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渡邊 潤一郎 院長の独自取材記事

潤レディースクリニック

(横浜市青葉区/あざみ野駅)

最終更新日:2025/05/30

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック main

あざみ野駅から徒歩3分ほどに位置する「潤レディースクリニック」は、開業して12年になる地域に根づいたクリニック。「自身の名前の一文字を取り、女性にとって大切な潤いの意味も込めてクリニック名にこだわった」と話すのは渡邊潤一郎院長。日本産科婦人科学会産婦人科専門医の資格を持ち、同院の診療では、総合病院との連携で患者の負担軽減を図るほか、里帰り出産予定の妊婦健診を積極的に受け入れるなど、患者の気持ちに寄り添う診療姿勢が特徴だ。幅広い世代の女性患者がかかりつけにしているという同院。優しい笑顔が印象的な渡邊院長に、診療の特徴や、患者と向き合う際に大切にしていることなどを聞いた。

(取材日2025年5月9日)

女性のライフステージの変化に寄り添った診療を

まず、先生が医師を志したきっかけや、開業に至るまでの経緯についてお聞きします。

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック1

父が産婦人科の開業医をしていたので、子どもの頃から医療を身近に感じていました。中でも興味があったのは、卵子と精子がくっつくと、どうして形のある人間が誕生するのかということでした。ずっと不思議に思っていたので、一番近い領域でもあり、父と同じ産婦人科の医師を志しました。医学部で学んだものの、結局、私の知りたかった謎は未解決のままなんですけどね(笑)。卒業後は大学病院や総合病院に勤務し、体外受精など不妊症の治療や、内視鏡の婦人科手術に多く携わるようになりました。いつかは開業医として独立したいという気持ちは常にあったので、立地にも恵まれたこの場所で開業しました。

開業して12年たちますが、めざしてきたクリニック像などはありますか?

婦人科は行きづらいというイメージがあると思いますので、開業時から、何よりも患者さんにとって来やすい、居心地の良いクリニックにしたいということを追求してやってきました。おかげさまで近所の方を中心に、多くの患者さんに来ていただいていますが、「ここの待合室は居心地が素晴らしい」と言ってくださる患者さんもいらして、うれしく思っています。

どのような患者さんが来られていますか?

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック2

産科の患者さんは、わりと幅広い年代でいらっしゃいます。あとは地域柄、人口比率的なこともあるとは思いますが、更年期、また更年期以降の患者さんが増えました。今の時代は更年期にさまざまな症状が出ることが、広く知られてきたため、ご自身で心身の変化を感じ相談にいらっしゃっています。更年期を終え老年期に入られた患者さんだと、おりものの変化や子宮脱といったその年代の特徴的な症状でいらっしゃいますね。その時その時の体の変化やトラブルに広く対応していることもあり、患者さんは長く通ってくださる方がほとんどです。風疹の予防接種や妊婦さんの付き添いなどで男性もいらっしゃいます。

病院を紹介するだけでなく、手術の際は立ち会いも

クリニックの特徴を教えてください。

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック3

一般的な婦人科診療、更年期障害、不妊治療、妊婦健診まで幅広く対応しています。勤務医時代は内視鏡を使った子宮筋腫や卵巣などの手術に多く携わっていましたので、当院でも引き続き日帰り手術に対応しています。入院や全身麻酔が必要な場合は横浜総合病院をご紹介します。開業以来、変わらず大切にしていることは、どの患者さんにも寄り添いたいという思いを、しっかりかたちにすること。例えば、近年は分娩に対応できる施設が少なくなり、総合病院などは他院で里帰り出産をする人の妊婦健診まで受け入れる医療機関が少なくなっています。当院ではそういった方々の妊婦健診も行っていますし、分娩する病院を紹介する際も、ただ紹介するだけでなく、妊婦さんに安心していただけるよう、分娩の際にも立ち会うようにしています。地域のかかりつけ医として困っている妊婦さんのお役に立てたらと思います。

大切にしていることや診療で気を配っていることはありますか?

私自身、男性でありながら女性を診るため、極力細かい点にも気をつけるようにしています。妻がカウンセラーとして入っているので、まずは女性に話したいという患者さんにも安心していただけるよう、配慮できているのかなと思います。そもそも婦人科自体、「行きたくない、通いづらい」と思われてしまいがちなので、スタッフ一同でとにかく話しやすく居心地の良い空気感を出すように心がけています。また、開業時から改良を重ね、今は受付スタッフが予約をかなり調整してくれているので、だいぶ待ち時間が少ないと思います。すべての方に心地良く来院いただけるよう、そのあたりも工夫しています。

ライフステージ変化による症状から美容まで幅広く

婦人科との上手な付き合い方についてアドバイスをお願いします。

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック4

女性の体は、年代、ライフステージの変化に伴い、その時ならではのさまざまな症状があります。ですので、年代問わず女性特有の、生理周りのこと、妊娠・出産・不妊にまつわること、乳房や女性器周りの症状などは不安や痛み、何か感じたらご相談いただければと思います。更年期症状は自分ではそれによるものなのかわかりにくいこともありますし、少しでも不快や不安があれば気軽に来ていただきたいです。痛みを我慢しがちな方も多いですが、症状が治まっても、実は体の中では進行していることもあります。放っておくと骨粗しょう症を発症するリスクが高まるため、ひどくなる前に、ひいては何か症状が出る前に、ホルモン治療をお勧めすることも多いです。当院では、体の変化に対するお悩みだけでなく、お肌など美容面のお悩みもご相談に乗りますので、お気軽にご来院いただければと思います。

力を入れたいことや、今後の展望についてお聞かせください。

これまで以上に患者さんが来院しやすい環境にしたいと思っています。特にこのエリアは、美意識の高い方、健康意識の高い方が多いと感じますので、ご期待に応えられるように努力していきたいですね。女性が心身ともに生き生きと過ごしていただけるよう、美容面も強化し提供していきたいです。あとは、いつか日曜祝日も診療日とし、曜日を気にせずどなたでも受け入れられるように調整したいと思っています。最近はSNSでの情報発信を開始したことで、お孫さんがおばあちゃんに教えるなどして、来ていただく患者さんの層が広がり、3世代で来てくださっているご家族もいらっしゃいます。引き続きこういった面も積極的に取り入れて患者さんとのコミュニケーションも深めていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

渡邊潤一郎院長 潤レディースクリニック5

女性特有の病気の治療・予防にとどまらず、いつまでもきれいでいたい、若々しく元気で過ごしたいというニーズもサポートしていきます。夜7時まで診療していますし、土曜の午後も診療していますので、忙しい方もぜひお気軽にお越しください。QOLを下げないためにも、心身のちょっとした不快やつらい症状があれば、まずはご相談いただければと思います。

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