医療法人社団慈誠会 上板橋病院

医療法人社団慈誠会 上板橋病院

細野 治院長
頼れるドクター掲載中

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リウマチとリハビリテーションという2つの専門分野と、地域に密着した幅広い診療が強みの「上板橋病院」。50年以上診療を行ってきたリウマチ科のほか、内科、整形外科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、心療内科、脳神経外科など、各科が連携を図りながら診療を行う体制を構築。同院を含む9の病院と複数の介護施設等を擁する慈誠会グループの中核病院と位置付けられている。グループの目標は「高齢になっても地域で健康に長生きできるよう医療・介護をトータルで提供すること」。急性期から回復期といった入院を経て在宅医療へ。今年4月に院長に就任した細野治先生は「必要な方には長期療養のための入院など、地域の中で切れ目のない医療サービスの提供をめざしたい」と話す。多様な機能をミックスさせた地域密着型の病院として、さまざまな容体の患者を受け入れる一方で、「リウマチ治療は近年、治療法が大きく進歩していますが、それでも治らない方々にも寄り添い、改善をめざすのが真の専門性だと考えます」と細野院長。患者の笑顔のために、多職種が一丸となってさらなるレベルアップをめざす同院の取り組みを聞いた。
(取材日2019年4月12日)

切れ目なく多面的な医療を地域に提供したい

―こちらの病院の特長についてお聞かせください。

当院は救急を含む急性期医療に対応する一般病床、多目的の患者さんを幅広く短期間治療する地域包括ケア病床、急性期後の自宅復帰などを支援する回復期リハビリ病床、治療を伴う長期療養入院が可能な医療療養病床、併設クリニックによる健康診断など、多様な機能を持つ病院です。万が一、回復期の患者さんの容体が急変しても、一般病床で適切な治療を行うなど、柔軟に対応していきます。加えて、地域包括ケア病床では、在宅療養中でも急変時には一時入院と、再び自宅で暮らせるよう治療するなど、地域との医療連携を一層強化。また、1965年から始まったリウマチ治療については、生物学的製剤のほか多様な治療法を用意できるようになり、患者さんの症状やご希望をもとに適切な治療の提供に努めています。さらに糖尿病は日本糖尿病学会糖尿病専門医が初期から重度までの患者さんを診療し、病気の予防や早期発見に向け地域への情報発信にも力を入れています。

―リウマチ治療について詳しく教えてください。

日本リウマチ学会リウマチ専門医が2人常駐し、CT検査などの画像診断、炎症の程度を調べる血液検査、患者さんへの症状の聞き取りなどを総合して、適切に診断するよう体制を整えています。関節リウマチの治療は生物学的製剤と呼ばれる画期的な治療薬の開発により、ここ10数年で飛躍的な進歩を遂げ、症状や痛みをかなりコントロールできる病気になりました。最近は、生物学的製剤の注射と同等の効果が期待でき、より手軽なJAK阻害薬という経口薬も開発されています。関節リウマチをはじめとした膠原病は治療薬も大切ですが、どんなにいい薬でも効果がみれない方、経済的理由から使用できない方も多くいらっしゃいます。最新治療から漏れてしまった方に寄り添って、改善策を提供することこそが当院の役割だと考えています。病気のコントロールには日常生活の注意や病気についての理解も必要不可欠ですので、しっかりと時間をかけた診察に努めています。



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