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瀧田 稔弥 院長の独自取材記事

文京瀧田歯科医院

(文京区/本郷三丁目駅)

最終更新日:2020/12/23

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地下鉄の本郷三丁目駅からは歩いて約5分、 JR御茶ノ水駅からは約10分。本郷2丁目の交差点そばに立つビルの2階に「文京瀧田歯科医院」はある。自然光の差し込む明るい院内は、衛生管理も徹底されている。院長の瀧田稔弥先生はマイクロスコープ治療のエキスパートであり、根管治療を得意とする歯科医師だ。しかもその専門分野だけにとどまらず、一般歯科の医院として総合的に口腔内の健康を診ることに力を注いでいる。開業して5年、患者もスタッフも増え、さらに充実した診療をめざす瀧田院長に思いを聞いた。
(取材日2019年6月24日)

マイクロスコープで丁寧な根管治療を

開業して5年たちますが、どういった症状の患者さんが多くいらしていますか?

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やはり「歯が痛い」「うまく噛めない」という患者さんが多いですね。虫歯、それから私が専門ということもあって、根管治療の患者さんもたくさんいらっしゃいます。ほかの歯科医院からのご紹介や「他院で抜かなければならないと言われたのですが」とご相談にみえる方も少なくなく、近隣にお住まいの方はもちろん、都内や遠くは栃木からもいらしていただいています。この5年の間に手伝ってくれるスタッフも増えました。現在は矯正歯科の先生が月に1回来てくれるほか、歯科医師が僕を含め常に2人いる状態で診療しています。皆マイクロスコープを使う診療であることに変わりはありません。機器としては、新しく歯科用CTを導入しました。3次元の画像を撮影することで、細かい部分の確認や診断がさらにしやすくなりましたね。

ご専門は根管治療と伺いました。

はい。虫歯が進行すると歯の中にある神経まで到達してしまうため、神経を抜く処置が必要になることがあります。神経と言っていますが、正確には「歯髄(しずい)」という歯に栄養を与えている組織で、根管という管の中に納まっています。根管は肉眼ではすべてを診ることができず、また形も複雑なので、治療は難易度が高くなります。しかも治療の出来によってその歯の寿命が左右されることもあって、根管治療は歯を残す上で非常に重要な治療なのです。肉眼では見えない部分が多いため、手の感覚に頼る職人的技量が必要とされてきましたが、マイクロスコープで根管内を詳細に観察できるようになったことで、歯を残すことを目的とした根管治療の精度が格段に上がったといわれています。

マイクロスコープは先生の治療には欠かせないものなのですね。

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日本にマイクロスコープが導入された初期の頃から使っていて、日本の歯科医師の中でも、多くの時間をマイクロスコープを用いた治療に費やしている一人ではないかと自負しています。とはいえ、マイクロスコープは万能ではなく、あくまで歯科治療のツールの一つであり、さらに使いこなすためには気の遠くなるような時間が必要です。そういうツールを使用しながら、患者さんのお口の中の健康管理のお手伝いをしたいと思っています。当院では歯科衛生士による歯のクリーニングにもマイクロスコープを使用していて、肉眼では見えにくい細かい歯石を取り除くのに役立てています。休日にマイクロスコープの勉強会に自ら参加したり、意識の高いスタッフが集まってくれているのは本当に心強いですね。

口腔内全体を包括的に診るために

それでも根管治療に特化した専門クリニックではなく、一般診療を掲げていらっしゃるのはなぜですか?

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大学を卒業して大学院に進んだ後、東京の神津島というほぼ無医村の離島で半年ほど診療したことがあります。それまでは、根管治療を専門に行う歯科医師になろうと漠然と考えていたのですが、島での診療を通じて考えが変わっていきました。畑や海で取れたものを頂いたり、一緒に食事をしたり、温かな村の方たちとお付き合いさせていただく中で、島民の方の生活背景を知り、一人ひとりに合った医療を提供していくうちに、根管治療は治療の一分野であり、それをどのように一般の歯科治療に取り入れていくかが大事だと思うようになったのです。患者さんの立場に立ったなら、やはり総合的な歯科の提供が不可欠ですから。

それは患者さんと長いお付き合いをするということでもありますね。

そうですね。ある分野を専門とする歯科医師は、自分の領域である治療を行ったらそれで終わりですが、一般歯科を扱う歯科医師としては、その後の経過も含め、患者さんのお口の中全体を包括的に診ていくことになります。部分部分の「こういう場合はこういう治療を行えば大丈夫」というセオリーで治療すればそれでいいというものでないこともわかってきました。いろいろとデータを積み重ねる中で、断言しにくい場合も出てきて、それが今の悩みかもしれませんね(笑)。患者さんお一人お一人に対して、どうすればいいのか。もしかしたら今は治療を進めないことがいいのかもしれないといった選択肢も含め、俯瞰的な視点で診療していきたいと考えています。

診療の際に心がけているのはどういったことでしょうか。

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先ほどお話ししたこととも関わってきますが、患者さんの訴えになるべく耳を傾けることを心がけ、患者さんのご希望や今のご事情などをしっかり伺うようにしています。その上で、今の状況をしっかりわかりやすくご説明するようにしています。例えば歯が割れているような場合でも、言葉だけで説明するより、実際にお口の中を撮影し診察台のモニターにその画像を映し出して「ここが割れていますね」と説明したほうが、「あっ、こんな状態になっているんですね」と患者さんも目で見て納得しやすいようです。専門的な内容をかみ砕いてご説明するのはもちろん、そういう視覚的なわかりやすさは大切にしているつもりです。

徹底した衛生管理は、すべての治療のベース

衛生管理にも気を配っていらっしゃいますね。

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今はそれがスタンダードかと思いますが、患者さんに安心して治療していただけるよう、衛生管理は徹底しています。治療で使用する器具の滅菌には性能の高さにこだわった滅菌器、滅菌システムを採用していますし、口腔外バキュームや特殊空気清浄機で院内の空気をクリーンに保つようにしています。院内はできるだけ明るくということで採光にもこだわりました。自然な光が入るよう窓を大きく設計し、天気の悪い日でもなるべく自然に近い光になるようダウンライトや蛍光灯など種類の異なるライトを用意しています。患者さんにリラックスしていただくのが一番の目的ですが、マイクロスコープ治療で疲れた目をリセットするという意味もありますね。

毎日お忙しそうですが、何か実践していらっしゃる健康法などありますか?

ジムに通っているほか、山登りが好きで、関東近辺の低い山に登っています。もともとは高校生の時、友達とアルプスに登ったのがきっかけでした。また行きたいなと思いつつ、時間がたってしまったのですが、ようやくこの夏、四半世紀ぶりに(笑)アルプスに行く予定です。神津島にいたときも、天上山という山によく登りました。それほど高くはないのですが、関東百名山や花の百名山にも選ばれている美しい山で、頂上からの眺めは格別でしたね。山登りはこれから一生続けられると思いますし、何より気持ちが良くていいリフレッシュになりますね。

最後に、これからの抱負をお聞かせください。

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開業して5年たつと、開業前に考えていたことと実際に経験してわかったことの間にギャップがあり、日々試行錯誤を重ねながら、診療しています。でも、一般歯科医院として患者さんを包括的に診ていきたいという姿勢に変わりはありません。多くの方から信頼いただいていると自負している根管治療にも変わらず力を注いでいきたいと思っています。患者さんにとって安心できるような環境を整えてお待ちしています。

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