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岡田 素平太 院長の独自取材記事

オカダ歯科クリニック

(葛飾区/新小岩駅)

最終更新日:2026/04/20

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック main

近年の研究で、歯と口の健康が全身の健康と深く関係していることが広く知られるようになった。健やかに生きるために、豊富な知見を持つかかりつけ医を見つけたいと思っている人も多いだろう。1998年から新小岩駅近くで診療する「オカダ歯科クリニック」の岡田素平太院長は、深い知見と豊富な臨床経験に基づく口腔外科治療の技術を有し、一人ひとりに適切な治療計画を示してくれる歯科医師だ。特に、黎明期からインプラント治療に取り組んでおり、高い専門性を有する。骨が薄くインプラントの埋入が困難な症例や、インプラント周囲炎の外科的治療などにも対応できることから、セカンドオピニオンを求めて訪れる患者も多い。知的で落ち着いた語り口の奥にユーモアがのぞく岡田院長。その温かな人柄にふれながら、これまでの歩みや診療の強みを聞いた。

(取材日2026年3月10日)

口腔外科の専門性を武器に地域医療に尽力

27年にわたって地域医療に尽力しておられます。新小岩で開業された経緯からお聞かせください。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック1

新小岩は私の生まれた地です。父が新小岩で歯科医院を開業しており、幼い頃から地元の方を治療する父の背中を見て育ちました。私もお世話になった地元に貢献したいという思いが強かったため、ここで開業することにしたのです。ありがたいことに、開院から長く通ってくださる方も多く、中にはもともと父の患者さんだった方もいらっしゃいます。一方で、私の書籍やウェブのクチコミなどを見て信頼して任せられる歯科医院だと感じてくださって、遠方から訪れる方も少なくありません。小さなお子さんから、90歳代のお年寄りまで、幅広い年代に信頼していただける歯科医院であり続けたいと思っています。

口腔外科は、歯科の中でも特に高度な専門性が求められる領域ですね。

歯だけでなく、口の中や顔面、顎など広範囲を外科的に治療する診療科です。痛みがある親知らずを抜歯したり、歯の根元の嚢胞を摘出したり、外科的な手法で原因そのものを除去して即座に症状の改善を図るのが口腔外科の魅力ですね。といっても、学生時代は血を見るのが怖くて、口腔外科が一番苦手だったんですよ。それでも口腔外科を専門にしようと思ったのは、開業時は、苦手な分野を作ってはいけないと思い、大学病院などに頼るのではなく、自院で完結したいと思ったからです。口腔外科を最も得意としている今、その決断は正しかったと思います。治療の結果が短期間で目に見えてわかることも、私の性に合っていたのでしょうね。

インプラント治療にも黎明期から取り組まれてきたと伺いました。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック2

私とインプラント治療との最初の接点は、大学病院にいた1994年頃、初めて歯科医師になって行った処置は、インプラントを除去する処置でした。当時は今と異なる材質のインプラントが使用されていたため、埋入してもうまく骨と結合せず、除去するケースが多かったのです。インプラントは失った歯を補う方法として非常に有用である半面、技術と知識が不足したまま治療することには甚大なリスクがあり、諸刃の剣であることを痛感しました。インプラントをやるからには、常に先進の知見を学んで技術を磨き、高い安全性をめざさなくてはならない。その時の決意を原点として、開業直後の2000年からインプラントシステムを導入し、本格的なインプラント治療を開始しました。その後も日進月歩のインプラント治療を学び続けながら、常に最善の治療を追求して今に至ります。

骨造成などの専門的な技術と知識を地域に還元

診療でお忙しい中、どのように技術向上の取り組みをなさっているのですか。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック3

月に1回ほど、アメリカで歯科医療の教授のウェブセミナーを聴講し、世界のインプラントと歯周病の潮流を学んでいます。そこで情報をキャッチアップすると、歯科医療がいかに進化しているかを実感するとともに、自分に足りないものが見えてくるんですよ。私自身、今はインプラントの講習会などで講師をする立場ですから、人に教える責任を果たすためにも自分自身をブラッシュアップし続けなければなりません。「これが必要だ」と思ったら、なんとか時間をやりくりして学びに行っています。昨年は、骨と歯肉の再生技術で知られる歯科医師に師事するためにハンガリーまで行き、骨造成の技術を学んできました。

骨造成について詳しく教えてください。

骨造成は、インプラント治療に際して、不足している顎の骨を補うための外科手術です。もともと顎の骨が薄い方や、歯周病や加齢で骨が痩せている方はインプラントを埋入するための土台を確保できず、治療を断念せざるを得ないことが少なくありません。しかし、骨造成を行えば、顎の骨の増殖・再生を図ることができ、インプラント治療が可能になることが望めます。少し専門的な話になりますが、骨がないところに骨を作るための治療をして、骨を土台として機能させるには、骨を形成するための足場となる能力、骨形成を誘導する能力、実際に骨を形成する能力の3つが必要です。そのため、単に人口骨を補うだけでは不十分です。当院では、安定した状態を維持しながら骨の再生能力を高めるために、患者さん自身の骨を採取し、人工骨と一緒に使用しています。

骨造成ができる医療機関は限られますよね。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック4

そうですね。インプラント治療をしているからといって、骨造成もできるとは限りません。実際に、「他院でインプラントはできないと言われたけど、もう一度診てほしい」と当院を訪れる方も多いです。もちろん、状態によっては骨造成以外の方法を検討することもありますが、諦めずに相談していただきたいですね。当院では、顎の骨の形や密度、神経や血管の位置などを3Dで把握できる歯科用CTを使い、多角的に検査をして治療の方向性を決めています。

医療DXで、治療そのものにかける時間を増やしたい

歯科用CT以外のデジタル機器や滅菌器も、積極的に導入されている印象です。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック5

口腔内を3Dデータ化して歯型を採る口腔内スキャナー、マイクロスコープの他、レーザーが3台あり、常に先進の機器の導入を心がけています。近く、別の新しいレーザー機器も導入する予定なんですよ。また、ヨーロッパ基準クラスB、クラスSの滅菌器を導入しており、治療に使う器具の世界レベルの感染症対策を行っています。

予防については、どんな取り組みをされていますか。

従来の歯科治療は「痛くなったら来て、削って終わり」という対応がほとんどでした。対して現代の歯科医療では、「歯を失わないように、虫歯や歯周病を防ぐ」「天然の歯をできるだけ残す」という予防的な観点が重視されています。当院では、経験豊富な歯科衛生士がメンテナンスを担当することで、治療後の良い状態を維持するために受診する理想的な好循環を確立できています。特にインプラント埋入後は、美容院や整体に行くような感覚で受診し、インプラント周囲炎のリスクを防いでほしいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

岡田素平太院長 オカダ歯科クリニック6

増床移転が決まり、今後は今より駅に近い場所で診療する予定です。これまで以上に地域の皆さんのお役に立てるよう、高度な手術を含む治療をより極めていきたいですね。埋伏歯の悩みやインプラント治療、セカンドオピニオンをご希望の際は、ぜひお気軽にご相談ください。直近では、過去に入れた複数のインプラントがインプラント周囲炎を起こし、20ヵ所以上の歯科医院で治療を断られたという90代の方がおみえになりました。うまく噛めない状態であれば、しっかりと噛める状態をめざして当院でできる最善を尽くします。歯が健康であれば、健康寿命の延伸につながります。今後は、長く通ってくれた患者さんが通院できなくなったときを見据えて、口腔内スキャナーなどを活用した訪問診療も検討中です。大切な患者さんたちがいつまでも元気でいられるよう、介護の現場でも適切なケアを続けられるようサポートしていけたらいいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万8000円~(上部構造込み)、骨造成/11万円~、ホワイトニング/3万3000円~、小児矯正/38万7200円~