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松下 真実 院長、川脇 花澄 先生の独自取材記事

マミ歯科

(板橋区/成増駅)

最終更新日:2019/08/28

20190521 bana

東武東上線の成増駅から徒歩約10分。閑静な住宅街の一角にある「マミ歯科」は、1995年の開業以来、地域に密着した歯科診療を提供し続ける歯科医院。淡い色で統一された待合室はアットホームな雰囲気だが、診療室にはクラスBの滅菌装置をはじめ専門的な治療に対応するための設備を備える。同院の特徴は、口腔外科、矯正、入れ歯など、各分野の専門の歯科医師を招き、曜日ごとに専門性にこだわった治療を提供するシステム。一般歯科、小児歯科、予防歯科を得意とする松下真実院長がめざす、歯科医療の形だ。気さくな人柄と丁寧な診療で地域に愛される松下院長と、今年で勤務8年目を迎える若手の川脇花澄先生。2人がゆっくりと確実な形でつくり上げることをめざす、時代に沿った診療スタイルを中心に話を聞いた。
(取材日2019年4月23日)

専門の歯科医師を招聘し精度の高い治療をめざす

こちらの歯科医院の特徴を教えてください。

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【松下院長】一般歯科として地域に根差し、地域の皆さんの「お口の健康を守る」をスローガンに精度の高い医療を提供しようというコンセプトで診療を続けてきました。専門分野においては、各分野の専門の先生をお呼びして治療する外来日を設定しています。口腔外科は東京医科歯科大学の口腔外科の歯科医師を招聘し、月1回土曜日を口腔外科の外来の日としているほか、月に2回、矯正の専門家に来ていただき、その日はほぼ矯正治療の患者さんだけの来院にして専門の先生が集中しやすい環境を整えています。また、私の主人が世田谷で「まつした歯科」の院長を務めており、専門としている補綴、入れ歯の外来を木曜日に設けています。これまでは専門の歯科医院を紹介させていただくことが多かったのですが、なるべく患者さんのニーズにお応えできるよう、ある程度の第一次医療的な診断を含め、難症例以外は院内で治療ができるような形を取っています。

最近、診療時間を変更されたと伺っています。

【松下院長】実は最近、事業承継を考え始めており、そのための院内改革の一つとして診療終了時間を20時から19時に変更しました。若い世代の方がお越しくださっている一方で、私とともに年齢を重ねる患者さんも増えていくことでしょう。そういった将来のことを見据えて、まだ私が十分に力を発揮できるうちに、若い世代の川脇先生に引き渡すシステムの構築を考えました。川脇先生はまだ3人のお子さんの子育て中です。私の時代には、夜遅くまで診療して家庭を省みないという状況もありましたが、これからの時代にはそぐわないという思いもありますし、長く勤めている助手に「患者さんも余裕のある時間帯に治療したいと思っていらっしゃるのではないか」という意見をもらったことにも後押しされ、診療時間の変更に踏み切りました。

少しづつ院内改革をされているのですね。

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【川脇先生】こちらに勤務して8年になりますが、最初の頃はやはり自分自身が専門を持ったほうが良いのではないかと悩んだこともありました。でも、やはり一人ですべてを診療することには限界がありますし、一つの専門分野を極めようとすることで他の技術が疎かになるのではと考え、私は一般治療を幅広く手がけていこうと決めました。口腔外科、矯正、補綴、それぞれの専門の先生方をお呼びして治療を行うのは、私にとっての学びにもなりますし、次回、同じような症例の患者さんがいらしたときの診療の参考にもなります。専門性の高い先生を呼びやすい環境をつくって医療を提供する形にシフトしていくことは、患者さんにとっても良いと感じています。

予防管理を軸に研鑽を積み開業

先生が歯科医師をめざしたきっかけは何だったのですか?

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【松下院長】小さい頃から両親に言われ続けていた「女性として社会的に独立できる仕事」とは、何だろうと考え行きついたのが歯科医師でした。人と話すのが好きなので、歯科医師は向いているのではないかとも考えましたね。日本大学松戸歯学部を卒業後は、一般の歯科医院に就職。3年目には、その歯科医院の八丈島分院に赴任することになりました。八丈島での経験で人生観、仕事観が大きく変わりましたね。東京で勤務していた時は主に小児歯科を担当していたので、成人の臨床経験が少なく、1年半の赴任期間が終わって東京に帰ることになった頃には、大学に戻り勉強し直したい気持ちが強くなりました。日本大学松戸歯学部付属病院の歯周病科に入局し、診断、治療、予後管理など総合的に勉強。その中で「重要なのは予防管理だ」という考えもまとまり、大学病院を退職した2年後に開業しました。

川脇先生は、どのようなきっかけで歯科医師をめざしたのですか?

【川脇先生】私自身が受けた矯正治療が、歯科医師をめざすきっかけでした。毎月歯科医院に通っていた中学、高校の頃は、ちょうど自分の進路を考える時期でもありました。それまでは、歯科医院というのは、虫歯になったら行くところという認識しかなかったのですが、矯正をしたことで「こういう治療もあるのだな」と興味を持ち、将来的に仕事にしたいと考えるようになりました。実際に、歯科医師になってみて、やはりやりがいのある仕事だと感じています。矯正歯科への興味からこの世界に入ったので、最初は歯並びや見た目など審美歯科に興味があったのですが、経験を重ねるうちに根本的な虫歯の治療であったり、小さい頃からの食生活などが、将来の見た目にも関わってくる大事なことなのだと気づき、一般歯科を主軸に置いた診療に携わるという自分なりの方向性も見えてきました。

お二人が診療で大事にしていることを教えてください。

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【松下院長】患者さんが一番困っていることをできるだけ速やかに解決することが最も重要だと考えています。そのためには、患者さんのお話をよく聞くことですね。場合によっては、患者さんの訴えと実際の状況が合致しないこともありますが、それでも患者さんの目線で主たる訴えを見極めたいと思っています。患者さんの気持ちを理解することから始めて、安心して治療を受けていただくことがポリシーです。
【川脇先生】患者さんの意見を取り入れつつ、お口の健康をいかに保つかを考え、ずっと長くおつき合いさせていただけるような治療を心がけています。患者さんの思いに応えながら、将来を見据えて良くないことは良くないとお伝えできる関係でありたいですね。

新時代の歯科医院をめざし10年をかけて次世代へ継承

事業継承に対するお二人の思いを聞かせてください。

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【川脇先生】技術や基礎は大学で学びますが、当院に勤務し真実先生から一番教えられたのは、患者さんとの関わり方についてです。開業されてバリバリ仕事をして、地域の皆さんに慕われている真実先生は、歯科医師としての憧れであり理想です。今はまだ子育ての真っ最中ということもあり、すぐに当院を全面的に引き継ぐことは家族にも負担をかけてしまうのでできませんが、真実先生が柱としていてくださる間に、歯科医師としての技術や患者さんとの関わり方を学び受け継いでいきたいですね。
【松下院長】できる限り高水準な医療を提供するために、日々研鑽を積み、皆さんの歯科医院でありたいという考えに変わりはありません。私にとって一番大事なのは、地域の皆さんへの恩返しです。これから10年計画で、新しい時代に沿った歯科医院へと院内改革を少しづつ進めていこうと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

【川脇先生】私も子どもがいるのでわかるのですが、お子さんのいるお母さんたちはなかなか時間が取れず、自分のことを後回しにしがちです。病院へ行くと子どもがうるさくするから我慢してしまうということもあると思いますが、当院は「お子さん連れでもどうぞいらしてください」というスタンスで診療しています。子育て世代も気軽に来られる、そんな歯科医院でありたいと思っているので、何か気になることがあったら、いつでもいらしてください。

最後に、今後の展望をお願いします。

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【松下院長】患者さんに育ててもらった当院なので、地域の皆さんのために永続的でありたいと思います。当院においても、専門性の高い治療をここで行える体制を整え、歯科医師やスタッフが働きやすい環境づくりなど、新しい時代に沿った歯科医院でありたいですね。今の歯科大学と私たちの時代の歯科大学では教育内容も大きく異なります。川脇先生の時代のように、自分たちで立証して考える歯科治療を取り入れ、次の世代のマミ歯科へとつなげていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミッククラウン:8~10万円(税別)
自費義歯:30万円(税別)
インプラントオーバーデンチャー:50万円~(税別)
インプラント治療:35万円(税別)
歯列矯正:30万円~(税別)
オフィスホワイトニング:2万円/1回(税別)
※上記は、代表的な自費診療の料金です。症例によって種類や価格が大きく変わります。

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