全国のドクター9,004人の想いを取材
クリニック・病院 161,457件の情報を掲載(2020年2月27日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 板橋区
  4. 成増駅
  5. 小暮眼科
  6. 小暮 慎二 院長

小暮 慎二 院長の独自取材記事

小暮眼科

(板橋区/成増駅)

最終更新日:2019/08/28

32079

東武東上線・成増駅北口の地で40年以上続く「医療法人社団慈眼会 小暮眼科」。院長の小暮慎二先生は実に穏やかでやさしいドクターで、患者からの信頼も厚く、これまでも長く地域医療に貢献してきた。2016年には先進の医療機器も導入、院内から外装までも含めた全面改装を施し、入口の階段にはリフトを付けるなどバリアフリー対応となった。現在は東京女子医科大学の非常勤講師も務める、息子の小暮俊介先生が外来で緑内障などの治療も担当。眼科一般の診療に加え、専門性も持つ医院となっている。取材では改装の話から診療方針、医院の特色などについて小暮院長に話を聞いた。
(取材日2017年3月8日)

電子カルテを導入し診療がよりスムーズに

昨年に院内を改装されたんですね。

1

築年数もたっている古い眼科でしたが、長男の小暮俊介先生の助言を聞き、患者さんに喜んでもらえるような医院にしようということで、2016年の7月にフル改装いたしました。つまりは、「老いては子に従え」ですね(笑)。その結果、1階が診療室と待合室、2階を手術室にして、高齢の方も多い地域ですからエレベーターも新たに設置。バリアフリーに対応した医院にしました。また改装をきっかけに、電子カルテに移行しまして、今では来院された患者さんの情報もすぐにパソコンで確認できるようになっています。私自身はずっと紙ベースでやってきましたから、最初は戸惑いもありましたが、そういった先進の設備は行く行くは患者さんのためにもなることがわかったのでよかったと思っています。

2階には個室の手術室が新設されていますね。

ええ、ここでは主に外来の俊介先生が担当して、緑内障のオペを水曜日と金曜日の午前中に行っています。手術室は完全個室となっていまして、数分に一度、天井に取り付けた空気洗浄機が稼働してクリーンな室内の状態を保つようになっています。医療機器も新しいものを取り入れていますから、それほど重度の症状でなければ、わざわざ都心の大病院まで出向かずとも、ここで十分治療できますよ。また術後の定期検査も地元で受けられることも、患者さんにとっては何かと便利かと思います。

改装においてこだわられた部分は?

2

成増駅北口にある緑豊かな成増公園にも隣接していますので、そうした自然を院内から眺めてもらえるようにすることで、待合室にいる患者さんにもゆったりと居心地良く過ごせる空間にしようというのが基本コンセプトとなっています。院内は木の温もりを感じられるよう、窓のブラインドや受付台などいたるところに木製の素材を使用しました。待合室の窓枠も大きく取り、隣接する公園の四季折々の風情、例えば春には桜、秋には紅葉なども楽しめるようになっていますよ。

先進の医療機器と知見による病気の早期発見

診療体制について教えてください。

3

1階にある二つの診察室では、第一診察室が私、第二診察室を非常勤の先生方に使ってもらっています。主に小暮俊介先生と、その妻で東京女子医科大学病院の眼科准講師でもある小暮朗子(あきこ)先生に外来で診察を担当してもらっています。今年2月までは緑内障は俊介先生、朗子先生に加齢黄斑変性を診てもらっていましたが、朗子先生は大学の診療のほかテレビ出演などもあり多忙なため、現在は、加齢黄斑変性は一般眼科を含めて私が担当しています。

診療方針については?

やはり早期発見です。そして当院で処置できるものと、もっと高度な治療が必要な場合の見極め。それが一番ですね。現在では外来で俊介先生も来てくれていますので、緑内障などにおいては専門性もあわせ持つことができています。また周辺には大きな病院も多いので、高度な治療や検査が必要な場合はそれらの病院を紹介しています。一番多いのは私も登録医となっている「国立病院機構埼玉病院」ですが、そのほかにも、私の母校でもある「東京医科大学病院」や俊介先生が非常勤講師を務める「東京女子医科大学病院」、板橋区の「地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター」など、いろいろ紹介できます。またすぐお隣で地域の二次医療施設となっている「小林病院」さんとも医療連携が取れており、もし術後に気分が悪くなられたとしても、同院の病室で休んでいただくこともできる体制を整えています。

特色としては眼科一般に専門性も加わったというところですね。

4

そうですね。この地域で診療を始めてもう40年以上になりますが、大学病院に出入りしている息子が傍にいることで、いつも新しい眼科医療の情報に触れていますので、日々知識をブラッシュアップできています。地元のかかりつけ医として、そこが他の長く続く眼科医院との違いかなと思います。また現在の眼科医療では必須ともいえるOCTなど先進の医療機器も備えました。診断に間違いないように、放置すると重度の症状に進行する疑いのある場合にはOCTでしっかりと眼底の動脈・静脈の状態を確認しています。そうした部分も含めて、改装前に比べて総合力は都心のクリニックにも引けを取らないくらいレベルアップしています。自信を持って診断を行うには、やはり新しい機器は欠かせないと感じています。

体力の続く限り、地元の患者のサポートを

患者層や主訴についても教えてください。

5

長くこの周辺に住む農家の方や、池袋まで急行で10分ほどですから都心まで働きに出ている方などが多いですね。人口は増え続けているエリアだと思います。私は多くの学校の校医も務めてきましたから、以前は本当にお子さんが多いという認識だったのですが、近年は私と同年代やもう少し上のご高齢な方が多くなっていると思います。長年通ってくださる患者さんが、改装の際には2ヵ月間休診の状態でしたから、再来院してもらえるか不安でした。ですが、その後も懐かしい顔を見せてくださって、とてもありがたいと思っていますね。また主訴では、お年寄りの方は白内障や緑内障、あるいは糖尿病網膜症など。一方、お子さんは結膜炎やはやり目、斜視や視力が低い、あるいはストレス性の眼心身症などもあります。

周辺の学校の校医は現在も続けられているのでしょうか?

現在も2つの学校の校医を行っています。また公益財団法人 日本失明予防協会の評議員なのですが、これは地域医療の全体の底上げと患者さんの健康に資する活動も行いたいとの思いから、医療ボランティアとして参画しております。その活動のおかげで、いろんな眼科医師の皆さまとも知り合うこともできまして、患者さんを紹介する時にも役立っていますね。その時に出会った医師仲間や先輩とは、今でもゴルフでご一緒するなど親しくさせていただいておりますよ。

地域の皆さんへメッセージをお願いします。

6

当院は安心してかかれる地域の眼科医院をめざしています。目の不具合・治療だけでなく、患者さんの不安を取り除く医院でもありたいと思っていますから、花粉症でも眼鏡やコンタクトレンズが合わないなどでも、些細なことと思わずに、お気軽にご相談に来院していただければと思います。また俊介先生も専門性の高い分野から当院の診療体制をサポートしてくれています。私は体力が続く限り、患者さんがいらっしゃってくださる限りは現役で診療を続けていきたいと考えています。とは言いましても私も今年で73歳ですから、体力をキープするために積極的に歩いていますし、休診日にはゴルフも楽しんでいますよ。そうした健康・体力維持の取り組みも行いながら頑張りますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします。

Access