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根本的な治療で体質にアプローチ
スギ花粉症に対する舌下免疫療法

湘南台しらがクリニック

(藤沢市/湘南台駅)

最終更新日:2025/12/02

湘南台しらがクリニック 根本的な治療で体質にアプローチ スギ花粉症に対する舌下免疫療法 湘南台しらがクリニック 根本的な治療で体質にアプローチ スギ花粉症に対する舌下免疫療法
  • 保険診療

春になると多くの人が悩まされるのが、スギ花粉による花粉症。国民病ともいわれるほど多い病気だが、最近、このスギ花粉症の根本的な治療として注目されているのが、舌下免疫療法だ。決まった薬を毎日、舌の下に置き続ける治療で、即効性はないが、症状の改善が期待でき、アレルギー症状が生じない体をつくっていくことがめざせるという。そこで、スギ花粉症に対する舌下免疫療法に力を入れる「湘南台しらがクリニック」白神(しらが)敏雄院長に取材した。「通常の飲み薬などの対症療法と異なり、根本的な解決がめざせることを知ってほしい」という白神院長に、治療の流れや治療にかかる期間、注意点などを詳しく説明してもらったので、ぜひ参考にしてほしい。

(取材日2025年11月13日)

毎日、舌の下に薬を含むだけで症状の緩和がめざせる。スギ花粉症の根本的な改善をめざす保険適用の治療法

Q舌下免疫療法とは、どのような治療でしょうか?
A
湘南台しらがクリニック 湘南台駅東口から徒歩3分のところに位置し、アクセス良好

▲湘南台駅東口から徒歩3分のところに位置し、アクセス良好

舌下免疫療法は、アレルゲンを含む薬を舌の下に1〜2分置いた後に溶けたものを飲み込むという方法で、毎日継続して行う治療法です。体を少しずつアレルゲンに慣らしていくことで、鼻水やくしゃみといった症状の緩和や、根本的な改善が期待できます。当院では約10年前からこの治療法を導入しています。以前は、漢方薬や注射などを組み合わせて花粉症に対応していましたが、現在は舌下免疫療法の有用性が高いので、この治療法に注力しています。保険適用の治療法ですし、舌の下に薬を置くだけなので、12歳ぐらいのお子さんでも忙しい方でも簡単に続けることができるのもメリットだと考えています。

Q治療を始める前に、どのような検査を行いますか?
A
湘南台しらがクリニック 花粉症の症状改善をめざす

▲花粉症の症状改善をめざす

舌下免疫療法を受けるためには、スギ花粉に対するアレルギーがあることを確認する必要があります。そのために採血によるアレルギー検査を行い、アレルゲンに対する反応を調べます。スギ花粉に対してアレルギーがあることを確認したら、舌下免疫療法を検討します。また、舌下免疫療法は、重い気管支喘息がある方や、妊娠中の方へは行えない場合があります。ですから、検査前の問診では、どのような症状があるかに加えて、持病や妊娠の有無などを細かく確認し、実際に治療が行えるかどうかを慎重に判断します。

Q治療が勧められるのは、どのような人でしょうか?
A
湘南台しらがクリニック しっかりと医師に相談しながら、治療の検討を

▲しっかりと医師に相談しながら、治療の検討を

スギ花粉症と診断された方なら、お子さんから高齢の方まで治療を受けていただくことができますが、基本的には、スギ花粉症の症状が中等度から重度の方で、薬物療法ではあまり効果が期待できなかったケースや、薬物療法から離脱したい方です。例えば、目がかゆすぎて勉強や仕事に集中できないとか、鼻詰まりで不眠症になる、鼻水やくしゃみがひどく人前に出にくいなど、生活に支障を来すような症状がある方にもぜひお勧めしたいと思います。一方、先述のとおり、重度の気管支喘息の方や妊娠中の方は治療を控えたほうが良い場合もあります。

Q治療が可能な年齢や、治療開始に適した季節を教えてください。
A
湘南台しらがクリニック 花粉症のシーズンに入る前に、治療のスタートを

▲花粉症のシーズンに入る前に、治療のスタートを

舌下免疫療法は小学生ぐらいから受けられますが、小さいお子さんでは舌の下に薬を置いて、飲み込むという治療のプロセスが実行できない場合があるので、当院では12歳ぐらいから対応可能としています。その後は、年齢的な制限はありません。また、舌下免疫療法は、アレルギー症状が出ている時に治療を始めることはできないので、花粉の飛散期が終わってから1、2ヵ月後、夏ぐらいから治療を始めると良いでしょう。多くの場合、治療を始めた翌年の花粉シーズンから、症状の変化を感じられることが期待できます。ただし花粉の飛散量や個人差もあるため、変化があったとしても治療の継続が重要となります。

Q治療にはどのくらいの期間がかかるのですか?
A
湘南台しらがクリニック 通院の回数も少なく、患者の通院負担軽減を

▲通院の回数も少なく、患者の通院負担軽減を

治療にかかる期間は、3年から5年程度です。治療中は、薬を毎日服用して、月に1回通院していただいて、診察と舌下免疫療法薬の処方を行います。治療開始後でも、薬が合わない場合は中断することもできます。年単位での治療継続が必要で「治療期間が長くかかるなあ」と思われる方も少なくないと思いますが、長い人生の中での数年間と長期的な視点で考えていただきたいですね。当院では、将来の受験や就職に備えて、今のうちに症状を改善しておきたいという中学生、高校生の若い世代の患者さんの来院も目立ちます。

ドクターからのメッセージ

白神 敏雄院長

舌下免疫療法は、アレルゲンであるスギ花粉に徐々に体を慣らしていく治療法です。治療に時間がかかり、毎日薬を服用するのは面倒と思われる方もおられるかと思いますが、アレルギーはほぼ一生続く慢性の病気ですから、できれば、若いうちに根本的な治療でスギ花粉症からの解放をめざしていただきたいと思います。また、スギ花粉症の患者さんは、アトピー性皮膚炎などの合併症がある場合も多いようです。当院では、症状に応じて漢方薬を取り入れたアトピー性皮膚炎の治療にも対応していますので気軽にご相談ください。

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