医療法人社団紬愛会 新板橋クリニック

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清水 公一院長

頼れるドクター

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友人の突然の死が、医療の道に進むきっかけに

―尊厳ということについて、先生のお気持ちを教えていただけますか?

今の多くの医療には、「患者さんの尊厳を守る」という大切なことが欠けているのではないかと思っています。病気になったとき、特に高齢者の方は、しばしば尊厳を失っていらっしゃいます。ここ数十年の間にご高齢者のひとり暮らしや、ご夫婦ふたり暮らしの方が多くなり、これからも増えていくと思われます。病院に行って薬をもらってはいるけれど、「こんな状態で長生きしても仕方がない」「早く死にたい」というようなお話をされる方が、本当に多いですね。生きていくことに目的や価値が見いだせない、そんな形で一生を終るのではなく、医師としてやって差し上げられることは何かを常に私も模索しています。

―先生が医療の道に進まれたきっかけは、何だったのでしょうか?

父は会社員、母は専業主婦と、医療とは無縁の家系で育ちましたが、小学校2年生の頃、友人が目の前で車にはねられ、死亡するという事故があったのです。そのときに命というものを意識し始めたのが、この道に進む大きなきっかけでした。それと、ある医療漫画の影響もありましたね。その漫画の主人公の恩師が脳出血で倒れ、何とか手術をして治そうとしても亡くなってしまいます。落胆する主人公の背後に恩師が現れ「人の生死を人間がどうこうしようとするのは、おこがましいのじゃないのかね……」というようなセリフを言ったんです。自然界の営みの中にあって、人間のやれることは限られているということなのですね。人というのは星みたいなもので、星の位置は決まっているといいます。もし医療が人の命を救うことで運命を変えられるのだとしたら、それは星の位置を変えることになるのではないか。そんな風に感じ、医療の道を選びました。

―「医療を充実させる」その思いをお聞かせください。

医療を充実させたいと考えられるようになったのは、勤務医として何年か勤めてからです。当時、近親者をがんで亡くしたことや自身の闘病経験、そして診療の中で患者さんから教えていただいたのです。「どんな検査・診断・治療を行うか」ということはもちろん大事なのですが、それだけでは単なるコインの“表”。裏もなかったら、医療は成り立ちません。’’裏’’というのはたとえば、がん治療を行った患者さんをどうすれば支えられるか、苦しみや不安・恐れをどうしたら軽くして差し上げられるか。そのためにどんな自分であり、どんなクリニックであるべきか、何のために医療をするのか、を見つめることもまた重要です。それができてはじめて、本当の医療ではないでしょうか。

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