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土屋 裕 院長の独自取材記事

豊洲 はるそらファミリークリニック

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2020/10/15

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※現在改装中につき休診中(2020年11月リニューアル予定)
豊洲駅から徒歩6分の「豊洲 はるそらファミリークリニック」。院長の土屋裕先生は、昭和大学の関連病院や大規模病院で、日本呼吸器学会呼吸器専門医として喘息・肺気腫・肺感染症・肺がんなど呼吸器疾患の診療にあたってきた。2020年に「家族全員のかかりつけ医院」をめざし開業。内科の幅広い症状に対応しながら、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症への対応として、発熱の外来も設けている。ウイルス除去フィルターの全室設置、新型コロナウイルスPCR検査装置やCT装置の導入、医師の増員など、患者のニーズにもこまやかに対応。「優しく心地良いクリニックでありたい」と話す土屋先生に、診療内容や今後の展望について聞いた。(取材日2020年9月23日)

「春の空のようなクリニック」をめざし、豊洲に開業

先生はなぜ医師を志したのですか?

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医師になったのは、祖父や父の影響が大きいですね。私の実家は長野県で、祖父の代より100年近く続く開業医をしていました。子どもから高齢者まで地域の方に親しまれる「町のクリニック」です。体調不良やケガをはじめ、昔はお産にも携わっていたんですよ。その背中を見て育ちましたので、物心ついた頃には自然と医師をめざしていました。患者さんと直に接し、話を聞いて悩みに寄り添う。祖父や父も実践していたこのスタイルが私の性格にも合っていたのだと、内科の医師になった今、そう思います。

これまでの経歴を教えてください。

昭和大学を卒業後、大学の関連病院や埼玉県立循環器・呼吸器病センターで、主に呼吸器疾患の診療にあたってきました。呼吸器の病気をお持ちの方は、喘息・肺感染症・肺がんなどで苦しい思いをして来院されます。年齢を問わず多いのは気管支喘息の患者さんで、病気と一生付き合っていくケースも少なくありません。また肺がんの患者さんの中には、命に関わる病状の方もいらっしゃいました。このような病気を長く抱え悩む患者さんの診療に携わることで、ずっと患者さんに寄り添っていく姿勢が身についていったと思います。2013年からの2年間はアメリカのコロラド州にある呼吸器専門病院に留学し、研究しながら知識を深めました。主なテーマは「間質性肺炎」で、これは難病にも指定されている慢性疾患です。帰国後は昭和大学江東豊洲病院で幅広く診療にあたり、ご縁があって、2020年に他院を継承する形で開業しました。

どのようなクリニックをめざしていますか?

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めざすのは「ご家族全員のかかりつけ医院」。春のうららかな空のもとで気持ち良く深呼吸するような、優しく心地良いクリニックです。豊洲エリアは再開発で急速に人口が増えており、若いご家族が多い地域です。同時に長くお住まいの高齢の方も多く、呼吸器診療の需要も多いと感じます。幅広い症状に対応する一方、日本呼吸器学会呼吸器専門医として専門的な治療も提供したいですね。皆さんがこの町で健やかな呼吸で元気に暮らすためのお手伝いをしたいと思っています。クリニック名は、私のわんぱくな息子と障害がある娘、それぞれの名前からもらったんですよ。皆さんがいつも元気でいられるよう、つらい症状があるときには私たちが思いやりを持ってサポートできるように、との思いで名づけました。

発熱者専用の診療時間を設け、感染症の検査にも対応

クリニックの診療内容を教えてください。

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診療科目は内科、呼吸器内科、アレルギー内科で、幅広い年齢の方を対象とし、予防接種や健康診断も行います。大学病院や大規模病院との連携も図っています。特に勤務していた昭和大学江東豊洲病院とは、小児科、皮膚科、整形外科など科の垣根を越えて緊密に連携を図っています。重い症状や入院が必要な場合には、速やかにご紹介しますのでご安心ください。生活習慣病の予防と治療にもさらに力を入れていく予定です。2020年11月には2人の医師が診療に加わります。1人は糖尿病や脂質異常症を専門にし、バセドウ病などの甲状腺機能障害の診療も行います。もう1人は循環器を専門とし、主に狭心症・心筋梗塞・不整脈の診療にあたります。同時期にCT装置も導入し、院内での精密検査が可能になります。継承したクリニックが循環器内科を専門としていたこともあり、心臓や血管の病気をお持ちの患者さんが多く、体制や設備を強化している段階です。

新型コロナウイルス感染症の検査にも対応されていると伺いました。

一時期、熱のある方が医療機関でも保健所でも対応してもらえず、たらい回しになるケースがありました。そこでこの状況を変えなければと、開業日から発熱の外来を設けました。一般の患者さんとは診療時間を分け、夕方に限定して対応しています。当院は「帰国者・接触者の外来と同等の機能を有する医療機関」として、東京都より新型コロナウイルス感染症のPCR検査や、抗原検査が可能なクリニックと認められています。このため、症状のある患者さんは自己負担なしで、症状のない方も自費で検査を受けられます。PCR検査は院内ででき、1時間以内に結果が出ます。当初は実施に迷いもありましたが、コロナ禍でかかりつけの患者さんに何かあったときに、相談も検査もできないのでは呼吸器診療を掲げている意味がありません。患者さんの早期診断・治療、ひいては地域の感染拡大を防止するため、専門家として細心の注意を払いながら診療にあたっています。

感染対策で工夫していることはありますか?

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まず入り口を非接触式の自動ドアに変え、非接触式のアルコール消毒も用意し、院内にはウィルス除去作用の期待できる空気清浄機を全室に設置しました。スタッフは手袋・マスク・フェイスシールドを着用し、椅子やドアノブなど触れる部分は1時間ごとに消毒しています。当院は東京都の承認のもと新型コロナウイルス検査を行っているため、まずスタッフ自身が感染しないよう防護着は都から支給されたものを使用するなど、感染予防に努めています。オンライン診療や電話での再診にも対応しており、お支払いの際にはお金のやり取りのないキャッシュレス決済もご利用いただけます。

開業医の良さを生かし、地域医療に貢献したい

診療の際に心がけていることを教えてください。

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忙しいときも笑顔を忘れないようにしています。患者さんはつらい思いを抱えて来院されますから、院内が暗いと気持ちが落ち込みますよね。医師としてできることは患者さんに寄り添い、サポートすること。話しやすい雰囲気づくりで、少しでも気持ちを和らげたいと思っています。このことを私に理解させてくれたのは、障害がある娘の存在です。娘のおかげで「つらい」という気持ちや周りのサポートの大切さを、心から理解できるようになりました。院内のレイアウトも気持ちが明るくなるよう工夫していて、壁を空色にし、全体の色合いは白と青でまとめました。海水魚とクラゲの泳ぐ水槽も設置したんですよ。通院は楽しいことではないかもしれませんが、当院が癒やしの空間になれたら何よりです。

今後の展望をお聞かせください。

2020年11月に改装工事が終わり、新しい環境で患者さんをお迎えすることになりますので、地域の皆さんに「町のかかりつけ医院」として頼ってもらえたらうれしいです。大学病院に勤務していた頃、紹介先の呼吸器専門のクリニックが少ないと感じていました。大学病院には設備面でメリットもありますが、症状の落ち着いた患者さんにとっては、開業医のほうが適していることもあります。大学病院と連携しながら、開業医の良さを生かし地域医療に貢献したいと考えています。また、情報発信の場も広げたいですね。年内は地域の方を対象にした「新型コロナウイルスセミナー」や、薬局向けの「喘息吸入器の使用方法」というオンラインセミナー、高齢者や園児向けの「手洗いとうがいのセミナー」も予定しています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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呼吸器の病気は、喘息などのアレルギー疾患、感染症、がん、慢性閉塞性肺疾患など多岐にわたります。当院ではこれらの症状を調べるため、肺機能検査やCT検査のほか、感染症の指標となるCRPや、血糖値・HbA1cの値も測定可能です。ご家族全員のかかりつけ医院として幅広い症状に対応し、呼吸器の専門家として専門的な治療を提供します。めざすのは患者さん一人ひとりの立場に立った安心で最良の医療と、親しみやすい雰囲気の通いやすいクリニックです。待合室が密にならないよう予約システムも導入していますので、安心してお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

新型コロナウイルス PCR検査(無症状の場合)/2万円(税込)、抗原検査(無症状の場合)/6600円(税込)

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