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宗像 宏行 院長の独自取材記事

宗像歯科医院

(板橋区/志村坂上駅)

最終更新日:2022/10/14

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志村坂上駅から徒歩4分の「宗像歯科医院」。宗像宏行院長は、キャリアを積み重ねてもなお、日進月歩で進化する治療やそれを行うための知識の研鑽に励み、患者に満足いく治療が提供できるよう日々努めている。治療の精度や患者の負担軽減を重視し、歯科用CTやCAD/CAMシステム、レーザー治療機といった各種機器もそろえている。穏やかな語り口から実直な人柄がうかがえる宗像院長。「めざすのは自分がしてほしい治療」と語り、力を入れるインプラント治療や矯正、セラミックを用いた治療の話となるとその口調も次第に熱を帯びる。そこには「人生100年時代、一過性の処置ではなく長期的視野から治療や素材を選択してほしい」との思いがあるようだ。

(取材日2022年5月20日)

痛みや通院回数などの負担を可能な限り少なくしたい

こちらは地元でも長く続く歯科医院だと聞いています。

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父が1958年に始めたので、もう60年以上診療しています。私は日本大学歯学部を卒業した後、大学の歯周病学教室を経て、松戸市内の歯科医院に勤めた後、1988年からここで父と一緒に働くようになりました。長年お付き合いしている患者さんも多く、親から子、孫と3代で通ってくださっているご家族もいます。特徴としては、「自分がされたくない治療はしない」をモットーに掲げていることですね。それは「歯科医師の私自身が受けたい治療」と言い換えていいかもしれません。虫歯や歯周病などの一般歯科治療はもちろん、インプラント治療や歯科矯正などすべてにわたって、その考えをもとに治療を行っています。

先生ご自身が受けたい治療とは、具体的にはどのような内容でしょうか?

例えば、痛みをできるだけ感じさせないよう治療することもそうですし、何回も長期にわたって通わないといけない治療は患者さんの負担も大きいので、期間の短縮にも努めています。そして、治療した歯ができるだけ長く機能するように精密な治療を行うことはもちろん、長持ちさせるためのアドバイスや定期的なメンテナンスの大切さをお伝えすることも重視しています。あと、現在の保険治療にはさまざまな課題がありますので、例えば「歯科先進国のヨーロッパでは、健康への影響を考えて金銀パラジウム素材は使われていない」といったことも、素直にお伝えするようにしています。患者さんの症状によって「これが良い」と判断した場合は、最初の提案が自由診療になることもあります。

保険診療も行っていらっしゃるんですよね?

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もちろんです。保険適用で診療するのは、虫歯だとコンポジットレジン素材の詰め物を入れるだけで治療が終わるような削る面積が少ない場合ですね。あとは歯周病の初期治療など、外科処置が必要ない状態の時も保険診療で対応しています。しかし、そうした処置では足りず、既に症状が進行している場合には「自由診療となりますが、長く健康的な口腔内にするにはこのような治療法があります」と、自由診療となる治療を選択肢としてご提案しています。ただ選ばれるのは患者さんなので、こちらから無理に押しつけをすることはありません。

要抜歯の歯列矯正はハイブリッド矯正で期間短縮を図る

CAD/CAMシステムも備えられていますが、どのような治療が受けられるのでしょうか?

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院内でセラミックの詰め物やかぶせ物を作製し、その日のうちに治療を完了します。歯型を採取する際も、印象材というやわらかい粘土みたいな素材を使わず、3Dスキャナーで採取するデジタル方式を採用しているので、「おえっ」となるような不快な思いをすることなく、スムーズにデータが採取できます。採取したデータをもとにパソコンでぴったりなかぶせ物や詰め物をデジタル造形し、隣の歯との色合わせも行った上でセラミックブロックから削り出し、最後に研磨して完成、装着します。スキャニングから装着までにかかる時間は1~2時間です。なお当院では、保険適用によるCAD/CAM冠による修復治療は行っていませんので、そこはご理解をいただければと思います。

インプラント治療にも力を入れられていると聞きました。

はい。インプラント治療は私の性に合っているというか、もともと私はこれがしたくて歯科医師になった人間なんです(笑)。現在行われているインプラント治療は、スウェーデンのブローネマルク博士が1960年代に開発した技術ですが、それが日本に知られるようになったのはちょうど私が歯科大学に入学した1980年代。歯科医院で一般に用いられるようになったのは2000年くらいで、私もその時点から本格的にインプラント技術の研鑽に励みました。そこから今日までも技術革新が目覚ましくて、インプラントの研究会や勉強会のメンバーになって日々新しい情報を吸収し、技術の習熟に努めてきました。さらに進歩した歯科用CTやガイデッドサージェリーのソフトなども積極的に活用しています。これからも痛みの軽減に配慮し、患者さんに負担をかけることなく長期的に機能を果たす歯となるよう、インプラント治療に力を注いでいくつもりです。

矯正歯科についても教えてください。

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当院は30代以上の特に女性の患者さんが多いので、成人矯正がメインとなっていますが、成長期向けの矯正も行っています。抜歯が必要な矯正では、最初にワイヤーを使った矯正を行い、歯間のスペースがある程度閉じたらマウスピース型装置を用いた矯正で調整していくというハイブリッドスタイルの矯正を行っています。抜歯して行う矯正の場合、マウスピース型装置を用いた矯正だけだととても長い時間がかかりますが、最初にワイヤー矯正を用いることで、期間の短縮化につなげています。最近は、矯正歯科専門のクリニックでも、このハイブリッド方式を採用している所が増えているようです。矯正期間を短くしたいという方はご相談いただければと思います。

レーザー機器を使用した負担の少ない治療もこちらの特徴の一つですね。

そうですね、Ndヤグレーザー、炭酸ガスレーザーなど波長の異なる機器を治療内容によって使い分けています。中でも使用頻度が高いのが炭酸ガスレーザーでして、抜歯の際の止血やポリープのような軟組織疾患で使っています。Ndヤグレーザーは初期虫歯の治療や虫歯予防に使っています。

患者一人ずつの治療満足を大切に診療している

院内の衛生管理体制についても教えてください。

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歯科は外科的要素も多い科ですから、新型コロナウイルスが流行する以前から、WHOが推奨する衛生管理のガイドラインに沿ったスタンダード・プリコーション(標準予防策)を実践してきました。診療の際には必ず医療用キャップをかぶりますし、一度使った器具はその都度、高圧洗浄器で滅菌しています。うがいなどに使用する院内の給水システムも殺菌作用のある電解型次亜塩素酸水です。午後の診療前と一日の診療が終わった後にはスタッフが院内の消毒もしているので安心して受診していただければと思います。

完全予約制にされている理由もお聞きします。

1つは待ち合いが密にならないように、ということですね。ただし、完全予約とはいっても詰め物が取れたなどの飛び込み治療も考慮して、枠には少し余裕を持たせていますので困った時には電話でご連絡いただければと思います。完全予約制にしたもう1つの理由としては、私自身も還暦に近くになり体力配分を考える必要が出てきたからです。歯科衛生士など当院のやり方をよくわかってくれているスタッフに助けられていますが、歯科医師は私だけですから、多くの患者さんが押し寄せると、一人ひとりにしっかり時間を取って満足してもらえる治療が提供できなくなってしまう。それを防ぐために完全予約制を敷き、時間に余裕を持たせたのです。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

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できる限りその患者さんにとってベストな治療を提供したいと考えています。保険範囲内にこだわってしまうと、どうしても治療の選択肢が狭まりますし、一過性の処置ではなく長く健康を維持するために必要な機能を提供するのが私の役割だと考えているのです。歯科医師である自分がされて気持ちの良い治療を行い、その結果、長く健康を保ちながら定期的にメンテナンスに通ってくださる患者さんが増えていけばうれしいですし、そんな患者さんをこれからもしっかりとサポートしていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックの詰め物(当日治療)/8万円~、セラミックのかぶせ物/8万円~、インプラント治療/45万円~、マウスピース型装置とワイヤーを組み合わせたハイブリッド方式の矯正/80万円~、成長期の矯正/33万円~

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