世田谷OAクリニック

世田谷OAクリニック

石川 和利院長

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世田谷区の閑静な住宅街の中にある「世田谷OAクリニック」。周辺一帯は、明治時代から著名人の別荘があった場所で、緑が多く、都内にいることを忘れてしまいそうな落ち着いた場所だ。「環境がいいので開業地に選びました」と話す院長の石川和利先生。もともとクリニックが無かった地域だったため、住民は一様に開業を喜んでくれたそうだ。開業当時から外来と並行して行っていた訪問診療は、次第にニーズが高まり、今ではクリニックの診療の大半を占めるまでになった。地域医療から医師会の仕事にと忙しい毎日を送る石川先生に、訪問診療が担う重要な役割や展望など、詳しく話を聞いた。
(取材日2016年6月20日)

患者を支える他職種との横の連携が重要

―現在クリニックでは訪問診療に力を入れているそうですね。

開業当時は外来が主で、並行して訪問診療も行っていたのですが、次第に訪問診療のニーズが増え、今では7対3の割合で、訪問診療がメインになっています。周辺は昔からから医療機関が無かった場所で、当院ができたときには「よく、この場所で開業してくれました」と地元の方が喜んでくれたほどです。医師会に所属するときも、世田谷区医師会と玉川医師会のどちらの所属になるのか線引きがされていない地域で、半年ほどのペンディングを経て、世田谷区医師会に所属が決まったという経緯があります。

―先生が訪問診療に携わったきっかけを教えてください。

開業する前に勤務していたクリニックが最初です。当時、大学病院を辞めて開業しようと考えていたのですが、具体的なイメージがわかず、修行のためにと勤務したのが外来診療と訪問診療をやっているクリニックでした。ですから、訪問診療を始めようと思って勤務したわけではなく、外来のあるクリニックに勤務したら、たまたまそこが訪問診療をやっていて、それが開業に結びついたという感じですね。ご存知のように、高齢者の増加に伴い「2030年には看取りができない人が47万人出てくる」といわれています。訪問診療を行う医療機関がもっと増えればいいのですが、24時間のコールに備えたり、特殊な備品が必要だったりするので、急激に増えることはないと思います。ただ、それでも始めようというドクターは少なからずいるので、期待したいですね。

―訪問診療が外来と大きく異なる点について教えてください。

外来は患者さんが来院して1対1で診療を行いますが、訪問診療は患者さんのご自宅に伺うので、イギリスの家庭医のような家族ぐるみの診療になりますね。医師1人の力だけでなく、訪問看護師やケアマネージャーといった、他職種との連携も重要になります。現在、医師会の中でICT(インフォメーション&コミュニケーションテクノロジー)と呼ばれるシステムを構築する一員として、仕事をさせてもらっています。ICTは、医師だけでなく、看護師や訪問介護士、ケアマネージャーといった、患者さんを支える職種の人たちをつなぐクラウドシステムで、携帯やタブレット型端末からでも見ることができます。端末から患者さんの情報を入力すると、連携している横のつながりの職種の人たちと共有することができ、画像を確認して意見を述べ合うこともできます。世田谷区では、今年度中に立ち上げる予定です。

記事更新日:2016/07/06


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