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及川 敦 院長の独自取材記事

おいかわ歯科クリニック

(江戸川区/瑞江駅)

最終更新日:2021/10/12

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック main

瑞江駅から徒歩3分。見るも鮮やかなプリザーブドフラワーの飾られた待合室が印象的な「おいかわ歯科クリニック」。同院は、虫歯・歯周病をはじめ、予防・メンテナンス、審美歯科、インプラント、義歯・ブリッジなど、オールラウンドな治療を提供する歯科クリニック。中でも院長の及川敦先生による、痛みが少なく安心して受けられるレーザー治療には定評があり、歯周病・根管治療・口内炎のほか、メラニン除去・知覚過敏症・小帯付着異常症などの患者も多く通う。「自分が行きたい歯医者」をめざして、患者を待たせず、治療前の丁寧な説明を心がけ、歯科クリニックには稀少なAEDを設置し、緊急時にもすみやかに対応できる万全の体制が整う。及川院長に治療の特徴から今後の展望に至るまで、余すことなく語っていただいた。

(取材日2015年2月17日)

健やかな口内環境を保つため、予防歯科に尽力する地域密着型クリニック

開院に至る経緯について教えて下さい。

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック1

東北歯科大学を卒業後、池袋サンシャイン60、恵比寿ガーデンプレイス内の歯科クリニックで勤めたのち、1998年に「おいかわ歯科クリニック」を開院しました。虫歯や歯周病をはじめ、審美歯科、インプラント、義歯・ブリッジまで、歯科治療のひと通りに携わってきた経験を生かして、総合的な診療を行っています。質の高い医療技術の提供をめざして、常に進化し続ける治療技術を習得し、日常の診療に生かせるよう、日々研鑽を積んでおります。現在は、歯科衛生士2名、歯科助手1名、受付1名、月1回、当院での診療にあたっている矯正医を含めると、6名のスタッフで、主に地域患者さんの治療を行っています。また、より高度な専門性を必要とする治療については、東京歯科大学水道橋病院、東京歯科大学市川病院、東京医科歯科大学附属病院などとの連携体制で、患者さんに安心していただける治療の提供に努めています。

予防歯科に力を入れていらっしゃるそうですね。

はい。予防は、健康で美しい歯を保つための基本と考えています。日々、気をつけてブラッシングしていても、虫歯や歯周病が知らず知らずのうちに進行していることがあります。当院での治療が終了された方には、年齡や症状に応じて、1ヵ月〜半年ごとにお知らせし、定期健診・メンテナンスを実施しています。当院では、患者さんの直筆でリコールのおはがきの宛名をお書きいただいています。昨今、メールなど、便利なお知らせツールもありますが、ご自分の字なので、目にもつきやすいと思い、長年このやり方でのリコールを続けています。月にもよりますが、再初診に来られる方は、比較的多いのではないかと思います。PMTC(専用の器材を使用したプロフェッショナルによる歯のクリーニング)やホームケアとしての正しいブラッシング法の指導も含めて、患者さんには、常にクリーンな口内環境を保つための予防歯科の大切さをお伝えしています。

クリニックの診療の特徴について教えてください。

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック2

当院では、丁寧な説明を行い常に安全な診療を重視し、虫歯・歯周病をはじめ、予防歯科・メンテナンス、審美歯科、ホワイトニング、インプラント、義歯・ブリッジの治療など、オールラウンドに一人ひとりに合わせた治療を提供しています。患者さんに安心して治療を受けていただくために、手指・器具の消毒、院内感染予防の目的で、ハイクロソフト酸性水を使用し、歯を削る際に使用する器械には、オートクレーブ等で滅菌し、器械に使用する水やエアーには除菌フィルターを設置し、衛生管理は徹底して行っています。歯科治療を受けることが苦手な方やご高齢の方も含めて、すべての患者さんに、できる限り痛みを抑えた治療を提供できるよう、配慮しています。また、緊急時にもすみやかに対応できるよう、AED(突然の心停止から命を救うための装置)を設置しています。

「自分が行きたい歯医者」をめざして、安心できる歯科治療を提供していきたい

こちらではレーザー治療を早くから導入されているそうですね。

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック3

レーザー治療は10年以上前から行っており、当院では数あるレーザーの中でも半導体レーザーを使った治療を実施しています。治療時の痛みが少なく、止血と殺菌効果に優れているので、歯周病はもちろん、根管治療や口内炎のほか、メラニン除去・知覚過敏症・小帯付着異常症などにも有効的です。また、抜歯後の患部に当てると、出血もきわめて少量ですみます。従来の治療の場合、苦手意識を持つ患者さんも多いですが、レーザー治療は、麻酔をしなくても治療できる事も多く、大人の方だけでなく、小さなお子さんにも安心して受けていただいています。また治療の流れもよりスムーズになるので、治療時間の短縮にも役立っています。

患者の傾向について教えていただけますか?

0歳の赤ちゃんから100歳くらいのご高齢の方まで、地域にお住まいの方を中心に幅広い層の患者さんがいらっしゃいます。ご家族で来院される方も多く、お母さんがそばにいないと不安なお子さんなどは、ガラスで区切った奥の個室になっている診療室で治療を行います。今年で開院18年目を迎えますが、歯科医として一番喜びを感じるのは、患者さんが再初診で来てくださる時ですね。治療に満足していただくことは当然だと思っています。多くの人にとって、できれば歯科クリニックは来たくない場所かもしれませんが、メンテナンスも含めて、やはり来院が必要になる時があります。また来てくださるということは、認めてくださっている証だと思っています。継続は力なりと言うように、これまで積み上げてきた信頼をさらに重ねていきたいと思う今日この頃です。

日々、患者と接するうえで、大事にしていることは何ですか?

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック4

1本1本、細かいところを治していきますので、丁寧な説明を常に心がけています。例えば、「虫歯を削って治す事により、一時的にしみるのが残ることがあります」と事前にご説明しておくと、患者さんも納得されますが、説明がないと、「治したはずなのにしみるんですけど、どうしてなんでしょう?」と不安や誤解を招きかねません。繰り返しますが、安心して治療を受けていただけることを第一に考えていますので、自分自身がされて嫌なことはできる限りしないと心に留めています。その意味では、患者さんをお待たせしないことも当院の特徴のひとつといえます。何のための予約かといえば、時間を守るためです。患者さんも皆忙しい中、時間を削って来てくださっていると思うので。「自分が行きたい歯科クリニック」をめざして、これからも邁進していきたいと思っています。

3代続く歯科医師の血を受け継ぐ

代々、歯科家系に育ったそうですね。

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック5

祖父の代から父の代、そして私の代と3代続いていまして、兄と弟も皆、歯科医なんですよ。開業医の祖父、父を見て育ってきましたので、何の迷いもなく、この道に進みました。逆にそれしかなかったので、兄も弟も同じ気持ちだと思います。まさに「かえるの子はかえる」ですね。それぞれの得意分野も違いますので、顔を合わせると、兄弟間で情報交換はしていますね。他の人なら効きにくいことも、身内なら聞きやすいところもありますし、そういう意味では心強いですし、安心です。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

及川敦院長 おいかわ歯科クリニック6

今後は、社会の移り変わりとともに、より専門性の高い治療の提供にも努めていきたいと考えています。例えば、日本が超高齢化社会に突入することは火を見るより明らかですが、そのために歯科医療の面から何ができるかを考えるといったことです。また、日本アンチエイジング歯科学会の認定医の資格を生かして、アンチエイジング面でのニーズにも応えていければと思います。お話してきたように、治療、設備も含めて、患者さんが安心してかかれるクリニックであることを常にめざしています。駅からも近く、電車でお越しの方にもアクセスしやすく、駐車場もありますので、お車や自転車でいらっしゃる患者さんにも、通いやすいと思います。歯についてお悩みのこと、お困りのことがあれば、気軽にご相談ください。

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