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近藤 和明 院長の独自取材記事

近藤歯科医院

(青梅市/河辺駅)

最終更新日:2024/05/24

近藤和明院長 近藤歯科医院 main

JR青梅線河辺駅北口から徒歩2分、河辺北大通りに面した場所に位置する「近藤歯科医院」。明るい院内はバリアフリー設計となっていて清潔感にあふれている。院長の近藤和明先生は矯正歯科の視点を一般歯科に取り入れる診療を行っている。一般歯科と矯正歯科は別々と考えがちだが、「矯正歯科を知らないと歯科治療は行えないと僕は思っています」と近藤院長は話す。大学時代はアメリカンフットボールで体力と集中力を養ったと話す近藤院長。部活での人脈が現在の治療にも大いに役立っているという。そんな近藤院長に、同院の治療方針から展望に至るまで詳しく話を聞いた。

(取材日2020年3月16日)

自分がされて嫌だと思うことは、患者にも一切やらない

いつ頃開業されたのでしょうか。

近藤和明院長 近藤歯科医院1

2013年に東青梅にあった先輩の歯科医院を継承して開業しました。ただ、歯科医院が入っていたビルが築40年以上たっていてユニットやエックス線検査機器なども古かったので、2016年に現在の場所に移転し、移転を機に器材などすべてを新しくしました。同時に、僕も家族がいるので、子ども連れでも通いやすい歯科医院をつくろうと思い、先輩の歯科医院をまねて診療室の隣にキッズルームを設けました。ガラス張りの窓があり、お子さんがお母さんの治療の様子を見ることができるようになっています。お母さんの治療を見て、歯科医院は怖くないというのがわかってもらえたらと思っています。

こちらの治療方針についてお教えください。

ひとことで言うと、自分がやられて嫌なことは一切しないようにしています。例えば、無駄に削ったり歯を抜いたりしない、なるべく人工物を入れないようにするなどです。自分の歯に勝るものはありませんから。昔、予防接種を受けに行ったときにたまたま微熱があり、先生が「君なら大丈夫だろう」と言って注射をし、その晩高熱を出しました。きちんと検査をしてくれていたらと思い、以来、治療前の事前の検査を重視しています。痛いなどの症状がある場合はまずその治療を行い、その後エックス線や口腔内カメラを使って患者さんのお口の中をチェックしていきます。撮った写真をモニターに写して、今お口の中がどういう状況なのかを把握してもらいます。治療が必要な場合は、どのような治療があるのか、費用なども含めて具体的に説明し、患者さんが納得してから治療を行うようにしています。

できるだけ歯を残したいという患者さんは多いですか?

近藤和明院長 近藤歯科医院2

多いですね。そういう場合は、駄目もとで残してみましょうとお話をして残すようにします。抜歯は最後の最後です。患者さんがさすがに抜かなきゃ駄目かなという気持ちになるまで、できる限り歯を残します。またこうした処置を行うにあたっては、患者さんのお口をトータルで診ることと、患者さんに合わせた治療の選択肢が必要です。僕自身も休日は勉強会に参加するなどして、一般歯科の治療以外にも、矯正治療や口腔外科など、あらゆる分野の知識や技術を磨くようにしています。治療の引き出しを持っておかないと、患者さんに合わせた提案ができなくなるからです。

矯正治療と一般歯科は、密接なつながりを持っている

矯正治療も先生が行っているのですか?

近藤和明院長 近藤歯科医院3

そうです。矯正歯科を知らないと歯科治療はできないと僕は思っています。ある程度の歯並びを考慮して歯科治療を行わないと、後々神経を取らないといけなくなるなどのトラブルが発生しやすくなるんです。以前大学病院を紹介した患者さんが、その病院の先生から親知らずは使えないから抜きましょうと言われて抜歯をしたそうなのですが、その一つ手前の歯が駄目になり、もしその親知らずが残っていたら治療に使えたのに、ということがありました。卒業して最初に勤務したところの先生が、「今の歯科医師は歯を動かせるようにならないといけない」と常に話していたのもきっかけでした。そういったことから矯正治療を勉強するようになり、現在も継続しています。

ところでこちらは歯科医師の臨床研修施設になっているそうですね。

はい。学校でいくら実習経験を積んでも、臨床の場はまったく違います。僕も開業して患者さんと話す機会が増えて改めて実感しました。人が人を治療するわけですから、患者さんの生活習慣も把握する必要があります。教科書とは違いますし、模型のようにじっとしていません。後輩の先生が来たとき、どうやって診療を進めていけばいいのか、何を勉強していけばいいのかがわからないといった声をよく聞くことがあり、少しでも指針を示すことができればと思い、臨床研修施設としての基準を満たすよう取り組みました。教えることで自分も勉強をしていこうと思っています。

先生が患者さんと接するときに心がけていることは何ですか?

近藤和明院長 近藤歯科医院4

他院から来た患者さんがよく「あそこの先生は怖かった」と話すので、まず患者さんに怖がられない診療を行おうと心がけています。聞きづらい雰囲気をつくると患者さんはどうしても不安が募りますよね。ましてや初診時は皆さん覚悟をして来院されます。ですからできるだけ、患者さんとのコミュニケーションを重視し、これから行う治療のゴールを明確にして、費用のことなどをしっかりと説明して納得いただいた上で治療を開始します。当院では第三者機関に依頼して、患者さんの満足度調査も実施しています。こうした声から治療をより良いものにしていきたいと思っています。

同じ考えを持つ歯科医師を育て、質の向上を計りたい

先生はなぜ歯科医師をめざそうと思ったのですか?

近藤和明院長 近藤歯科医院5

父は眼科の医師で、叔父が歯科医師でした。眼科は高齢者が多く、父はいつも大声でしゃべっていたのですが、叔父はいつも楽しそうに仕事をしていました。小さい頃から叔父のところに通いながらいつもその姿を目にしていましたね。当時は父から好きなことをやれと言われていたこともあり、僕は小説が好きだったので、将来は出版関係の職に就こうと思い、大学進学は文系の勉強ばかりしていました。ところがバブル崩壊で将来が不安になり、父と相談して歯科医師を志すことに決め、1年浪人して歯学部に入りました。もともと柔道をやっていた僕は体格が良かったので、大学入学後はすぐにアメリカンフットボール部の先輩から「君にはアメフトしかない」と誘いを受けました(笑)。低学年の頃はひたすら部活に専念していましたね。高学年になると、アメリカンフットボールで培った集中力を生かして勉強に打ち込んでいました。

もともと開業しようと思っていたのでしょうか?

まったく考えていませんでした。まずは臨床経験を積んで勉強しようと考えていました。最初に勤務したのが福島県のいわき市にある歯科医院で、ここで矯正治療を含めて一口腔単位での治療を学びました。その後、勤務して4年後に東日本大震災が起こり、周囲から心配だから帰ってきてほしいと強く要望されまして。いったんは実家の奈良に帰ったのですが、高校を出てからずっと関東圏に住んでいたので、関東に職がないかを探していたところ、先輩から東青梅の歯科医院を紹介され勤務することになりました。

今後の展望と読者へのメッセージをお聞かせください。

近藤和明院長 近藤歯科医院6

僕と同じ考えを持った歯科医師を増やしていきたいですね。世の中には数多くの歯科医院がありますが、知識や技術はさまざまだと思うので、自分に合った歯科医院を見つけてください。それにはホームページだけでなく、家族や友人のクチコミを聞くのが一番の早道です。歯科医院を受診するときはいろいろと不安があるかと思いますが、一つ一つの不安に丁寧にお応えします。わからないことは遠慮なく聞いてください。時には患者さんが自費治療を希望されても、お口の状態によってはお断りすることもあります。最良の治療を一緒に考えていきたいと思っていますので安心して受診してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~
部分入れ歯/13万2000円~
総入れ歯/27万5000円~

矯正治療
精密検査・診断料 2万4200円
全顎矯正 66万円〜99万円
限局矯正16万5000円〜30万3000円
前歯部離開や短期間での症例が11万円
臼歯部の矯正は期間もかかるため22万円
保定装置2万4200円
小児矯正 22万円〜
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※自由診療のみクレジットカード対応しております

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