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河野 世佳 院長の独自取材記事

河野歯科医院

(福生市/熊川駅)

最終更新日:2020/04/01

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開院からもうすぐ40年を迎える、東京・福生の「河野歯科医院」。父から院長を引き継いだ河野世佳(こうの・つぐよし)先生は、歯科医院選びで迷っている人に安心感を与え、「ここに来れば間違いない」と思ってもらえる歯科医院を理想に掲げ、できない治療がない、オールマイティーな存在であろうと日々努力を続けている。その語り口はどこまでもやわらかく、話し相手の言葉を受け止める様子も至って温厚であり、患者が相談しやすい雰囲気だ。そんな河野院長に、同院のこれまでの歩みと現在、そしてこれからについて語ってもらった。
(取材日2020年1月20日)

豊富な経験を持つ3人の歯科医師が診療

こちらの歯科医院のこれまでの歩みを簡単にご紹介ください。

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当院は歯科医師である私の父が1981年に開院して、この辺りでは古くからある歯科医院です。福生市の南田園という町名のとおり、当時のこの町は桑畑が広がるのどかな場所でした。まだ小学生だった私は、歯科医師という職業を特別に意識することもなく育ちましたが、電気技術系の仕事がしたいと思う反面、手に職をつけたほうがいいという周囲からの勧めもあり、自然に父と同じ道に進むことを選択しました。新潟大学で学んだ後、埼玉と東京の歯科医院勤務を経て、2007年から当院で父と一緒に診療にあたっています。こちらに戻るとほぼ同時に院内を全面改装して、2015年には父から院長を引き継ぎ、現在に至っています。

患者さんはどのような方が多いですか?

市内や近隣の市町村にお住まいの方が多いです。長年通ってくださる方も大勢いて、そうした方々からのご紹介も多いですね。親子2代や3代、ご夫婦、ご兄弟、ご近所さんなどでかかってくださるので、父1人では診きれず、私が診る機会が自然と増えていきました。父に診てほしいという、なじみの患者さんも多くいるので、父の存在はとてもありがたいです。最近の当院での一番の変化は、3人目の歯科医師を迎え入れたことです。大学時代の同級生なのですが、前の勤務先を離れると聞き、ぜひ来てほしいと誘って加わってもらいました。私の診療に対するスタンスを理解してくれているし、何より小さな歯科医院にもかかわらず、25年近いキャリアを持つ歯科医師が2人そろうのは、なかなかないことです。大ベテランの父も加えて、3人の誰が診てもクオリティーの高さを追求した治療ができる体制が整いました。

3人体制になって診療の様子は以前と変わりましたか?

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歯科医師が増えると同時に診療ユニットも増やしました。たくさんの患者さんを診ていく上で、以前よりもキャパシティーに余裕があると感じますね。例えば急患の方が予約なしの飛び込みで来られた場合でも、お待たせする時間が以前より短く済むようになったと思います。私が当院に来て以来、歯科医療業界の流れに沿う形で、治療だけでなく予防歯科やメンテナンスにも力を入れるようになりました。そのためには多くの歯科衛生士の手を借りることにもなるので、ゆっくり休める休憩室を作ったほか、社会保障を完備し、就業時間を守る、休暇を取りやすくするなど、働きやすい環境づくりも大切にしています。

治療の終わりはゴールではなく、健康長寿へのスタート

改めて、先生がめざす歯科医院の姿についてお聞かせください。

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何かの分野に特化するのではなく、簡単に言うと「全部できること」を目標にしています。今はインターネットなどで情報が容易に手に入りますし、歯に関して豊富な知識を持っている患者さんも多く見受けられます。ただ情報がたくさんあるとかえって、どの歯科医院に行ったらいいのか迷う方も増えているのではないでしょうか。迷っている患者さんが何を求めているかは、一人ひとりみんな違うはずです。であれば、受診する理由が何であれ、私が考える歯科医院の役割として、「とりあえずこの歯科医院に行けば解決してくれるだろう」という安心感を患者さんに与えられる存在でありたいと思っています。

1つの分野に特化しないということですが、その中でも手応えを感じる治療はありますか?

インプラント治療で、噛めなかったものを食べられるようにしていくことに手応えを感じますね。自分の歯と同じような感覚なので、歯を失ってしまった方にお勧めです。インプラント治療が適応でない方には、使い心地が良くて見た目が目立たず、やわらかな素材で作った入れ歯をご紹介しています。今まで入れ歯で苦労してきた方から「気に入っている」と伺うと、私もうれしくなります。他に、透明なマウスピース型装置を使用した矯正は、若い女性に喜ばれます。スマートフォンで写真を撮る機会も増え、目立つ器具は抵抗があるという方に選んでいただいていますね。また、予防歯科には重点を置いています。当初は予防のための検診に消極的な患者さんもいましたが、メンテナンスの大切さが浸透してきたのか、近年は検診と歯の清掃だけで通ってくださる方も増えていますね。

補綴科出身の先生が予防を重視するのは意外な感じもします。

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そうかもしれませんね。補綴とは虫歯や歯周病で治療した歯に、かぶせ物をしたり入れ歯を作ったりする分野です。大学卒業を目前にした当時の私は、歯科の中で避けて通れない分野が補綴であり、苦手ではいけないという考えでした。それで、大学病院で学んだのですが、補綴ができるようになると今度は神経の治療や外科の重要性に気づきました。結局はすべてを高いレベルで行わないといけないのです。補綴を完了すればいったん治療は終わります。でもそれがゴールではなく、口の中だけでなく全身的な健康を考えるスタート地点と位置づけたほうが正しいでしょう。そこから良い状態の歯を維持していくことが患者さんの健康寿命を延ばすことにつながると信じています。患者さんにも時折こんなお話をして、予防やメンテナンスへの理解を深めてもらいたいと思っています。

目標は「ここに行けば間違いなし」と言われる歯科医院

子どもの治療で注意していることはありますか?

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小さなお子さんは何事にも素直で敏感ですから、まずは歯科医院が嫌いにならないよう、第一印象を良くすることに全力を尽くします。とにかく一度嫌だと思ってしまうと、次に受診する日、家を出る時から行きたくないと激しく抵抗するようになって、お子さん本人もつらいですし、親御さんも苦労が絶えません。痛みを与えず、恐怖心を植えつけないようにして、歯科医院は楽しいところなんだ、つらくないんだ、という気持ちになってもらえるよう努めています。そのため通院回数が増えてしまうこともありますが、歯科医院が楽しい場所になれば後々の通院も親御さんの負担が減るので、結果的に喜んでもらえるのかなと思っています。

地域で長年親しまれてきた歯科医院を受け継ぐのは難しかったですか?

当初はいろいろ考えることもありました。新規の開院なら、どんな歯科医院をめざすにしてもゼロから始められます。でも自分が来るまでに25年以上の歴史がある歯科医院となると、それまで積み上げてきたスタイルや持ち味も受け継がないと、患者さんの混乱を招くことになりかねません。患者さんが持つイメージを大事にしながら、自分のやりたいことも取り入れるのは簡単ではありませんでした。その頃、父があまり力を入れていなかった歯周病治療の一環として、歯石の除去や予防歯科を定着させようとしたのですが、歯科の治療は「削って詰めて治して」だと思っていた方々は、急に「お口の掃除をしましょう」と言われても戸惑ったでしょうね。それが理由で離れていった方がいたとしたら申し訳ないですが、今また来ていただければ、そうした方針も理解していただけると思っています。

最後に、今後の抱負をお聞かせください。

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「ここに行っておけば間違いなし」と思ってもらえる歯科医院でありたいという目標は、これから何年たっても変えずに持ち続けていくつもりです。また、「行きたいけれど行けない」といった患者さんのことも視野に入れ、往診を始めたいと思っているんです。患者さんもだんだんご高齢になっていて、中には通院が困難になってきたという声も耳にします。例えば「寝たきりなので行けない」という方のところに伺って、治療や口腔ケアをする。それでまた健康を取り戻して再び自分の足で通っていただくことができたら、それは素晴らしいことですよね。そのためにはまだまだ勉強しないといけないことがたくさんあるし、周囲の方の力もお借りしないといけません。これからも高みに向かって当院全体が一丸となって進んでいきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正治療/73万円~、小児矯正治療/13万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/23万円~+マウスピース型装置 1万2500円(1枚)、インプラント治療/1本あたり 30万円~、入れ歯(ノンクラスプデンチャー)/15万円~(すべて税別)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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