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原田 康夫 院長の独自取材記事

西新井デンタルクリニック

(足立区/西新井駅)

最終更新日:2019/08/28

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キャリア38年のベテラン歯科医師である「西新井デンタルクリニック」の院長、原田康夫先生は、「患者に信頼していただくには努力が必要です」と、どこまでも謙虚。一方で、義歯やかぶせ物、差し歯といった専門領域に話が及ぶと「審美性と機能性にすぐれた物を提供することができます」と自信ものぞかせる。ほかにもインプラント治療をはじめ、予防歯科、審美面に配慮した治療など幅広く受けつけている。還暦を過ぎている院長が若々しい印象なのは、ゴルフにテニス、歌舞伎やコンサート観賞、博物館めぐりなど、多彩な趣味からも見受けられる旺盛な好奇心とバイタリティーからなのだろう。1日の診療が終わった後の時間にもかかわらず、疲れなどみじんも見せない院長に、時間の許す限り話を聞いた。
(取材日2016年4月7日)

患者から信頼されるには、日々の努力が必要 

診療が終わったばかりとのことですが、今日はどんな方が来ましたか?

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下は乳歯が生えたばかりの子から、上は90歳のおばあさんまで幅広い患者さんが来られました。お子さんの患者さんに関しては、もちろん私も治療にあたりますが、毎週土曜日に、東京医科歯科大学の小児歯科を出られた先生が非常勤で勤めていますので、その先生に引き継ぐ場合も多いですね。本格的な治療に入った場合、専門の歯科医師のほうが親御さんとしても安心しますしね。そしてその90歳のおばあさんですが、つい最近まで入院していたんだそうです。ただその間入れ歯が合わなくなっていたらしく、私のもとで早く診てほしいと考えていたんだとか。退院後すぐに来られたみたいで、治療後にすごく喜んでくださいました。私もうれしかったですね。

「ありがとう」の言葉は、励みになるのではないでしょうか。

そうですね。ただそれだけに責任は重大です。先日も60歳の方が初めて来られたので治療したら、「先生、私の寿命が来るまで、最後まで、ちゃんと歯を見守ってくださいね」と言われ、この仕事の重みを痛感しましたね。また、浅草で江戸時代から8代続く提灯作りの老舗のご主人も通院しています。普段は無口でぶっきらぼうなその方がある日「先生、これ」とくれたのは、私の名前と院名が書かれたかわいらしい小さな提灯。特別に作ったんですって。院内に飾らせてもらってますけど、本当にありがたかったですね。

先生が患者一人ひとりのことを大切に思っているから、気持ちを返してもらえるのでしょうね。

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そう言っていただけると幸いです。私は常々、患者さんが自分の信者になってもらえるように努力しています。といっても変な意味ではなく、いわばファンということですね。でもそうやって全面的に信頼していただくためには、丁寧な説明、正確な診断、そして的確な治療が必要。お口の状態をお伝えし、どんな治療を始めるかもお話しします。もちろん治療を終えたら、「今日はこのように進めましたよ」と、画像をお見せしながら経過をお伝えします。

技工士が常駐。義歯の修理・調整も早急に対応

こちらの義歯治療には、特徴があるとか。

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院内に技工所を併設し、歯科技工士が常駐しています。義歯が割れてしまったり欠けたりすると当然修理が必要になってきますが、当院では朝預からせてもらえれば夕方までにお返しすることもできます。ちなみにこちらの技工士、私の実の弟なんです(笑)。開業以来ずっとここに勤務してくれています。身内のことを褒めるのも変ですが、腕は確か。しかも気兼ねなく何でも言いあえるのも良いですよね。もちろん「こういうオーダーが来たんだけど」と、その場で細かく指示できるので、すぐ製作に取りかかってくれます。本当に助かっています。

先生は義歯のほか、インプラントも手がけているんですよね。

そうですね。ただし、歯を支えている骨の量などを診断し、インプラントが入れられると判断した場合のみ行っています。インプラントは費用がかかりますから、良い技術ということは十分わかっていてもなかなか踏み切れない方がいても、「あなたはインプラントをやりなさい」と押しつけることは一切していません。提示した結果、「いや、私は入れ歯でいいです」という方には入れ歯を作りますし、「インプラントでお願いします」と言われたらそれを実行に移すだけです。義歯が劣っているというつもりもないし、ましてやインプラントは怖いものだというイメージを持たれている方にもお勧めしません。

最近は多くのクリニックで、歯を美しく見せる治療も盛んに行われていますね。

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そうですね。皆さん一度は聞いたことがあるかもしれませんが、そうした美しい歯並びやきれいな見た目を保つ歯科治療のことを「審美歯科」といいます。最近は審美、審美と最初から声高に謳うクリニックが多いのが現状ですが、たとえそう言わなくても、患者さんのことを思ってきちんとした治療をすれば、それはすなわち、見栄えも良くて機能性も高い治療になっていく、と私は思っています。以前、前歯の見た目にコンプレックスがあることから常に手で口をおさえ、笑顔も見せない女性が、セラミックを材料にした前歯を入れたことがありました。それがきっかけとなったのか、表情も明るくなったこともありました。その方はその後もずっとメンテナンスに来てくれています。

多くの人の支えがあって今がある

先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

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三重で生まれ、5歳の時に愛知に越してきました。中学生の頃、胃に代謝物がたまってしまう「急性胃拡張」に似た症状にかかり、3週間入院。栄養はすべて点滴投与で摂取するような日々を送っていた時、漠然と自分も医学の道に進もうと思ったのです。家がそれほど裕福ではなかったので、国立しか進学できませんでした。ちなみに大学は「国立大学法人東京医科歯科大学」です。歯学の道に進んだのは、やはり「歯は第二の心臓」というように、大切な器官だということを知ったというのも理由としてあります。大学卒業後に補綴科の医局に進んだのは、それまでの金歯や銀歯にとって代わって、白いセラミックのかぶせ物が広まり始めた時期で、私の目から見ても花形の医局に見えたのです。また、指導してくださる先生方も、優秀かつ人間的にも尊敬できる良い人たちばかりでした。

それから開業までの経緯を教えてください。

板橋にある歯科医院に勤め始めた1年目、実家の父が脳出血で倒れ、私が一家を支えなければならなくなりました。実はもうあと1年はそこに勤める約束だったのですが、急きょ独立開業を決定。でもなかなか良い物件が見つからず……。もともと勤務していたそのクリニックの院長はそんな私を不憫に思ってくれたのでしょう、知り合いのツテをたどって、この西新井の駅ビルのテナントを紹介してくれたのです。もちろん私はその勤務先を家庭の事情とはいえ途中で辞めた立場です。院長先生にとってはそこまで面倒をみる義理もないのに、本当によくしてくださいました。ありがたかったですね。そして1981年に開業。1999年、少し手狭になり、インプラントのオペ室を設けたかったのでこちらに移転してきました。

最後に、これから来院される方に一言お願いします。

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あるデータによれば、歯のない人、少ない人の寿命は、歯がある人に比べて短いということが報告されています。つまりは、やはり「歯は命」なのです。ですから、できることであれば、一生自分の歯で過ごしてほしい。当院ではそのために早め早めにケアしていきたいと思います。そして、残せる歯は極力残します。一方、入れ歯をすでに入れている人たちには、義歯をその都度修復し、長持ちさせてあげたい。いずれにしても、長いつき合いができるようなかかりつけ医でありたいと思っています。また、子どもからお年寄りまで、歯のことで悩まれたとき最初に頼られるような歯科医師でありたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

PMTC治療/7000円
インプラント治療(1本)/40万円~
矯正治療(成人部分矯正)/20万円~
セラミック治療(かぶせ物)/インレー4万円~、クラウン10万円~

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