矯正に対するハードルを下げる
短期間での終了をめざす歯列矯正
布田歯科医院
(あきる野市/秋川駅)
最終更新日:2022/02/08
- 自由診療
歯並びが気になる、口元がコンプレックス、といった悩みに、歯を動かすという方法でアプローチする歯列矯正。ただ、矯正を受けたいと思っていても期間の長さや費用の問題がハードルとなって、諦めたという経験を持つ人は多いのではないだろうか。一般歯科から審美歯科、インプラント治療など幅広い治療を行っている「布田歯科医院」では、そうした人たちの助けになりたいと、矯正期間の短縮化を図り、経済面でも患者の負担の軽減に努めている。「歯並びで悩んでいるけれど、ハードルが高くて断念してしまったという方も、ぜひ気軽に相談に来てください」と布田博院長は話す。同院の矯正の特徴と、診療の流れについて詳しく解説してもらった。
(取材日2022年1月17日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらで矯正を希望される患者さんの傾向についてお聞きします。
-
A
歯並びがずっと気になっていても、歯列矯正は期間が長い、費用がかかりすぎるなどの理由で断念される方は少なくありません。ですが一度は断念したものの、やはりどうしても気になって、当院に相談に来られ、矯正の内容や期間、費用について詳しく話を聞きたいという方は多いですね。あとは実際に矯正を受けているお友達から期間や費用などを聞いて、自分もぜひ受けたいと相談に来られる方もいらっしゃいます。当院では一人ひとりの症例やご要望に即して臨機応変に対応していますので、歯列が気になっている方はぜひ一度相談に来てください。
- Qこちらで行っている矯正の特徴について教えてください。
-
A
矯正では一般的に抜歯することが多いですが、当院ではなるべく抜歯を行わない矯正を推奨しています。抜歯をしない矯正は、歯にかける力を弱くできるため、矯正特有の痛みの軽減にもつながるからです。そして、装置の調整をこまめに行うことで矯正期間の短期化を図っています。また、当院では一般的な歯科治療も行っていますので、もし矯正中に虫歯ができたとしても、当院で処置できますし、審美面に配慮した治療を矯正と並行して進めることで、さまざまな症例や多様なニーズにもお応えしています。多くの方がより気軽に矯正が受けられよう、費用面でも配慮しています。
- Q費用や期間について教えてください。
-
A
費用は矯正に使用する装置によって異なり、基本の費用のほかに別途調整費が必要となりますが、これは1ヵ月の間に何回も通院できる設定にしているので、できるだけ多く通っていただきたいですね。1ヵ月の間に複数回通院して調整回数を増やすと、その分歯に一定の負荷をかけることができます。細かな調整は、プランどおりに矯正を進めるだけでなく、期間の短縮化を図る上でも重要だと考えています。あと、当院で行う矯正期間は、だいたい小・中学生の場合で6ヵ月から1年、成人の場合は6ヵ月から1年半ですが、症例によって異なります。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1矯正相談
-
口腔内をチェックするとともに、患者の悩みや要望などを聞き、矯正法の相談に対応。これまで行ってきた症例写真を参考にしながら、症状に即した矯正法や、矯正開始に適した時期とおおよその期間、費用についても丁寧に説明が聞ける。
- 2検査・診断
-
矯正相談の後日、矯正を希望する場合は、精密検査を受けるために再び受診。エックス線検査(レントゲン検査)で歯列や骨の状態を詳細に調べるとともに、口腔内写真を撮影して噛み合わせの確認も細かくチェック。虫歯や歯周病の有無も確認する。
- 3矯正プランを立てる
-
精密検査の結果や矯正中のケアに詳しい歯科衛生士の意見も踏まえ、歯科医師が具体的な矯正プランを立案。症例に即した矯正装置を提案し、期間や費用についての説明も行われる。同院では基本的に表側矯正が中心で、使用する素材は要望に合わせて選択可能。虫歯や歯周病がある場合は、まずそれらの治療を行い、口腔内環境を整えてから矯正に取りかかる。
- 4矯正開始
-
矯正器具を取りつけ、いよいよ矯正がスタート。期間中は1ヵ月に複数回通院し、歯の状態に合わせて器具を調整し、歯の動きの進捗度を確認。口腔内のクリーニング、虫歯予防のためのフッ素塗布も行う。矯正中、虫歯が見つかった時にはすぐに処置をする。食べ物がブラケットやワイヤーに影響を及ぼす場合もあるため、矯正期間中に注意したい食べ物や食べ方のアドバイスも行っている。
- 5矯正終了後は保定とメンテナンス
-
矯正終了後は、後戻りを防ぐため保定装置を就寝時のみ装着する。同院では保定期間に移行する際、歯茎の血行促進や筋肉の凝りをリラックスさせるため、ガムマッサージなどの歯茎や口周りのマッサージを実施している。保定期間に入ったら1ヵ月に1回の頻度で通院し、保定装置の清掃や口腔内のメンテナンスやフッ素塗布などを行う。「保定期間終了後も、定期的にメンテナンスに通い、状態をキープしてほしいですね」と布田院長。
自由診療費用の目安
自由診療とは全顎矯正/30万円~、そのほか調整費として月5000円(複数回通院可能)、ジルコニアクラウン/8万5000円~、インプラント治療/30万円~