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医療法人社団円祐会 塩入医院

医療法人社団円祐会 塩入医院

塩入 祐世 院長

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JR阿佐ケ谷駅南口から南阿佐ヶ谷方面に中杉通りを歩いて6分程の場所にある「塩入医院」は、1957年開院の歴史ある心療内科・精神科だ。前院長だった父の意志を引き継ぎ、88年から院長を務めている塩入祐世院長は、途中、外科を経験したこともある大ベテラン。その温厚な話しぶりでカウンセリングにたっぷり時間をかけ、患者の回復を温かく見守る姿勢にはまったく揺るぎがない。院内は、やや照明を抑えたロビーに入っただけで、訪れる人への気遣いが感じられ、診療室も、医師と患者が同じ椅子に腰を落ち着け、対等の立場で向かい合うスタイルが印象的である。そんな、丁寧かつ真摯な診療を実践している塩入院長に、患者との接し方やデイケアの活動などについて聞いた。
(取材日2017年3月2日)

患者の置かれた環境や状況についてじっくり話し合う

―医院の成り立ちと患者の傾向について教えてください。

今はJR阿佐ケ谷駅の南側、中杉通りを少し下った場所で開業していますが、ここに移ってきたのは4年前(2013年)のことで、それ以前は同じ駅の北側、早稲田通りを越えたあたりに医院がありました。今から60年前の1955年、私の父である前院長が、自宅の裏庭に有床診療所を開いたのです。現在の場所に移転したのは、この古い建物を医療とグループホームの兼用で使うことが、国の施設基準に合わなくなったからでした。ここでは心療内科・精神科の診療と、定員15人と小規模ながらデイケアも運営しています。患者さんは、20歳以下の方が比較的少ないほかは、70歳代ぐらいまで、各年代からほぼ偏りなくいらっしゃいますね。症状はさまざまですが、強いて言えば、不安や緊張で頭が痛むとか、便秘や下痢、胃の痛みなど、体に出る諸症状を訴えるケースが多いです。

―患者と接する時はどんなことに気をつけていますか?

心療内科・精神科は不眠やうつ、統合失調症などの心の病気を扱っているとはいっても、さっきいくつか挙げたように、実際の症状の多くは頭や体のあちこちに表れているわけです。ですから、これは体の問題だから内科に行きなさいと投げ出すのではなく、私のできる守備範囲、例えば外科も長く経験していますので、場合によって血圧の薬を出したりと、まずは体に対するケアを行っていきます。こうした症状は自律神経失調症からきていて、普段のストレスによるダメージが、自律神経を介して体全体に及んでいると考えられます。診療の中ではカウンセリングが大きな割合を占め、特に初診の患者さんは、差し支えなければ40〜50分程度お時間をいただき、じっくりとお話しするようにしています。

―カウンセリングはどのように進めるのでしょうか?

まず、患者さんご本人が置かれているバックグラウンドに注目します。ご家族のこと、生まれ育った環境のこと、学校時代のこと、あるいは友人関係、趣味、特技といったことですね。あと、ご家族の中に糖尿病や脳卒中など、遺伝性の高い病気をお持ちの方がいないかどうかも、見逃さないようにしています。バックグラウンドについてあれこれと話すのは、何か共通の話題が見つかったら、それを手がかりに、もっとその患者さんの内面を知ることができ、その後の治療に役立てられるからです。カウンセリングのほかには、生活指導、家族への相談、環境調整、リハビリテーション、薬物療法などを必要に応じて行っていきます。全体に言えるのは、誰でも知っている教訓ですが、規則正しい生活と、できるだけ体を動かすのが大事だということです。今は1日中デスクワークで座りっぱなしという人が増えているので、なおさらこの点を強調したいですね。



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