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福嶋 康二 院長の独自取材記事

福嶋歯科矯正歯科クリニック

(八王子市/南大沢駅)

最終更新日:2019/08/28

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大学やショッピングセンター、アウトレットモールなどたくさんの施設が集まる南大沢。この地区の開発初期から、駅前で治療を続けているのが「福嶋歯科矯正歯科クリニック」だ。開業してからすでに25年を越え、着実に地域の患者の支持を集めてきた。院長の福嶋康二先生は総義歯の分野を専門としながら、同時に矯正歯科治療を専門的に学ぶスタディークラブにも参加し、知識を吸収している。専門的な分野を持ちつつ、口腔内すべての悩みに対して偏りのない治療を行うことが、かかりつけ医の仕事だと考え、日々診療を行う。今回のインタビューでは、豊富な経験を積んできた福嶋院長の歯科医師をめざしたきっかけや、開業医としてのスタンスなどについて、深い考えを聞いた。
(取材日2017年3月2日)

苦痛を和らげる仕事に魅力を感じ、歯科医師に

こちらで開業されて25年以上になるそうですね。

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はい。僕はもともと23区内が地元で、八王子にはまったく土地勘がなかったのですが、僕が開業する数年前に、親しくしていた先輩の医師が日野で開業されたんです。そして、まだ開発中だったこのビルでテナントを募集していると紹介されたことがきっかけで、ここを訪れました。当時はまだ首都大学東京ができて間もない頃で、周辺には何もありませんでしたね(笑)。最初はさまざまな事情もあって諦めようとも思ったのですが、これから人が増えていく場所でもあり、先輩からの勧めもあったので、ここで開業を決め、治療を行ってきました。

開業時からいらしている患者さんも多いのですか?

そうですね。あまり積極的に宣伝なども行っていないので、昔から来てくださっている患者さんと、紹介などでいらっしゃる方がほとんどです。この辺りもやはり高齢化が進んでいるので、患者さんも高齢の方が中心です。開業時に50代だった患者さんも、もう70歳を超えられてしまいましたから。また、80歳頃から診ていた患者さんは、100歳を超えて歩けなくなってからも訪問診療を行い、亡くなる前までおつき合いさせていただきました。とはいえ、地元にずっとお住まいの若い方もいらっしゃいますし、矯正歯科を標榜していることもあり、就職活動を控えた大学生なども来られますよ。

先生がそもそも歯科医師をめざされたのはどのようなきっかけがあったのでしょうか?

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僕の父や母方の叔父が医師だったので、幼い頃から自分も自然と医師になるんだろうな、という意識はありました。ただ、歯科医師になろうと決めたのは高校生の頃です。ある日、家に帰ってくつろいでいたら、ものすごく歯が痛くなったんです。あまりの痛さに母に相談し、慌てて歯科医院に行くと、大きな穴が開いていて。処置をしてもらってから、1時間後には痛みが引いたんですが、あのときの解放感は今でも忘れられません。それまでも父が外科の医師だったので、ケガなどに対して処置をされることには慣れていたのですが、どれも痛みをともなうものでした。しかし、歯科の治療は痛みや苦痛から解放してくれるものだったので、そこに感動して歯科医師になろうと思ったんです。細かい作業をすることも好きだったので、そこに惹かれたところもありますね。

偏りのない診療で、患者の悩みを解決することが使命

その後はどのようなご経験を積まれたのでしょうか?

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岩手医科大学の歯学部に入学し、卒業後は東京に戻って東京医科歯科大学に。専門は補綴治療で、特に口の中の環境を一からつくり上げる総入れ歯に魅力を感じ、経験を積みました。それと同時に、先輩の紹介で、道玄坂にあった矯正歯科でアルバイトも行っていました。当時は研修医制度がなかったので、新卒者はみんな歯科でアルバイトをしていたんですよ。実は矯正治療との出会いは、そのアルバイト先のクリニックなんです。その先生は大学の助教授もされていた方で、一般の開業医に向けて講習会なども開いていました。そこで専門的な矯正治療を常に目にする機会に恵まれ、とても面白そうだな、と興味を持ったんです。医科歯科大を出てからは、そのままそのクリニックに就職し、本格的に矯正の治療を勉強をしました。

大学では総義歯、勤務医時代に矯正治療を本格的に学ばれたんですね。

はい。やはり長年経験を積んでいるので総義歯が自身の強みだとは感じていますが、矯正も専門的な知識を持った先生たちが参加するスタディークラブに参加し、勉強を続けています。実はここで開業して2、3年した頃、自身の矯正の技術に行き詰まることがありまして。そこで、新たな知識を吸収し、矯正治療の幅を広げたいと思い、勉強を再び始めたんです。矯正治療を専門とする歯科医師しか受けられない勉強会に直訴して参加させてもらったんですよ。当院の矯正治療では、そこで吸収した知識を取り入れた治療を行っています。

先生の診療方針をお聞かせください。

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来てくださる方の悩みはなんとかしてあげたい。例えば、総義歯であれば、今は材料などによって自由診療と保険診療に分かれてしまいますが、どんな場合でも患者さんの要望に応えて問題解決ができるように心がけています。また、いくら専門があるとは言っても開業医ですから、他の治療をおろそかにしてはいけません。患者さんの口腔内全体を正しく把握できるように注意し、偏りのない治療で患者さんが納得できる状態に持っていくことが、かかりつけ医の仕事だと考えています。

時代のニーズと長年の経験を融合させ、治療を提供

患者と接する際に気をつけていることはありますか?

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患者さんは解決してもらいたい悩みを抱えていらっしゃるので、まずはそこをきちんと伺い、何をしてもらいたいかという要望に応えられるようにしています。また、わかりやすい言葉でお話しすることも大切だと考えており、治療する上で特に大事だと思う部分は患者さんが理解できたと感じるまで、繰り返し丁寧にご説明していますね。うまく患者さんとコミュニケーションがとれていないと、歯の痛みの根本的な原因を見つけられず、症状が改善できないままになってしまうこともあります。それはこちら側のミスですから、そのようなヒューマンエラーを起こさないようにと、常に気を配っています。

先生のご趣味を教えてください。

今一番楽しいと感じているのは、料理をすること。もともとは、妻の代わりに子どものお弁当を作らなくてはいけない事情があって始めたのがきっかけだったのですが、いつの間にか習慣になってしまい、日曜の夕飯は自分で作っています。凝ったものは作れないのでレパートリーは決まってしまっているんですが、インターネットのレシピサイトなどを見ながら、よりおいしくするために工夫することが楽しいですね。

それでは最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今、歯科医師会でも、これまでの治療を中心とした診療から、予防を中心とした診療へと移りつつあります。実際に学校の検診結果などを見ていても、虫歯のお子さんは本当に少なくなりました。そうした時代のニーズに合わせた変化も取り入れつつ、総義歯など長年経験を積んできた治療は、大切にしていきたいと考えています。長い人生の中でたびたび、他院で治療を受けても改善せず、つらい思いをされて来院された方もたくさん見てきました。そういう方々には諦めずに、ぜひご相談に来ていただきたいと思っています。治療ができるかどうかは見てみないと判断できませんし、「入れ歯ってこんなに噛めるんだ!」とうれしい驚きがあるかもしれません。何かしらの不安を持っているけれど一歩が踏み出せないという方は、ぜひご連絡ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

全部床義歯(チタン)/35万円、ワイヤー矯正/(治療期間2年)総額約90万円
※症例によって費用が異なる場合がございますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。

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