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村松 正法 先生の独自取材記事

ねりま皮フ科クリニック

(練馬区/練馬駅)

最終更新日:2022/09/15

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都営大江戸線と西武池袋線が乗り入れる練馬駅。駅から徒歩1分という立地に位置する「ねりま皮フ科クリニック」は、開業から19年という歴史あるクリニックだ。母である院長とともに診療を行うのは、息子の村松正法先生。皮膚科診療は夏が一番忙しいそうで、「あせもや湿疹、虫刺されやじんましんなど、皮膚症状の多くが夏に出るからです」と話す。診療室の机には、キャップの色が異なる塗り薬が多数入った箱が置かれている。これは、患者がどの薬がなくなったかを医師に伝える際、色で判別できるようにするためだという。「院長の発案です」と笑顔で語る村松先生。そんな患者目線を大事にする母の姿勢を受け継いだ先生に、皮膚科診療に対する思いや、プライベートのこと、今後の展望などさまざまな話を聞かせてもらった。

(取材日2022年7月14日)

原因を追及し、一人ひとりに合った対処法を

なぜ練馬を開業地に選んだのでしょうか?

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2003年に院長である母が開業したのですが、もともと練馬に住んでいたことと、それまで勤務していた市中病院の患者さんも通えるようにということで、この場所を選んだと聞いています。患者さんの多くは地元の方なので、たまに同級生や後輩と遭遇することもありますよ(笑)。

クリニックに在籍している医師の特徴を教えてください。

院長の他に私と非常勤の女性医師が勤務しています。男女の医師がいることで、幅広いお悩みの患者さんに対応できるようにしております。院長は患者さまとのコミュニケーションを大切にしているので、一人ひとりに対ししっかり時間を取り、丁寧に話を聞くように心がけているそうです。私は大学病院に所属しているので、最先端の知識や治療法を提供できるようにしております。他のクリニックで診断がつかなかった場合や慢性的に繰り返し、原因がわからなくて困っている患者さまに対応できるようにしております。

どのような症状で来院される方が多いですか?

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お子さんからご年配の方まで受診しており、湿疹、ニキビ、水虫、イボ、やけどなどといった日常的な疾患から、手術が必要な粉瘤やほくろで受診される方が多いです。よくこんな些細なことで病院に来てすいませんという患者さまがいますが、肌のカサカサ1つを取っても立派な治療適応があります。特にお子さまでは、早い段階から健康なお肌を保つことで大人になってからのアレルギー症状の予防につながることがあります。皮膚に関することはなんでも相談してください。

どのような検査を行っていますか?

幅広く病気を診断できる採血検査やアレルギーの有無を知るパッチテスト、その他、顕微鏡を用いた水虫の検査、良いほくろ・悪いほくろを見分けるためのダーモスコピー、帯状疱疹やヘルペスの抗原検査などいろいろな検査を積極的に行っております。必要があれば局所麻酔を用いた皮膚生検術を行うことがあります。

多角的な視点を持つことで、重大な疾患を見逃さない

訪問診療も行っているそうですね。

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はい、行っています。院長はクリニック周辺の地域を、私はもう少し広い範囲で訪問診療を手伝っています。私の訪問先はターミナルケアが多いのですが、院長は近隣の介護施設などを回り、水虫など日常的によく見かける疾患の治療を行っています。訪問診療を通じて少しでも地域の方が快適に過ごせるお手伝いができたらうれしいですね。

先生から見て、院長先生はどのような診療をされますか?

とても丁寧な診療を行っていると思います。もちろん私も丁寧な診療を心がけていますが、院長は、薬の塗り方も実際に細かく患者さんに教えているようです。実際に患者さまにステロイド外用剤を処方しても、十分な量を塗れていない人が散見されるので、ステロイド外用剤を処方した際は毎回の受診でどれだけのステロイドが残っているかをフォローするため、きちんと塗れているかを確認していると聞いています。

患者さんと接する際に大切にしていることは何ですか?

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大きな病気を見逃さないようにすることです。『かかりつけ医』として適切な検査・診療を行い、さらに高度な治療が必要な場合は総合病院や大学病院へ速やかに紹介しています。もちろん当院で診療ができると判断した場合は、診療を行っていますね。診療においては、患者さんの1つの症状を見たら必ず複数の鑑別を挙げるように意識しています。その中で的を外さないように系統立てて治療を行っています。皮膚疾患の半数は、ステロイド外用で症状の改善が期待できますが、どういう診断名で治療するのか患者さまにお伝えするように努力しています。また、最新の治療を提供できるように心がけています。ご存知の方もいると思いますが、今はアトピー性皮膚炎はステロイド以外の治療が増えてきています。常に、長期的な目で見てステロイド外用が減らせるよう工夫し、患者さまと一緒に病気に向き合っています。

患者の気持ちに寄り添う診療を心がける

医師になろうと思ったきっかけはありますか?

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私自身が小児がんを経験した影響が強いです。生まれて間もなく左脚に肉腫があり、何度も手術を経験しました。小さい頃から手術を繰り返したため、高校生になった頃には両脚の長さが変わってしまいました。そこでその頃、今のがん研有明病院に入院し、脚延長手術というのを受けました。これは人工的に骨折をさせ、骨が自然治癒する力を利用して骨を伸ばす手術です。骨にボルトを入れて1日1ミリずつ伸ばしていきます。何ヵ月も入院したんですがその時の同室の友達は自分よりつらい境遇な子もいました。そのような友達と触れ合ううちに自然と医師になりたいなと思うようになっていったんです。皮膚科を選んだのは、親が皮膚科なので興味があったのと、手術や抗がん剤治療、全身管理、総合的に患者さんを診られる点に魅力を感じたからです。自分は足が悪く松葉杖をついていますが、いろいろな働き方ができるのも皮膚科の魅力と考えました。

ご自身の経験が今につながっているのですね。ところで、先生はどのような趣味をお持ちですか?

趣味はバンド活動で、ドラムを担当しています。大学時代はバンド一筋で、大きなライブハウスで演奏をしたこともあったんですよ。社会人になってからも新型コロナウイルスが流行するまでは、2年に一度くらいのペースでライブも行っていましたね。今でもたまに仲間同士で集まって演奏しています。あとはスポーツ観戦が好きなので、アメフト部のマネージャーもしていました(笑)。今は、4歳と5歳の子どもがいるので、休日は家族で一緒に遊びに出かけることが多いですね。

今後の展望や読者へのメッセージをお聞かせください。

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当院は母である院長と私、その他の非常勤医師と複数の医師が在籍しているので、幅広いお悩みの患者さんに対応できると考えております。早期発見、早期治療のできる『かりつけ医』として、地域に根差したクリニックになることが目標です。日帰りで対応可能な粉瘤などの手術も積極的に行っているのでお悩みの際は是非いらしてください。SNSの普及でクリニック受診の患者さんのニーズも変わってきている印象を受けます。できるだけ、それに応えられるよう、保険診療では難しいところは、次の選択肢として自由診療も行っていきます。皮膚のことならなんでも気軽に相談してください。

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