態確認や脂肪肝の判断などができます。頸動脈エコーは、動脈硬化の程度を診るのに有用です。また院内にCTも備えており、多角的な検査で働き世代の体の変化を確認して、生活習慣病の早期発見・早期治療につなげています。

ドクターからのメッセージ

大川 修院長

自覚症状を感じなくても、働き盛りの世代になると体の中では何かしらの変化が生じていることも多いです。その気づきのきっかけになるのが健康診断であり、異常を指摘されたならばできるだけ早く受診して、治療につなげることが大切です。もちろん、いびきや日中の眠気など「睡眠時無呼吸症候群ではないか」と思われる症状がある方や、体重が増えてきて気になっている方、カロリーオーバーや運動不足を自覚していて不安のある方も、お気軽にご相談ください。さまざまな検査でお体の状態をしっかりと調べ、総合内科専門医の視点から、一人ひとりに合ったアドバイスを提供いたします。

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