頭痛、物忘れ、手足の震えも得意
内科疾患や睡眠障害も丁寧に診療
川口並木クリニック
(川口市/西川口駅)
最終更新日:2025/12/15
- 保険診療
脳神経内科の「神経」という言葉から心の病気をイメージする人もいるだろう。しかし「川口並木クリニック」の院長を務める神谷文雄先生は「脳や脊髄、神経、筋肉などの器質的な疾患を対象とする診療科です」と明言する。いわゆる神経難病だけではなく、頭痛や睡眠障害など、誰にとっても身近な症状に対しても専門的な検査と治療を行っているのが脳神経内科なのだ。一般内科も扱っており、生活習慣病や風邪などにも対応している。かかりつけとして通う中で、万が一の脳疾患や認知症にも目を光らせ、専門家の観点から患者の健康と暮らしをサポートしている。脳神経内科とは具体的にどのような診療科なのか、神谷院長に詳しく聞いた。
(取材日2025年11月15日)
目次
脳神経内科をかかりつけにすると、体の不調と合わせて専門的な診療も受けられる
- Q脳神経内科とはどのような診療科なのでしょうか?
-
A
▲脳・脊髄・神経・筋肉の疾患に、専門的な診断と治療を行う
脳神経内科とは、脳や脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を診る内科です。しかし、比較的新しい診療科で、まだ十分に理解されていないのが現状ともいえます。よく混同される精神科や心療内科や脳神経外科とは、てんかんや認知症など一部重複している領域もありますが、うつ病や統合失調症などの精神疾患は扱っていません。脳神経内科が主に対象としているのは、認知症やパーキンソン病などの神経変性疾患、多発性硬化症・筋無力症などの神経免疫疾患、脳梗塞・脳出血などの脳血管障害などです。さまざまな疾患がありますが、多岐にわたる神経症状に対する専門的な診断と治療を行うスキルが問われる診療科ともいえるでしょう。
- Qどのような症状があるときに相談できますか?
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A
▲市販薬で改善しない頭痛は専門の医師に相談を
脳神経内科でも町のクリニックでは、頭痛に関する相談が最も多いです。めまい、ふらつき、しびれ、睡眠障害などの症状で来院される患者さまも多いです。頭痛は市販薬で十分な効果が得られない場合は、専門的な対応で著しく改善する場合があるので速やかに受診してほしいです。また、日中の眠気に関しても睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーなど、いくつかの病気が考えられます。めまい、ふらつきは脳神経ではなく内耳性のケースも多いので、耳鼻咽喉科との連携も欠かせません。そのほか、重篤な脳疾患のサインを見逃さず、迅速に大規模病院につなげるのもプライマリケアに携わる脳神経内科医の使命です。
- Q脳神経内科では頭痛で受診できるのですね。
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A
▲一人ひとりに合わせた治療で、頭痛の悩みを根本から改善を図る
我慢強いことが美徳とされる日本では、頭痛を我慢してしまう方も少なくありません。中には緊急性を要する脳疾患が隠れている場合もあるので「たかが頭痛」と放置せずに、早めに脳神経内科を受診するようにしてください。多くの方が片頭痛と診断されますが、正確な診断と一人ひとりに合った投薬をすることが重要です。頓用の頭痛薬や予防薬の治療ができます。注射や内服薬のCGRPの働きを抑える薬もいち早く導入しております。お気軽にご利用いただければと思います。
- Q脳神経内科での検査や治療について教えてください。
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A
▲大学病院と連携し、CT・MRI・脳血流検査などの検査も可能
問診や身体所見を調べ、必要な検査を実施します。脳神経内科領域では画像診断が非常に重要となることがあります。CT検査、MRI検査、脳の血流やドーパミンの流れを調べる核医学検査を連携医療機関と協力して行いクリニックで説明できます。脳波や電気生理学検査やポリソムノグラフィー検査を行うこともあります。治療は、内服薬や注射薬による治療を行っております。睡眠時無呼吸症候群に対してのCPAP治療も多くの実績があります。
- Qこちらの診療の特色について詳しくお聞かせください。
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A
▲専門性を生かし、幅広いニーズに対応する診療環境を整えている
当院は脳血管障害、神経免疫疾患、頭痛、認知症、睡眠障害などを専門とする複数の医師が所属してチーム医療で診療にあたっているのが強みです。大学病院や基幹病院に勤務する医師たちが、急速に発展を続ける脳神経内科の先進知識とスキルを持ち寄り、多様なニーズに対応しています。頭痛や物忘れやふるえなどの症状への対応はもちろん、パーキンソン病、多発性硬化症、重症筋無力症などに対する先進医療も行っております。生活習慣病と神経疾患の治療を一箇所で行うこともできます。介護保険、難病医療、身体障害肢体不自由など公的扶助に関する相談もできます。オンライン診療や予約システムもあります。

