祖師谷皮ふ形成クリニック

祖師谷皮ふ形成クリニック

川手 浩史院長

頼れるドクター

40928

世田谷の閑静な住宅街の一角にある「祖師谷皮ふ形成クリニック」。一軒家風の建物は、周辺の穏やかな環境に溶け込み自然なたたずまいだ。川手浩史院長の地元である祖師ヶ谷に開院したのは2014年。2年の月日を経て、地元住民にはすっかり認知されている同院。最近では、川手院長の専門である熱傷の診療のため、千葉県や神奈川県など遠方から訪れる患者も増えたという。一般的な形成外科の治療、専門性を生かした熱傷治療、訪問診療も望む形に近づいてきたという川手院長。皮膚に関することをトータルで診たいという思いから、美容皮膚科も充実を図っている。爽やかな笑顔が印象的な川手院長に、形成外科に対する思い、専門の熱傷のこと、美容皮膚科を含む今後の展望など興味深い話を聞いた。
(取材日2016年9月1日)

熱傷の痕を残さないことを視野に入れた治療法を選択

―開院から2年になりますが、改めてこちらの医院のコンセプトをお聞かせください。

周辺の患者さんに気軽に立ち寄っていただけるクリニックであるということ、皮膚に関することだけでなく、何かあればとりあえず立ち寄ってくださいというある程度開かれた地域のクリニックでありたいというところは開院当初から今でも変わっていません。ここは私自身が小学生の頃から住んでいるなじみ深い土地でもあるので、昔からの知り合いが患者さんとして訪れてくれることもあります。患者さんの主訴はイボや虫刺され、ちょっとした熱傷など、一般的な皮膚科の症状が多いですね。最近は、熱傷や形成外科的な疾患など、専門としている治療に関しては、近隣からだけでなく世田谷区内や遠くは神奈川県や千葉県からも「ホームページを見た」と言って来てくださる方が除々に増えています。

―こちらのやけど治療の特徴を教えてください。

熱傷においては、今後どうなるのか、痕が残るのではないかと受傷したときからかなり心配されるので、ただ治すだけでなく「この熱傷はこうなりますよ」という部分を含めて、しっかり説明して安心していただくことを心がけています。通常、熱傷の治療では、熱傷を治すことと、傷痕を残さずきれいにするという二つの工程が必要です。さらに、出来てしまった傷痕やひきつれを修復することも大切な治療なんですね。熱傷が治った後は主に形成外科の守備範囲になるのですが、私は熱傷と形成外科、両方の専門家として治療にあたりますので、熱傷を治す段階から、傷痕をできるだけ残さず、きれいにするということも視野に入れた治療法を選択しています。

―応急処置を行う際にも傷跡を残さないためのポイントはありますか?

よく冷やすなどの初期の対応と、傷を乾かさないことが大切ですね。傷口を乾燥させ、かさぶたをつくって治すことが主流の時代もありましたが、今は傷口を乾かさない、いわゆる「湿潤療法」が一般的です。自宅で手当てをする際には、市販されている湿潤療法用の絆創膏や包帯などを使われることもあると思いますが、菌が繁殖して感染することもあるので、注意が必要です。熱傷をしたら迅速に専門の医師の診察を受けることが大切ですが、とっさの応急処置を覚えておくとに役立つのではないかと思いますね。

記事更新日:2017/05/09


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