レーザーによるケアと適切なスキンケアで
しみを気にしない生活を
高梨医院
(さいたま市浦和区/浦和駅)
最終更新日:2025/11/13
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いつの間にか嫌な場所に現れている「しみ」。特に顔や手など目につきやすい場所だと、毎日目について憂鬱な気持ちになる人も多いのではないだろうか。浦和にある「高梨医院」の吉岡容子院長のもとには、そんな悩みを抱える老若男女多くの患者が訪れている。気にはなるけどよくわからないし、何となく怖い、と多くの人にとってハードルが高い、レーザーを使ったしみのケアや施術の流れについて、吉岡院長に詳しく聞いた。
(取材日2025年10月10日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qしみに対するケアにはどんな方法がありますか?
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A
「しみ」には、さまざまな原因があります。例えば、紫外線や摩擦などの外的刺激や乾燥などが原因です。患者さんご自身がしみだと思っていても別の病変であることもあります。しみには原因があります。私たちの最終目標は、その原因を突き止め、しみができにくい肌に導くこと。クリニックでは医師が診断を行い、そのしみに合った施術方法を提案します。しみのできている場所や範囲、濃さ、患者さんの目的などにより、最適と考えられる施術方法は変わりますので、よく話し合い、専門の医師の診断を仰ぐことが大切です。
- Qしみのケアにレーザーを使うメリットは?
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A
レーザー機器を用いた施術は、しみを薄くしたり、除去できたりすることにつながる可能性がある、ということです。また、施術時間も短く、痛みもほとんどないので施術を受けたら「こんなに簡単なら、もっと早くやっておくべきだった」と思われる方も多いのではないかと思います。レーザーには種類があり、それぞれ特徴がありますので、しみの種類や範囲、深さなどにより適切な方法を選ぶことが大切です。最近は患者さんもよく勉強しておられて、レーザーが身近になりつつあることから、最初からレーザーを使ったしみケアを希望される方が増えました。
- Q痛みや施術後の腫れ、傷痕が心配という方も多いのでは?
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A
しみ取りレーザーの場合、輪ゴムでパチンとはじいたような痛みがあります。施術後は赤みやひりつきが出て、かさぶたとなります。痛みは麻酔クリームを塗ったり、冷却することで軽減を図れますのでご安心ください。また、肌のコンディションが悪い場合には、傷痕や色素沈着が残りやすくなるため、施術を延期することもあります。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診や診察
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一番改善したいことは何か、治療の目的やゴールなどを伝える。吉岡院長が心がけているのは、患者がなんでも話せるような雰囲気づくり。予算、痛みのこと、施術後の状態、化粧はいつからできるか、施術の頻度、再発の可能性、副作用など、気になることはどんな些細なことでも尋ねよう。
- 2麻酔
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麻酔には、テープ・クリーム・局所麻酔・注射などさまざまな方法があり、施術内容や肌質に応じて適切なものを選ぶ。また、光治療など、顔全体をケアする施術の場合は、麻酔が不要な場合も。寝不足やストレスがあると痛みに敏感になることがあるため、施術前日はしっかり休息を取り、心身のコンディションを整えておくことが大切だという。
- 3施術
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多くの場合、ベッドにあおむけに寝て目を保護するためのカバーを装着して行う。麻酔をしている場合は、施術中の痛みはほとんどない。施術時間は施術方法や施術範囲によって大きく異なるが、数秒程度で終了することもある。照射終了後には、患部に軟膏とテープを貼って保護。自宅でのケア方法の指導を受ける。照射部分以外はメイクして帰ることも可能で、施術当日の入浴も問題ない。
- 4施術後
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患部を優しく洗顔し、軟こうやテープで保護する。かさぶたは、自然に剥がれるまで保護することが重要。かさぶたを長く残すほうが良い仕上がりが望めるため、できるだけ保護しておくほうが良い。施術後は2週間から3週間後にフォローアップ診察を受け、必要に応じて定期的な通院を継続する。吉岡院長は何かあっても手遅れにならない時期に来院してもらうということを大事にしている。
- 5施術後のアフターケア
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施術後にどのようなケアを行うのかも重要なポイントだという。しみができにくい肌質をめざすには、しみができる原因を理解し、生活スタイルやスキンケアを見直すことが重要で、吉岡院長はしみの原因となるメラニンの活動を抑制することの重要性を訴えている。また、クリニックでの定期的なケアも推奨している。
自由診療費用の目安
自由診療とはレーザーによるしみケア(3mm)/3300円~

