松岡内科クリニック

松岡内科クリニック

松岡 緑郎院長

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穏やかな雰囲気のある西武新宿線花小金井駅、北口を出てすぐのビルにある「松岡内科クリニック」は、呼吸器を中心とした内科全般の治療を行っている。院長の松岡緑郎先生は、総合病院やクリニックで呼吸器疾患の臨床を数多く積んできたベテランドクターで、的確でわかりやすい言葉を用いて、しっかりと患者に病状や治療を説明してくれる。「患者さんには、まず自分の病気をしっかりと理解してもらうことから始めます」と話す松岡先生。呼吸器疾患は、用法容量を守った服薬と、禁煙など生活習慣の改善、定期的な通院が重要だという。どのように患者のモチベーションを保ち治療を行っているのか、呼吸器疾患の治療に必要なことからプライベートに至るまで、詳しく話を聞いた。
(取材日2018年8月30日)

禁煙は治療の基本。本人のやめたいという意志が重要

―呼吸器に力を入れて診療を行っているそうですね。

当院では、呼吸器疾患の患者さんが約8割を占めていて、地元の患者さんはもとより、他の医療機関からの紹介で受診する方も多いですね。呼吸器疾患は季節的な変動があり、毎年6〜8月は比較的患者さんの症状が安定するのですが、9月から患者さんが増え始め、翌年の2月くらいまでは多いですね。特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息、肺炎の患者さんは急激に悪化しやすく、冬は週に1例くらい、救急車で当院から転送ということもあります。暖かくなる3月頃になると、今度は花粉症の患者さんが増えてきます。当院では、どちらかというとアレルギーだけの患者さんよりも、呼吸器疾患に加えてアレルギー疾患を持つ患者さんの受診が多いですね。

―呼吸器疾患の治療で、特に注意しなければならないことは何ですか?

やはり禁煙が非常に重要で、治療の基本になります。中には在宅酸素療法を行いながらタバコがやめられないという人もいるので、禁煙をしないと病気が進行するということを、スタッフ全員で常に教育しています。当院では禁煙治療も行っていますが、本人がやめるという意志を持たないと、いくら禁煙サポートの薬を使っても、絶対にやめられないです。タバコは依存性が高く、例えば1年間完全に禁煙すると、タバコの臭いが嫌に感じ、何でこんなものを吸っていたのだろうと思うようになります。ところが、試しに1本吸ってしまうと、1ヵ月後には約50%の人が喫煙を再開してしまいます。今は電子タバコもありますが、ニコチンの濃度はかえって高いといわれています。禁煙は、3年間まったく吸わない状態でいられて、初めて成功といえます。

―クリニックでは患者さんの待ち時間を少なくする工夫もされているそうですね。

インターネットから予約を申し込めるようにしています。若い患者さんによくご利用いただいているようで、待ち時間も比較的短くて済みます。ご高齢の方々には電話での予約も受けつけていますが、当日の順番予約だけになります。一部、90歳以上の患者さんや、在宅酸素療法や喘息の抗体療法を行っている患者さんには、来院時に次回の予約を取るようにしています。予約なしで来る患者さんはお待たせしてしまうこともあるので、できるだけインターネットや電話で予約をお勧めしています。



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