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本間 和人 理事長、青木 ちえ 院長の独自取材記事

本間歯科医院

(国立市/国立駅)

最終更新日:2024/05/17

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院 main

JR中央線の国立駅から徒歩で約10分の住宅街に位置する「本間歯科医院」。2018年6月にリニューアルし、ビルの2階にあったクリニックを1階に移転。院内は、木のぬくもりが感じられる温かい雰囲気になった。待合室に置かれた大きな水槽には色とりどりの熱帯魚がゆらめき、緊張がやわらぐ。開業以来40年近くにわたる歴史を持つクリニックで診療するのは、理事長の本間和人先生と、長女で院長の青木ちえ先生。主に二人体制で、一般歯科、予防歯科、口腔外科、小児歯科、入れ歯、セラミック治療、ホワイトニングなど、幅広い診療に対応する。「できるだけ歯を抜かない治療」をモットーに、歯科衛生士によるメンテナンスにも力を入れる本間理事長と青木院長に、診療方針や特徴について聞いた。

(取材日2019年3月12日)

院内をリニューアルし、落ち着いた快適空間に

院内をリニューアルされたのですね。

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院1

【本間理事長】当院は、2018年6月にリニューアルオープンしました。これまでビルの2階にあったクリニックを同じビルの1階に移転し、お年寄りの方が、エレベーターや階段を使わず来られるようになり、喜んでいただいています。天井と床は木のイメージで統一し、半個室のユニットを2つ、個室にはユニットを1つ配置しました。落ち着いた雰囲気で、患者さんにもリラックスしていただけると思います。
【青木院長】リピーターの患者さんから、「きれいになったわね」「来やすくなったわ」などと言っていただけてうれしいですね。待合室には大きな水槽を置き、熱帯魚を飼っています。たくさんの魚がいるので、水をきれいに保ったりエサをあげたりなどお手入れも大変なのですが、訪れる方からは、「きれいですね」「癒やされます」と、とても好評です。

お父さまである本間先生が理事長、長女のちえ先生が院長なのですね。

【本間理事長】38年前に当院を、その2年後に、西国分寺に分院を開業しました。2つのクリニックの理事長として、長年地域の歯科医療に携わってきましたが、長女も歯科医師になり、同じ病院で一緒に診療することになったことをきっかけに、このような体制にしました。
【青木院長】私は2009年に歯科大学を卒業後、大学病院での研修を経て2010年から当院での勤務を始め、2012年に院長になりました。2013年に出産し、しばらくは不定期で勤務していたのですが、子どもも大きくなってきたので、現在では水曜日以外はほぼ毎日勤務し診療にあたっています。理事長は補綴が得意ですが、私は一般歯科や小児歯科を中心に診療を行っています。水曜日は非常勤の歯科医師に来ていただき、一般診療、自費診療に対応しています。

どのような患者さんが多いですか?

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院2

【本間理事長】この地で40年近く診療していますので、開業当初から通ってくださっている患者さんは、私と一緒に年をとっている感じですね(笑)。ありがたいことにリピーターの患者さんが多いので、年齢的には50代から70代くらいの方の割合が多いでしょうか。住宅地なので、主婦の方の割合も多いと思います。主訴は、虫歯や入れ歯のトラブルなどさまざまですね。
【青木院長】お子さんもいらっしゃっているのに加え、最近歯の健康に対する意識が高まってきているせいか、虫歯や歯周病にならないよう、事前に来ていただいてお口のお手入れを希望する患者さん、虫歯などの治療が終わってからも定期的にメンテナンスに通ってくださる患者さんも増えてきました。

できるだけ自分の歯を残す治療に注力

診療ポリシーについて教えてください。

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院3

【本間理事長】できるだけ歯を抜かない治療をすることですね。私は入れ歯が専門なのに、矛盾して聞こえるかもしれませんが。入れ歯と自分の歯では、食べ物の味も異なって感じられることもあります。抜いてしまえば確かに痛みは治まるでしょうし、治療のスピードは早いですが、何といっても、自分の歯をできるだけ残すのが一番だと考えています。ご高齢になっても、自分の歯で噛めるよう、少し時間がかかっても、神経の治療をしっかりして残せるものは残すようにしたいと思っています。
【青木院長】患者さんのお話をしっかり聞くことですね。まずは患者さんの希望を伺い、何をしてほしいのかを理解した上で、治療法については複数の提案をさせていただきます。基本的なところですが、入れ歯とブリッジを勘違いされている患者さんも中にはいらっしゃいますので、模型を見せるなど、目で見てもわかりやすい説明を心がけています。

入れ歯やかぶせ物にはどのように対応していらっしゃるのですか?

【本間理事長】私自身、入れ歯が専門で、補綴科で学生を指導してきた実績もあり、多数の症例を経験してきています。当院では、一人ひとりの患者さんの希望に合わせ、保険診療、自由診療両方の入れ歯作製に対応しています。自由診療では、金属のバネがないノンクラスプデンチャーに対応していますよ。薄くて軽く、入れ歯には見えにくい入れ歯です。金属アレルギーにも配慮されており、装着感も比較的良いといわれています。また、CAD/CAMシステムで、プラスチックとセラミックを合わせた白いかぶせ物の作製にも対応しています。一部の歯に限り保険適用の場合もありますので、お気軽にご相談ください。

予防歯科や小児歯科にはどのように取り組んでいらっしゃいますか?

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院4

【青木院長】予防歯科については、常勤の歯科衛生士がメンテナンスやブラッシングの指導を行っています。希望に応じてホワイトニングにも対応しています。基本、担当制で、患者さんに普段から歯のケアを意識してもらえるよう「良く磨けていますね」「お手入れを頑張っていますね」など、モチベーションを保てるような声かけを意識しています。小児歯科は、まずは、怖がらずに椅子に座るところからスタートします。大人の患者さんと比べてゆっくり時間をかけて診療するようにしています。最初にゆっくりお話ししてから診療を始めたり、治療に使う道具を見せて説明してから診療するなど、いろいろ工夫していますよ。「説明が丁寧ですね」「女性の先生が優しくて良かったです」など、患者さんからのお声をいただいたと、受付スタッフから聞くと、うれしくなりますね。

これまでの患者を大切にし、新しい道も開拓

なるべく痛くない治療にもこだわっていらっしゃるんですよね。

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院5

【本間理事長】そうですね。以前は、痛みや不安、恐怖、緊張を感じることなく治療を受けてもらえるよう、鼻にマスクを着けてゆっくり鼻で呼吸する笑気吸入鎮静法と呼ばれる方法を導入していたのですが、最近では注射で行う麻酔そのものの痛みが軽減されてきている傾向がありますので、やらなくなってきました。麻酔を怖がる患者さんも減ってきたように思います。
【青木院長】麻酔の注入を、手動でなく電動麻酔器で行うこともあります。一定の速度で麻酔をゆっくり注入することで痛みを感じにくくなりますので、患者さんの希望に応じて対応させていただいています。

お忙しい日々の中のリフレッシュ法を教えてください。

【青木院長】動物が好きで、フェレットを飼っているんです。以前はマンションの屋上で飼っていたのですが、一軒家に引っ越し、フェレット専用のお部屋を造りました(笑)。30匹くらい飼っていて、資格を取得し繁殖もしています。ボランティアでフェレットショーの審査員を務めたりすることもあります。お世話は大変ですが、子どもと一緒に遊ぶのが楽しいですね。かわいいルックスやしぐさに癒やされています。

今後の展望について聞かせてください。

本間和人理事長、青木ちえ院長 本間歯科医院6

【本間理事長】長年続けてきた地域密着型の歯科クリニックとして、これからも、患者さんたちと家族ぐるみのお付き合いを続けながら、地域の皆さんのお役にたてればと思っています。息子も歯科医師になり、勤務医として研鑽を続けています。いずれは息子にも来てもらい、新しい感覚で診療してほしいですね。
【青木院長】今まで通い続けてくださった患者さんを大切にしながら、引き続き予防歯科に力を入れ、若い世代の新しい患者さんにも足を運んでほしいと思います。何か気になることがあれば、お気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックによる補綴/7万8000円~
ホワイトニング/1本3000円、前歯すべて3万円
ノンクラスプデンチャー/10万円~

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