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千早 洋嗣 院長の独自取材記事

千早デンタルクリニック

(調布市/調布駅)

最終更新日:2021/10/12

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック main

調布駅中央口を出て南に徒歩1分の「千早デンタルクリニック」。平日は21時まで診療していることから、会社帰りに立ち寄る人も数多い。院長を務めるのは、祖父の代から続く歯科医院を受け継いだ千早洋嗣先生。先々代がこの地で「千早歯科医院」を開業してちょうど50周年を迎えた2012年に、同院を新たにオープンさせた。それまでビル2階にあったクリニックを1階に下ろし、内装や間取りも一新。待合室はベージュが基調の温かみある落ち着いた雰囲気の空間に仕立てた。「親しみやすさと高級感のバランスを考えてインテリアを配しています」と穏やかな笑顔で話してくれた千早院長。そんな院長に同院の理念、特色、さらにはプライベートについて話を聞いた。

(取材日2021年2月24日)

審美面にこだわった診療やインプラント治療を提供

クリニックのコンセプトや得意分野を教えてください。

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック1

「より良い治療を地域の皆さまに」をコンセプトに一般診療から予防歯科、矯正歯科、入れ歯治療、審美歯科やインプラント治療まで幅広く対応しています。特に得意なのは審美歯科とインプラント治療。この2分野について長年深く学んできましたし、今も学び続けており、その知識と経験を地元の方々に還元していきたいと考えています。また当院では歯科技工士をお選びいただけるようにもしているんですよ。技工士によって技工物の仕上がり具合は異なってきます。特に前歯に関しては顔や唇とのバランスによって表情全体が変わってくるので、実際に技工物をはめてから私と技工士、患者さんの3人で全体のバランスなどを見て修正点を話し合うようにしています。それにホワイトニングを専門的に学んだ歯科衛生士が常駐しているのも当院の特色ですね。

矯正歯科にも力を入れているそうですね。

月2回、矯正の専門家を招いて行っています。当院の矯正の特徴は矯正の専門家と補綴や外科を行う院長とそれぞれの専門家が連携して診断、治療を行っていくこと。矯正のみ行う歯科医院だと「他院で虫歯治療後に矯正を」と提案される場合もあるようですが、当院ではそのようなことはありません。お口全体の状態を診て必要であれば矯正前・矯正中に虫歯治療を行いますし、矯正後にはホワイトニングやメンテナンスもお受けいただけます。用意する矯正法も幅広く、目立ちにくいマウスピース型装置を用いた矯正や舌側矯正、インプラント治療と組み合わせた矯正も可能なのでニーズに沿った提案をし治療します。インプラントと組み合わせる方法は周囲の歯への負担も少なく、矯正にかかる期間が短縮できることも。このような方法で「矯正期間をなるべく短く」とのご要望にも応えています。その方の生活スタイルに合わせて矯正を進めますのでぜひご相談ください。

院内設備や内装での特徴を教えてください。

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック2

院内感染対策という観点から、厳しいヨーロッパ基準に則った器具滅菌ができる「クラスB滅菌機」をリニューアル開業時に導入しました。今の社会状況の中でも安全性を確保できるような感染対策設備を、以前から取り入れてきたんですね。診療に用いる機器についても歯科用CTや歯科用レーザー、ホワイトニングの機器に至るまでクリニックとして過不足なくそろえられたと思います。また、内装を新しくするにあたり快適性を重視しました。例えば採光の面。待合室の窓を広く取り、診療室のパーティションもガラスにして日の光を取り入れられるよう工夫してあります。オペ用の診療室は個室ですがそれ以外は半個室にして、プライバシーを確保しつつ閉塞的にならない造りにしました。

患者さんとの接し方で心がけていることを教えてください。

敬意を持って丁寧に接したいと考えています。その上でそれぞれの方が何を求めているのか、困っていることは何なのかをしっかりと理解できるように心がけていますね。治療に関することはとにかく一生懸命ご説明し、それ以外の話は患者さんのペースに合わせてお気持ちを的確に読み取っていきます。また患者さんへの情報提供も大切にしています。クエスチョンがついたまま治療が始まって終わってしまうと、もしかしたら後悔を生むかもしれない。そのためにどんな小さな疑問もクリアにしてから治療をしましょうと必ず伝えています。

学びと実践を続け、技術を磨いていく

開業以前の経歴をお聞きかせください。

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック3

大学卒業後は都内の歯科医院に勤務し、開業するまでの12年間ずっとそこにお世話になっていました。そちらでさまざまな症例にふれる機会をもらったおかげで、歯科医師の基礎を築くことができましたね。またこちらの院長から「勤務中以外も常に勉強し続けるように」と教えられました。勤務医2年目からは平日は10時から21時まで通常診療を行い、休みの土曜日に学位の取得を念頭に置いて日本大学歯学部病理学教室に通い始めたんです。病理学は臨床には直結しない分野なのですが、知識として身につけておいて損はないと考えました。臨床の現場では学べないことでしたから若い頃に勉強できて良かったと思っています。

インプラント治療と審美歯科を、どのようにして学んだのか教えてください。

勤務するクリニックがインプラント治療を得意としていたことから、私もこの治療に興味を持つように。さらに母方の従兄弟の勧めもあってインプラント治療を専門に勉強するようになりました。実は叔父と従兄弟も歯科医師で叔父は古くからインプラントに携わっています。また審美歯科を学び始めるきっかけも同様で、従兄弟自身も教えてもらっていた審美歯科を専門とする先生を紹介してもらって勉強させていただきました。今ではその先生が歯科医師向けに講義と実習を行うコースのインストラクターを務めさせてもらっています。

別のクリニックでも経験を積まれたとお聞きしました。

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック4

歯科医師になって7年目からは都内にある別のクリニックにも勤務し始めました。始めは見学に伺ったのですが、逆にお誘いをいただくことになりました。院長は私が当時勤めていたクリニックのことをよくご存じで、私のインプラント治療と審美歯科を得意としているところを評価してくださいました。歯科医師が大勢いるクリニックで診療スタイルもさまざまでしたが、私自身はそれまでに身につけてきたスタイルで診療を行ったところ、それを望んでくださる患者さんがたくさんいらっしゃることがわかりました。また講演をするようになったのもこちらのクリニックにお世話になったのがきっかけでした。

新しい情報を患者にフィードバックしていきたい

歯科医師になろうと思ったきっかけは何でしたか?

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック5

歯科医師になろうと決めたのは高校2年生に上がる時です。航空会社に勤める親戚も多くいたため、理系か文系かを選ぶ時に歯科医師になるかパイロットになるかで悩んでいました。歯科医師なら理系、パイロットなら文系。そういう2択だったんです。それで理系を選びました。従兄弟も歯学部に進んでいましたし、家業を継ぐべきかなと考えたんですね。子どもの頃から憧れていたのはパイロットでしたし、両親から歯科医師になれと言われたこともありませんが、最後これしかないという決心がついたんです。ただ今にして思えば、この仕事はとてもやり甲斐がありこの道に進んで良かったと思っています。

ヨットに打ち込まれたこともあったとか。

ヨットは中学生の頃から始め、プロも混ざっている本格的なチームで国内外のレースに出場していました。瞬時に変化する環境に対していかに対応するか、という意味では歯科医師の仕事にも通ずるところがあり、治療でも何か一つでもミスがあるとすべてのバランスが崩れてしまいます。一つ一つを確実に積み上げる事によって最終的にいい結果に辿り着きます。また周りの大人の方と話すうちにコミュニケーション術についても勉強でき、ここで学んだことも診療する上で役に立っていると感じますね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

千早洋嗣院長 千早デンタルクリニック6

審美歯科とインプラント治療に関しては常に新しい情報を集めるようにしています。全国の先生方と横のつながりもありますし、勉強会にも積極的に参加しています。そうやって得た知識や技術を多くの患者さんにフィードバックしていきたいと考えています。また当クリニックはスタッフの雰囲気が良いことも大きな特長です。患者さんにホスピタリティーを提供できるかどうかを見定めてスタッフを採用していますし、気遣いのできる面々がそろっていると思いますよ。チームワークもいいですね。お口のことでお困りであれば、ぜひお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

審美歯科/5万円~、ホワイトニング/3万9600円~、インプラント治療/45万円~、歯列矯正/20万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/22万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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