渡辺メンタルクリニック

渡辺メンタルクリニック

渡辺 智英夫院長

54713

大宮駅から徒歩7分。大通りに面したビルの6階に1991年開院の「渡辺メンタルクリニック」がある。エレベーターを降りるとすぐに受付があり待合室も診察室も広々としている。患者とのコミュニケーションを大切にする渡辺智英夫院長は、ゴルフやテニス、スポーツフィッシングなどが趣味のアウトドア派ドクター。診療では、不眠や抑うつ、不安、恐怖に関する症状、子どもの適応障害から高齢者の認知症相談まで、幅広い年代の患者に対応する。子どものための専門外来も開設し、毎週土曜は、発達障害の人を対象とした社会性を育むためのグループ療法も実施。近くのビルには「ひかわカウンセリングセンター」が併設され、対人関係、家族関係、自分自身の悩みに対し、精神分析的な精神療法等を中心に行っている。
(取材日2017年3月16日)

患者に耳を傾けながら治療する

―この場所で開院されたのはなぜでしょうか?

名古屋大学医学部を卒業してから、静岡市の県立医療機関で8年ほど臨床と研究を行っていましたが、頼まれて新設の埼玉県立精神医療センターへ勤めることになりました。しかしながら、そのセンターでは自分のめざしていた精神分析を実践することができなかったんですね。しかも、勤めながら研究会に出ることも認めてもらえませんでした。その勤めていたセンターに近いここ大宮は、当時は精神科のクリニックが少なく、交通の便もいいので、1991年にこちらで開業することにしたのです。

―こちらの特徴は精神分析を軸とした治療だそうですが、どのようにして行うのですか?

精神分析は、治療者と患者さんが一緒になり、患者さんの無意識とかいろいろなものを探っていきます。それは自分自身を発見したり、自分の本来のあり様を認識できるようになることを目指した治療法です。1970年代頃から、一時アメリカではブームのようになり、精神分析の治療が盛んに行われていました。しかし、1980年にアメリカ精神医学会の出版となる精神障害の診断と統計マニュアル「DSM」が大きく改訂されました。その改定版の影響もあり、それまでの治療は大きく移り変わります。精神医学もデジタル化されていったのです。そのデジタル化した治療法が、アメリカ発で世界中に広がり、精神医療を変え、認知行動療法が台頭することになりました。

―精神分析と認知行動療法とはどのように違うのでしょうか?

認知行動療法とは、とにかく症状を取り去るための治療法です。認知を変えて、行動を変えていこうとする方法です。例えば恐怖症の場合、患者さんに軽い恐怖を与え、恐怖感にだんだん慣らしていき、馴化させていって大丈夫になるようにするという治療法です。それに対し、精神分析療法は患者さんに自由に連想していただきながら、患者さん自身が自分の精神のこんなところを伸ばしたり、またこんな見方をすると、こんなふうに変わっていくなどの広がりを自ら発見していく治療法です。

記事更新日:2017/04/03


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